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焼きそばやチャーハンなどにひと手間を!寒い日に体をあたためてくれる、あんかけレシピ

  • 2017.12.05
  • 食卓を彩る

寒い日に食べたくなる料理と聞かれたとき、何を思い浮かべますか?お鍋やシチュー、ポトフ、おでんなどいろいろありますが、今回、おすすめしたいのは「あんかけ料理」。だしや素材の旨味が詰まった“あん”はさまざまな料理とよくあい、さらに冷めにくいため、身体をほっこりとあたためてくれます。

そんな寒い日にぴったりのあんかけ料理レシピをご紹介します!

ポイントは片栗粉!まずは基本的なあんの作り方を押さえよう。


あんかけのあんを作る際、「ダマになってしまった……」、「うまくとろみがつかない……」と悩んだことはありませんか。なめらかでとろみのあるあんを作るのには、片栗粉を使いこなすことが大切。まずは基本的なあんの作り方と調理時のポイントを押さえましょう。

◎基本のあん
<材料 1人分>
・だし汁、中華スープなど 200ml
・片栗粉 大さじ1
・水 大さじ1

<作り方>
① 鍋にだし汁(もしくは中華スープ)を入れ、中火で沸騰するまで加熱する。
② ①が沸騰したら、一度火を止めてからあらかじめ用意をしておいた水溶き片栗粉を鍋全体に回し入れるようにして加える。
③ 再び弱火にかけたら、だまにならないよう、木べらを使ってよく混ぜ合わせる。

〜調理時のPoint〜
・レシピなどによく登場する水溶き片栗粉とは、片栗粉を水で溶いたもの。水溶き片栗粉の基本の割合は、片栗粉:水=1:1です。

・水溶き片栗粉は、できれば使う20~30分前に一度、片栗粉と水をよく混ぜ合わせておきましょう。片栗粉は、時間が経つと沈殿してしまいますが、事前に水と混ぜ合わせておくことで、片栗粉に水が浸透しやすくなります。また、使う直前には、水溶き片栗粉をよくかき混ぜ、片栗粉が溶けているのを確認して加えることが大切です。

・水溶き片栗粉を加えたら、菜箸から木べらに持ち替えて混ぜましょう。面積の広い木べらを使うことで、素早く鍋全体を混ぜることができます。
 

主食からおかずまで!食卓をあたためてくれるあんかけ料理。


◎えびと小松菜のあんかけ焼きそば

炒めた中華麺に素材の旨味がつまったあんをかけた、あんかけ焼きそば。具材の小松菜を白菜に替えると、より優しい味わいを楽しめますよ。

<材料 2人分>
・中華麺 2玉
・むきえび 50g
・ゆでたけのこ 40g
・小松菜 2株
・しいたけ 2個
・きくらげ 2g
・長ねぎ 約5cm
・しょうが 適量
・にんにく 適量

<あんの材料>
・中華スープ 1と1/2カップ
・片栗粉 大さじ2
・水 大さじ2
・オイスターソース 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・酒 大さじ1
・ごま油 適量
・酢 適量

<作り方>
⓵ 小松菜は4cmくらいに切り、ゆでたけのこは薄切りにする。しいたけは、石づきを切り落とし、薄切りにする。きくらげは水で戻しておく。長ねぎは斜め切りにする。しょうが、にんにくはみじん切りにする。
② 深めのフライパンでごま油を熱し、ほぐした中華麺を加える。焼き色がついたら皿に移しておく。
③ 同じフライパンでしょうが、にんにくを炒めたら、えびを加えて炒める。さらに小松菜、ゆでたけのこ、しいたけ、きくらげ、長ねぎを加える。
④ ③に中華スープを入れ、中火にかけてあたたまったら、オイスターソース、しょうゆ、酒を加える。
⑤ 水溶き片栗粉を加え、とろみをつける。
⑥ ②の上に、⑤のあんかけをかける。
⑦ お好みで酢をかけていただく。

〜調理のPoint〜
麺を焼くときは触らず、じっくり火を通すとカリッとした麺に仕上がります。また、深めのフライパンを使うことで麺を炒めた後、同じフライパンであんをつくることが出来るので、洗い物の量も少なく済み、効率よく調理をすることが出来ますよ!
 

