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大人も子どもも喜ぶ!夏に食べたい、ひんやり冷たいシャリシャリ・シャーベットの作り方

  • 2017.08.01
  • 食卓を彩る

アイスクリームにかき氷、ゼリーなど、暑い季節に食べたくなるのが冷たいデザート。なかでも、さっぱりした口当たりとシャリシャリとした食感が楽しいシャーベットは彩りも豊かで、見るだけでも清涼感が味わえます。「家で作るのは難しそう」と思われがちですが、実はミキサーを使えば簡単に作ることができるんです!

今回は、家族で楽しめるフルーツを使ったシャーベットと、お酒を使った大人向けシャーベットのレシピをご紹介します。

ご自宅でも失敗しない!シャーベット作りの基本

ご自宅で上手にシャーベットを作るためには、いくつかのポイントがあります。まずはシャーベット作りの基本を押さえましょう。

① 凍った材料を砕いて混ぜる

② 攪拌は手早く!

シャーベットは、凍った材料を細かく砕いて混ぜる作業を繰り返すことでできあがります。ご自宅では、材料を凍らせてミキサーやフードプロセッサーでなめらかになるまで攪拌しましょう。消費電力[ワット数]が大きいものを使うと、さらに短時間で材料を細かく攪拌できます。
※お持ちのミキサーによっては、凍った材料の攪拌ができない場合がございます。

ミキサーやフードプロセッサーがなくても大丈夫!
(1)材料を混ぜてから大きめのバットに薄く広げ、冷凍庫で凍らせる
(2)1時間ほど経ったら冷凍庫から取り出し、凍らせた材料をフォークで砕いて空気を含ませながらよく混ぜる(5分以内で手早く)
(3)ふたたび冷蔵庫に入れて冷やし、凍ったら取り出してフォークで砕きながらよくかき混ぜる。
フォークの先でかくようにすると砕きやすいですよ。

この(1)から(3)の作業を3回ほど繰り返し、材料がなめらかになったらシャーベットの完成です。

フォークを使って作る場合のポイントは、「広めのバット」に「薄く広げて凍らせる」ということ。そうすることで、フォークでも短時間で細かく砕きやすくなるので、ぜひ覚えておいてください。おいしいシャーベット作りのコツは、素早く攪拌し、材料をできるだけ細かく砕くこと。そのように作ったシャーベットは、ふんわりとした食感となめらかな口どけに仕上がります。

③ 調理は室温の低い場所で!
材料が溶けたり固まったりといった変化を繰り返すと、シャーベットに含まれる氷の結晶が大きくなり、舌触りがざらざらしてしまいます。調理の際は、エアコンを活用をするなどしてできるだけ涼しい環境で行いましょう。

また、できあがったシャーベットは時間が経つと、溶けてベチャッとした食感になってしまいます。シャリシャリとした食感を楽しむためにも、冷凍庫からだしたらすぐに召し上がってください。

旬を彩る!家族で楽しむフルーツシャーベット



基本のシャーベット作りのポイントを押さえたら、早速作ってみましょう!今回は夏に旬を迎えるスイカとパイナップルを使ったフルーツシャーベットのレシピを紹介します。

◎夏の風物詩!スイカシャーベット
あっさりとした甘みが夏のおやつにぴったり!種を取り除いて作るので、小さなお子さまにも食べやすい一品です。

<材料 2人分>
・スイカ 200g
・グラニュー糖 10g
・ミントの葉 適量
・ジッパー付きのビニール袋 1枚

<作り方>
① スイカの皮と種を取って適当な大きさにカットし、ジッパー付きのビニール袋に入れて半日〜1日冷凍する
② ミキサーまたはフードプロセッサーに凍らせたスイカとグラニュー糖を入れて攪拌する(※ミキサー・フードプロセッサーがない方は、前項でご紹介をした方法を踏まえて、凍らせた材料をフォークを使ってできるだけ細かく砕きましょう)
③ ②を器に盛りつけ、ミントの葉を飾りつければ完成

+1ポイント
スイカの種に見立てて粒チョコレートなどを添えれば、見た目もスイカらしくなり、お子さまにも喜ばれるかわいいシャーベットのできあがり!
 
◎2ステップで完成!缶詰めを使ったフルーツシャーベット
あらかじめシロップに漬けてある果物の缶詰は、凍らせてミキサーにかけるだけでフルーツシャーベットを作ることができます。比較的手に入りやすいので、お手軽に作れることもポイントです!

