
1958年
日本上陸
アセロラが日本に上陸したのは1958年の事。しかし、アセロラの実は非常にデリケートで収穫して2~3日しか鮮度を保てず、一般に流通することはありませんでした。
その欠点を解決したのが、ニチレイフーズの冷凍技術。冷凍することで、果実の欠損を防ぎ、ビタミンCの残存率を高い状態での輸送を可能にしました。

1986年
アセロラドリンク販売開始
1984年、南米原産のアセロラを使用した、ジャムやゼリーなどの商品を販売開始。
さらに、1986年には『アセロラドリンク』を発売し、大ヒット。
この『アセロラドリンク』の大ヒットが、ニチレイフーズのアセロラ事業を拡大させる契機となります。

1990年
アセロラ原料ビジネスを
本格スタート
1990年、アセロラドリンクの大ヒットにより、安定した原料確保を目的として、ブラジルのペトロリーナにゼロから拠点を開拓したことで、ニチレイフーズのアセロラ原料ビジネスが始まります。
90年代後半には、欧州にも販路を拡大。日本規格の品質管理で栽培・加工・輸出まで一貫して行い。高品質の天然ビタミンCを安定供給できることが、海外でも評価されています。

2010年
アセロラ飲料事業を
サントリーへ譲渡
2010年『ニチレイアセロラ®』ドリンクをサントリーへ譲渡。
ニチレイフーズが提携農家と高品質の果実を提供。サントリーの飲料技術で全面リニューアルし、より広く親しまれる商品に。

2013年
ベトナムに新たな拠点を設立
アセロラの需要拡大を受けて、ベトナムに第2の拠点を設立。
ブラジルとベトナムの2か所で栽培することで、産地によって味やビタミンC量に違いの出るアセロラを、製品に合わせて使い分ける事が出来るのも、ニチレイフーズのアセロラ原料の強みです。

現在
アセロラの新たな活用法「クリーン・ラベル」
シンプルでわかりやすい原材料を使用した商品のニーズも受けて、世界的に広がりを見せている「クリーン・ラベル」。合成ビタミンCの代用としてアセロラの活用が注目されています。
ニチレイフーズの冷凍食品でも、一部商品で「アセロラ濃縮果汁」を活用しています。