◎かにあんかけチャーハン

シンプルな卵チャーハンも、かにの身が入ったあんをかければ、豪華な一品に!海鮮の風味が香る優しい味わいは、大人もお子さまも満足できるおいしさ。石づきを切り落として小分けにしたしめじやエリンギなどのキノコ類をあんに入れるのもいいですね。

<材料 2人分>
・ご飯 茶碗2杯分
・卵 2個
・チンゲン菜 2束
・長ねぎ(みじん切り) 1/3本
・しょうが(みじん切り) 1かけ
・にんにく(みじん切り) 1かけ

<あんの材料>
・中華スープ 2カップ
・かに缶 50g(およそ1缶)
・片栗粉 大さじ2
・水 大さじ2
・酒 大さじ1
・塩 適量
・こしょう 適量
・サラダ油 適量

<作り方>
⓵ チンゲン菜は茹でて、水気を絞ったら、長さ1cmくらいに切っておく。
⓶ フライパンにサラダ油(大さじ2)をひき、溶き卵をふんわり炒めたら、皿に取り出しておく。フライパンをさっとふき、サラダ油を加えたら長ねぎ、しょうが、にんにくを炒めて香りが出てきたら、ご飯を加え、ダマがなくなるよう木べらなどで切るようにさらに炒める。
③ ②で取り出しておいた卵を加え、ざっくり混ぜ合わせ、器に盛り付けておく。
④ 小鍋に中華スープと酒を加え、中火にかけたら、塩、こしょうで味を調え、かに缶を汁ごと加える。ひと煮立ちしたら火を止め、水溶き片栗粉を加えて手早く混ぜ合わせ、とろみをつける。
⑤ ③の卵チャーハンの上に、①のチンゲン菜をのせ、④のあんをかけたら、完成。

〜調理のPoint〜
あんを作る際、かに缶の汁も一緒に入れると、かにの旨味が加わり、海鮮風味が増します。
卵を炒める際は油を多めに使うと、卵がふんわりとした仕上がりになりますよ。ご飯は切るように炒めることでダマがなくなるため、パラパラとした食感になります。
 

◎きのこと豆腐のあんかけ


和風だしをベースにした、まろやかな口当たりのあんかけ料理です。だしときのこの風味豊かな和風あんが、身体をぽかぽかあたためてくれます。えび、鶏ひき肉などを加えてボリュームアップさせて、主菜としていただくのもいいですね。
<材料 2人分>
・絹ごし豆腐  1丁
・しいたけ 4個
・まいたけ 1パック
・しめじ 1/2パック
・三つ葉 適量

<あんの材料>
・だし汁 1と1/2カップ
・片栗粉 大さじ1と1/2
・水 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1と1/2
・しょうゆ 大さじ1と1/2

<作り方>
⓵ 2枚重ねにしたキッチンペーパーで豆腐を包んだら耐熱皿にのせて、ラップをかけずに500Wの電子レンジで3~4分加熱して水切りしましょう。
⓶ しめじ、まいたけは石づきを切り落とし、小房にほぐす。しいたけは石づきを切り落とし、薄切りにする。
③ 三つ葉は長さ3cmに切る。
④ 鍋にだし汁、みりん、しょうゆ、を加え、中火であたためたら、きのこを入れる。2~3分煮たら、豆腐を入れて、あたためる。
⑤ 水溶き片栗粉を加え、とろみをつける。
⑥ 器に盛りつけたら、できあがり。

〜調理のPoint〜
豆腐の水気が切れていないとあんのとろみが弱まるため、しっかりと水気を切ったうえで調理を行いましょう。
 

あんかけ料理で寒い冬を乗り切ろう。


今回ご紹介したあんかけレシピは、料理をよりおいしくするほか、身体をじっくりとあたためてくれるものばかり。またあんが具材をやわらかく包み込んでくれるので、風邪などをひいて食欲がないときでも食べやすく、おすすめです。

これからますます寒さが厳しくなる冬の季節。あんかけ料理を食べて乗り切りましょう。




プロフィール

三井 愛/フードコーディネーター
大学卒業後、食品メーカー商品開発部を経て、ジャパン・フードコーディネーター・スクールのチーフプロデューサーへ。講座の企画、運営、各種フードプロジェクト(料理、スタイリング、料理教室の企画等)を担当。フードコーディネーターを目指す方に向けた、キャリアサポート、キャリアカウンセリングを行う。 2015年12月より、「Cooking studioおいしいのつくりかた」の代表を務める。

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