ここでは、市販されているパイナップルの缶詰を使ったシャーベットを作ってみましょう。

<材料 2人分>
・パイナップル160g(約1/2缶分)
・シロップ80g(缶詰に入っているシロップを使用)
・ジッパー付きのビニール袋 1枚

<作り方>
① ジッパー付きビニール袋の中に缶詰の中身とシロップを入れ、半日〜1日冷凍する
② ①をミキサーまたはフードプロセッサーにかけて攪拌し、器に盛りつければ完成(※ミキサー・フードプロセッサーがない方は、凍らせた材料をフォークを使ってできるだけ細かく砕きましょう)

+1ポイント
おいしい缶詰シャーベットを作るポイントは、「缶詰の中身」と「シロップ」の割合を2:1にすること(たとえば、パイナップル80gに対し、シロップは40g)。市販されている缶詰は、中身に対して半分以上シロップが入っているため、そのまま使ってしまうとシロップが多くなり、味が薄くなってしまうので注意をしましょう。パイナップルのほかには、桃やみかんなどの缶詰もおすすめです。作り方は同じなので、ぜひ試してみてください!
 

晩酌のお供に!大人向けカクテルシャーベット



次にご紹介するのは、お酒やカクテルを使った大人向けシャーベット!結婚記念日やご両親の誕生日など、特別な日のデザートにいかがでしょうか。

◎食後のお口直しに最適!ジンライム風シャーベット
ジンと氷をグラスに入れライムをしぼったカクテル「ジンライム」は、ライムがアクセントになるすっきりとした風味のカクテルです。このジンライムをシャーベットにしてみました。ジンとライムのさわやかな風味は食後のお口直しにもピッタリです。

<材料 2人分>
・ジン 40ml
・水 150ml
・ライム果汁 大さじ2
・ライムの輪切り(1mm厚) 適量
・ミントの葉 適量
・ジッパー付きのビニール袋 1枚

<作り方>
① ジッパー付きのビニール袋に材料を入れて混ぜ、冷凍庫で凍らせる
② ①をミキサーまたはフードプロセッサーにかけて攪拌する(※ミキサー・フードプロセッサーがない方は、フォークを使ってできるだけ細かく砕きましょう)
③ ②を器に盛り付け、シャーベットにライムの輪切りを飾れば完成!

+1ポイント
凍らせることでアルコールのにおいは抑えられるため、アルコールはある程度気にならなくなりますが、それでもまだジンのアルコール濃度が強いと感じる人は、材料のジンを減らし、水を増やして濃度を調整してみましょう。さらに、グラニュー糖を小さじ2杯加えれば甘みが出て、より食べやすくなります。
 
◎赤ワインを使った、桃コンポートのシャーベット
フルーツをシロップやワインで煮たコンポートをシャーベットにしてみました。桃の甘みと赤ワインの渋みが合わさった上品な風味は、夜にぴったりのデザートです。

<材料 2人分>
・桃 150g
・赤ワイン 100ml
・水 100ml
・グラニュー糖 50g
・レモン果汁 小さじ1
・ミントの葉 適量

<作り方>
① 鍋にお湯を沸かし、桃の皮を湯むきした後、半分に切って種を取り除く
② 別の鍋に赤ワイン、水、グラニュー糖、レモン果汁を入れて沸騰するまで沸かし、シロップを作る
③ ②に桃を加えて蓋をする。弱火で15分ほど桃に火を通す
④ ③の火を止め、常温まで冷ましたら桃を別の容器に取り出して、冷蔵庫に入れてひと晩冷やす
⑤ ④で残った赤ワインのシロップは、バットに入れて冷凍庫で冷やす。材料が凍ったら一度、ボウルに移し、ある程度の大きさに砕いてからミキサーまたはフードプロセッサーに入れて攪拌する
⑥ グラスに⑤を入れ、④を食べやすい大きさに切り分けてシャーベットの上に乗せる
⑦ シャーベットの上にミントの葉を飾れば完成!

+1ポイント
②の工程で、粉末のシナモンやクローブなどのスパイスを小さじ1/3杯加えると、ホットワインのようなスパイシーで個性的な風味が楽しめます。ただし、スパイスには苦味があるので、加え過ぎに注意!軽く加える程度にとどめましょう。



シャリシャリとした食感が夏にぴったりなシャーベットは、簡単にできるからアレンジだって自由自在。今回ご紹介した基本のレシピをもとに、材料を変えたり、スパイスや練乳を加えたり、ご家族でいろいろなシャーベットを楽しんでくださいね!


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プロフィール

宮代眞弓/洋菓子研究家
1985年 大学家政学部卒業。シュガーアートデコレーションをパディケーキハウス稲田和子先生に師事。 ル・コルドンブルー、他にて製菓・料理を学ぶ。フランス・パリ・エコール・リッツ・エスコフィエにて製菓プログラム修了。オーストリア・ウィーンZuckerbackerei Giebisch Partyserviceにて製菓製パン研修。

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