• TOP
  • 食の発見
  • 季節の恵みを味わおう! 野菜のプロに聞く、カレーにぴったりな夏野菜のおいしい食べ方
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

季節の恵みを味わおう! 野菜のプロに聞く、カレーにぴったりな夏野菜のおいしい食べ方

  • 2017.08.08
  • 食の発見

大人も子どもも大好きなカレーライス。特に暑い夏はスパイスの効いたカレーが恋しくなりますね。カレーに入れる具材も、せっかくなら旬の食材を使ってみるのはいかがでしょうか?

今回は、カラフルな彩りで食欲をそそる夏野菜に注目。「この野菜はどのように調理すればよりおいしく食べられるのか」、「この時期のどんな野菜がおいしいのか」など、カレーに合う夏野菜と調理のコツを、都市と地方をつなぐ八百屋として、都内に9店舗(2017年7月10日現在)を展開している「旬八青果店」さんに、お聞きしました。

旬八青果店さんは、産地やさまざまな品種の野菜を食べ比べ、最もおいしい時期の野菜を提供する、旬にこだわった八百屋。野菜のプロによる、夏野菜カレーをおいしくするアドバイスは必見です!

カレーにぴったりな夏野菜は?

“カレー”とひとことで言っても、スパイスの配合や調理方法によってバリエーションはさまざま。だからこそ、よりおいしくいただくために、カレーの種類に合わせた食材を選ぶことが大切です。

たとえばルーに少しとろみがついている日本のカレーには、水分量の豊富な野菜がおすすめ。夏野菜でいえば、ピーマンやパプリカ、ナス、ズッキーニなどがカレーにはよく合います。

なかでも、熱を通すとさらに食べやすくなるピーマンは、カレーとの相性もぴったり。赤や黄など色とりどりのピーマンやパプリカは、一般的な緑のピーマンよりもビタミンA、C、Eなどが多く含まれていると言われているため、見た目も鮮やかで栄養満点なカレーが作れますよ。

また、水分が多くサラッとしてスパイスが効いたカレーには、甘みのあるじゃがいもやかぼちゃを加えることで、味に深みが出ます。かぼちゃは冬が旬だと思われがちですが、夏に収穫された採りたての7月から12月頃までが食べ頃。ビタミンCが豊富に含まれているため、食欲が減退してしまいがちな夏におすすめしたい野菜のひとつです。

おいしいカレーを作るために知っておきたい、夏野菜の調理方法

キュウリ、ナス、トマトなどの夏野菜には、水分を多く含み、カリウムが比較的豊富に含まれているのが特徴のひとつ。うだるような暑さの続く夏に食べると、体を冷やしてくれるとも言われています。

特にナスには話題のポリフェノールなどの栄養素が含まれるため、この時期にぜひ食べてほしい野菜のひとつ。ただし、ナスのように水分が多い野菜は、カレーの具材として煮込み過ぎると煮崩れを起こし、カレーそのものの味が薄まってしまうことがあります。

そこで煮込み過ぎを防ぐために、煮込む前に一度油で手早く炒めてみましょう。このひと手間で野菜そのもののうま味をしっかりと閉じ込めることができます。ポイントは、油を吸い過ぎないようにナスに炒める前に塩を軽く振ること。炒めた後にカレールーと一緒に弱火で数分煮込めば、さらにおいしい状態のナスを食べることができますよ。

同様に、ピーマンやパプリカも軽く塩を振った後にフライパンで炒めると、おいしさが際立ちます。こちらはカレールーで煮込むのではなく、カレーに添えると食感を損なうことなく、おいしくいただくことができます。

また水分が多いキュウリは、浅漬けやピクルスにしてカレーに添えてみてはいかがでしょうか。酢の効いたピクルスは、夏でもさわやかに食べることができ、夏野菜カレーの付け合わせにぴったり。

夏に旬を迎えるキュウリは、(写真左から)四葉キュウリ、フリーダムキュウリ、ガーキンキュウリ、うぐいすキュウリ、純白キュウリ、青キュウリなど、いろいろな品種が出回ります。なかでもピクルスを作るなら皮がしっかりしているガーキンキュウリがおすすめ。瑞々しく淡白な味は酢との相性も良く、普通のキュウリに比べて小さいのでちょっとだけ食べたいという方にもうれしいですね。

ほかにも、にんじんやナス、オクラもおすすめ。甘酢に漬けるだけで簡単に作ることができるため、作り置きして常備しておくといいですね。

野菜が苦手なお子さまにも食べやすいカレーを作るには?

野菜が苦手なお子さまでも、カレーならば苦手な野菜も気づかないうちに食べられるかも!?そこで、野菜をよりおいしく食べてもらえるように、調理方法にひと工夫加えてみましょう。

見た目も鮮やかなトマトは、栄養価も高い野菜ですが、その食感や青臭さが苦手なお子さまは少なくありません。そんなときは、細かくカットしたトマトを水や油は加えず、ローリエなどのハーブと一緒に鍋へ入れて、ひと煮立ちをさせた後に、カレーと混ぜ合わせてみましょう!細かくすることでトマトの独特な食感を解消でき、さらにハーブで風味付けをすることで青臭さを抑えることができますので、試してみてください。

夏野菜をふんだんに使ったカレーで、暑い夏を乗り切ろう!

夏の太陽の光をいっぱい浴びて育った野菜が多く出回る季節。彩りも鮮やかで味もしっかりとした旬の野菜を使って、よりカレーをおいしく食べるためのポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか?

まだまだ暑い毎日が続きますが、そんな夏野菜がたっぷり味わえるカレーを食べて、元気に過ごしてください!




プロフィール

旬八青果店
旬の青果にこだわった八百屋。日本各地の農産物を独自ルートで仕入れ、「新鮮・おいしい・適正価格」で、販売スタッフの元気なコミュニケーションとともに届けている。 http://shunpachi.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック