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生姜専門店に聞いた、冬にこそ食したい生姜のトリビア&レシピ

  • 2017.12.12
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冬が近づき、生姜のど飴や生姜湯など、生姜に関連する商品がお店に並ぶようになりました。生姜は熱を加えてから頂くと、体を温める働きがあるといわれ、寒い冬に嬉しい食材といえます。しかし、生姜は料理に使うときは薬味として使うことが多く、素材そのものを味わったことがあるという方は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、生姜専門店GINGER FACTORYの代表を務められる古谷さんに旬の話から保存方法、手軽にできる生姜を使ったレシピまで、生姜に関するさまざまな知識をご紹介いただきました。

実は誤解だらけ?知られざる生姜のトリビア


1.生姜を冷蔵庫で保存するのはNG!?
スーパーなどで購入した生姜を、みなさんはどのように保存していますか?

多くのスーパーで冷蔵スペースに生姜が置かれていることから、ご家庭でも冷蔵庫に入れて保存している方が多いかもしれません。しかし、実はこのように冷蔵庫に入れて保存する方法は、あまりおすすめできません。生姜の最適な保存状態が、「気温15度、湿度90%」であるのに対し、一般的な冷蔵庫内の温度は0〜10℃。この室温だと生姜が痛みやすくなってしまうのです。

基本的に、生姜の収穫は10~11月に行われ、収穫したての新生姜を寝かせて根生姜にします。多くの生姜農家が気温と湿度に気を配り、丁寧に貯蔵した根生姜が出荷されることから、私たちのもとには年間を通して生姜が届くというわけです。

気温や湿度は地域や季節によって異なるため、一般のご家庭で厳密な管理は難しいと思いますが、気温が高くなる春から夏にかけては、冷蔵庫の野菜室に入れて保存。また秋から冬にかけては、室内の比較的涼しい場所で保存するとよいでしょう。

2.新生姜の季節は春先から初夏ではない?

一般的に新生姜の季節といえば、春先から初夏だと思っている方は多いのではないでしょうか。厳密には収穫したばかりのものを新生姜と呼び、収穫時期は秋が正解。

では、なぜそのような勘違いが起きてしまっているのでしょう?その理由は、春先になると「新生姜を梅酢に漬けたい」という人が急増したことが影響しているのではないかと考えられています。そうした市場のニーズに対し、生姜農家の方々がハウスでの栽培を始め、春に「漬物用の新生姜」を出荷するようになったことから「新生姜=春」というイメージが広まったようです。

3.生姜の芽は生姜好きの間で珍味とされている。

同じ根菜類のじゃがいもの「芽が毒」という認識と混同して、生姜も「芽を食べてはダメ」だと思われがち。

ところが、実は生姜の“芽”が出ているものは出ていないものと比べて生命力が強い証。、生姜好きの間では珍味として好まれています。

また芽が生えた生姜を春先に植えると秋には収穫することができます。生姜の芽を味わうもよし、植えて育てるのもよし、生姜の楽しみ方は多様です。

薬味だけじゃもったいない!生姜を美味しく味わうための方法。


そうめんや豆腐などの薬味として使われることの多い生姜ですが、料理の隠し味として使うことで、味に奥行きができます。よく洗って皮ごとすりおろした生姜や、スライスした生姜を一度、騙されたと思って、カレーに入れてみてください。味に深みが出て、より美味しく食べられますよ。

生姜好きの方には「薄くスライスした生姜に、味噌やマヨネーズをつけて食べる」のもおすすめ。お酒のつまみにぴったりなので、ぜひ試してくださいね。

また、生で大量に摂取すると、強い辛さを感じることから「生姜を入れすぎると辛くなってしまう」と思われがちですが、火を通すことによって、この辛みは和らぎます。

薬味としてはもちろん、そのもの自体や隠し味としても味わい深い生姜。次は香りも楽しめるレシピをご紹介します。

◎生姜炊き込みご飯

炊き上がった瞬間からただよう、生姜の香りがたまらない一品です。普段の炊飯にひと工夫加えるだけで調理できる、手軽さも嬉しいですね。

<材料 2人分>
・お米 3合
・生姜 2片(お好みで入れる量は増やしても可)
・ちくわ 適量
・にんじん 適量
・しいたけやまいたけなどのキノコ類 適量
・厚揚げ 適量
・料理酒 大さじ2
・醤油 大さじ2
・だしの素 適量
・塩 少々

<作り方>
① お米を研ぎ、皮をむいた生姜を千切りにする。
② にんじんは千切りにし、キノコ類は石づきを切って小さめに分ける。厚揚げは1cmくらいの角切りにする。
③ 炊飯器にお米を入れ、だしの素、塩、酒、醤油を加える。
④ 調味料を含めて水分量が3合の目盛りに合わせるように、水を入れる。
⑤ 生姜を入れて混ぜ込んだら、通常の炊飯方法で炊く。

〜調理のPoint〜
生姜は細く千切りするのも良いですが、少し太めにすると、よりさわやかな香りと食感が感じられ、生姜の風味を存分に楽しむことができます。
 

新しい知識をもとに、生姜をより味わおう!


さまざまな生姜にまつわる知識やレシピはいかがでしたか?今回ご紹介した知識を生かして、料理をグレートアップさせてみるのも良いでしょう。ぜひ、明日から試してみてくださいね。



プロフィール

GINGER FACTORY/生姜専門店
「あなたのココロとカラダを温めたい」をコンセプトに、生姜をはじめ生姜に関する商品の通販を開始。そのほかにもさまざまな情報やイベントなども実施し生姜の魅力を広めるべく尽力する。

ホームページ:http://ginger-factory.net/

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