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簡単!お手軽!美麗!な料理写真の撮り方を フォロワー数7万人のインスタグラマーに聞いてみた

  • 2016.06.07
  • 食卓を彩る

ここ最近、世間をにぎわす写真メインのSNS、instagram(インスタグラム。通称、インスタ)。サイトを訪れてみれば、そこにはオシャレでカワイイ写真が一杯です。そして、特に目に付くのが、きらびやかな料理の写真の数々……。

そうです、世界中の一般ユーザーが自慢の料理を撮影し、美しい”作品”として写真を共有し合い、交流を楽しんでいるのです。

皆さんの中にも、日々インスタを活用しているかたはいらっしゃるはず。せっかくの自慢の料理と写真をアップするなら、みんなに「いいね!」と言ってもらえるものをアップしたいところ。ならば、人気のインスタグラマーさんに、写真撮影のコツを聞いてしまうのが早道です。

今回はフォロワー数7万8,000人を誇る人気インスタグラマーのtomy_tomy(以下、tomy)さんに、作例とともに料理をキレイに美味しそうに撮るためのノウハウを本サイトの編集部員が聞いてきました!

ちなみに、tomyさんは現在主婦で、4〜5年前にインスタを始めるまではほとんどカメラに触ったこともなかったそうです。だからこそ、皆さんでもきっとマネできるテクニックが満載です。早速今日のゴハンの撮影から取り入れてみましょう!

ステキな写真は白+緑、赤、黄色で作る!

ーよろしくお願いします。tomyさんのタイムラインは、すごくキレイでカワイイですよね!こんな風に写真を撮るために気を付けている事ってなんですか?

tomy:揚げ物とかお肉とか、食事って普通に作って撮ると、どうしても茶色っぽくなってしまいますよね。ですから、まず心がけているのは色を入れることです。具体的には緑、赤、黄色を入れるとカラフルになります。こういう色は野菜やフルーツで取り入れやすいので、食卓が華やかになるんですよ。

ーなるほど。特にオススメの食材ってありますか。

tomy:時期にもよりますが、イチゴがオススメです。イチゴはそのままでも赤がキレイですし、真ん中で切って、断面を見せてもカワイイんですよ。

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▲下にお皿を並べることで、イチゴの赤みが目立ちます。tomyさんがご紹介していた、断面を見せるテクニックもかわいいですね!

ーそういえば、tomyさんのタイムラインにはイチゴがよく登場しますね。

tomy:そうですね。目玉焼きも黄色がキレイなので使いやすいですよ。何よりカラフルな写真を撮るためのカラフルな食事って、野菜が入ってくるから、栄養のバランスが良いですよね。

ー確かに!目にも身体にもいい食事なんですね。他に色あいで気を付ていることはありますか?

tomy:なるべく白を背景に撮るようにしています。こうすると明るくて、清潔感のある写真になりますから。シックで大人っぽい写真も個人的には好みなんですけれど、家にあるのは、北欧系の白っぽいお皿が多いんです。ですから、写真のトーンは食器に合わせて白を基調にしたものを撮ることが多いですね。

ー白い食器なら、ほとんどのご家庭にあるからマネしやすそうですね。

tomy:白いクロスを敷くだけでも違うと思います。色を差していくのであれば、食器の下に色の入ったリネンを敷くのも効果的ですよ。

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▲tomyさんの写真は白いビンテージ調の板をバックに撮ったものがたくさん。この板は撮影用に用意したものだそう。格子柄のリネンもtomyさんがよく使うアクセントを与えるテクです。

構図の基本は「俯瞰(ふかん)、寄り、引き」

ーさて、色の次は構図です。こちらも自信のない方が多いと思います。インスタでは被写体を真上から撮る俯瞰構図(ふかんこうず)が大流行ですが。

tomy:私の写真も俯瞰は多いですね。まず俯瞰で撮ると、家の壁が見えないので、生活感を消しやすいんです。布や板など、何かしらの背景を用意するだけでいいので、取り入れやすいですよ。

ー確かに、これなら自宅でも余計なものが写らない構図が作りやすいですね!でも、tomyさんも斜め上から撮った写真が結構ありますよね。

tomy:サンドイッチやバーガーやケーキみたいに、”高さ”を見せたいときは真横や斜め上から撮影しています。こういう場合は、背景がなるべくスッキリ見える場所で撮る、といった工夫が大事です。それもただ白い壁を背景に撮るのではなく、さり気なく植物を入れると、緑が入ってカラフルになります。

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▲真横から撮影することで、バーガーの高さとボリューム感がばっちり表現されています。右上にさり気なく配置された観葉植物で色あいをプラス!

ーたくさんの料理の配置は難しそうですが、tomyさんの場合、いつも品数がすごくたくさんありますよね。こういった要素をどう配置していくのですか?

tomy:夫と子どもがいるので、どうしても品数は多くなってしまいます(笑)。こういう場合は、とにかくまずは置いてみること。コツは被写体をギュッとまとめて置いて、余白を出さないことですね。そのためには、2人分程度のメニューを置いて、それをちょっと広めの構図で撮る。センス良く余白を出した構図で撮ってみたいのですが、私はどうも苦手です。

要素を配置した後は、私自身がテーブルの周りをグルグル歩いて一番良い構図を探すんです。大体、3方向くらいから撮ってみて、一番キレイに見える構図の写真をアップしています。

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▲余白を埋めるコツはカトラリー、リネン、ドリンクなどを”散らす”ことだとか。場合によっては紙吹雪やコーヒー豆などを入れ込み、華やかな雰囲気を演出するそう。

ー広めに撮るとは、いわゆる”引き”の構図ですよね。逆に品数が少ないときはどうやって余白を潰すのですか。

tomy:お皿の数が少ないときは、まずワンプレートのメニューにして、その上にメイン、野菜なんかを置きます。プレートの上にギュッと要素をまとめるイメージです。そして撮影の際は、今度は逆にアップで撮ると、余白を感じさせない写真が撮れますよ。

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▲パスタのような一皿で完結するメニューならば、このようにアップ、つまり”寄り”で撮るのがポイント。それでも背景にフルーツ入りのドリンクを入れて、色味を足しているのはさすが!

撮る場所の工夫と、加工で明るい写真を撮る

ーだいぶコツが分かってきたような気がします!tomyさんの写真はどれも雰囲気が明るくてステキですが、どれも食卓で撮っているのですか。

tomy:いえいえ。自宅のダイニングスペースは、小窓があるだけなので実は結構暗いんです、ですから、写真を撮るときは、大きな窓があるリビングに移動することもありますよ。撮影に使う光は全て窓から入る自然光だけです。プロのカメラマンさんみたいに照明を作ったりはしません。

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▲明るいトーンがtomyさんの写真の持ち味。ちょっとした工夫でこうした写真が撮れるとか!?

ーそれは色んなご家庭でマネしやすいですね!光の向きは気にしていますか?

tomy:実は、光の向きってよく分かっていなくて(笑)。何パターンか試してみて、一番キレイに各要素が明るくなっているパターンを選ぶようにしています。

ーちょっと逆光くらいの写真がインスタでは流行っているようにも感じますが。

tomy:そうですね。でも、逆光と言われても、やっぱりイマイチ分からないんですよ(笑)。ですから、板の上で撮影する場合は、板ごとグルグル回して、一番良いところを探します。とはいえ、後の明るさの調整は、ほとんどインスタのアプリ上でやってしまうので。

ーそうなんですか!加工するときのコツを教えて下さい。

tomy:加工の時に使うのはインスタだけです。しかも、加工するポイントは結構決まっていて、明るさ、コントラスト、シャープネスを上げていくのが基本ですね。あと、思ったような発色が得られなかったときは彩度を上げています。

ー結構シンプルなんですね。なんだか私たちにもできそうな気がしてきました。撮影のアイデアはどんなところから得るんですか?

tomy:他のインスタグラマーさんの写真を参考にすることが多いですね。そこからインスピレーションをもらってアップすると、その方が反応してくれたりして、結構盛り上がったりしますよ。こういったコミュニケーションの楽しさも、共有する面白みじゃないでしょうか。

ーさっそく私たちも実行してみます。ありがとうございました!

さて、tomyさんにアイデアを伝授してもらったら、さっそく実践!次ページでは編集部員がコロッケを題材に、tomy流ステキ料理写真の撮影にトライします!

コロッケがオシャレバーガーに変身!

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今回の撮影に取り出したるは、ニチレイフーズの「お弁当にGood!®衣がサクサク牛肉コロッケ」。皆さんの食卓やお弁当にもよく登場しているであろう、大定番アイテムの冷凍コロッケです。こちらをメインに、まずは編集部員が何も考えずに撮影した写真が上です。

コロッケ自体は美味しそうですが、やはり寂しい。tomyさんに、もしコロッケを撮るとしたら?と聞くと、「私なら、パンに挟んでバーガーにして、高さを出します」とのご回答。というわけで、まずはバーガーを作ります。ちなみに、ここからの写真撮影は全てスマホで行っています。
 

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tomyさんの教えを守り、ただのバーガーではなく、スライストマトとレタスを挟んで、赤と緑をプラス。

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背景に配置するレモン搾りソーダも用意。黄色をプラスしてよりカラフルな絵になるように。

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tomyさんオススメのイチゴをヨーグルトに入れ、デザートとして配置。ガラスの器の内側にカットイチゴを入れ、断面が見えるように工夫します。

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明るい雰囲気にしたいので、白いクロスをテーブルに敷き撮影した完成写真がこちら。撮影後、インスタのスマホアプリで「明るさ」「コントラスト」「シャープネス」「彩度」、この写真ではさらに「影」の項目を上げています。写真加工の時間はわずか1分程。さらに撮影時には、背景に観葉植物を配置して緑を加えています。tomyさん級、とは言わないまでも、スマホのカメラで結構いい感じに撮れていると思いませんか。

家族でワイワイ撮影大会も楽しいかも

今回の撮影に使用したのは、全てご家庭にあるもの、もしくはお手軽に手に入るものばかり。でもtomyさんの教えてくれた工夫次第で、こんなにステキな写真が撮れてしまうのです。アイデア次第で、表現は無限大。ご家族でワイワイとアイデアを出し合い、自慢の写真を友達に見てもらうのも、食事の楽しさの1つかも知れませんよ。

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プロフィール

「tomy_tomy」さん/インスタグラマー
フォロワー数7万8,000人を誇る人気インスタグラマー。

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