ダイエットや冷え性に悩む女性におすすめ。体がほっこり温まる”飲み物”は、美容にも嬉しいって知っていますか?

2016.11.29
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温かい飲み物が恋しい季節。読書のお供に、家に帰って体を温めたいときに、あなたが飲みたい一杯は何ですか?コーヒーか紅茶か、それとも日本茶?甘くて体が温まるココアもいいですよね。

嗜好品として好まれるこれらの飲み物には、実は、美容にもよいと言われる成分が含まれています。

今回は、栄養士や調理師として活動する米盛 梨奈さんの監修のもと、体脂肪の燃焼を促す「カフェイン」や、むくみを防ぐ「カリウム」など、飲み物に含まれる成分をご紹介します。

さむーい冬に、飲み物で体をほっこり温めながら、キレイに磨きをかけてみませんか?

食物繊維、カフェイン、ポリフェノールなど。意外と知らない”飲み物の成分”

本サイトでは、10月に「読書の秋に、本と一緒に楽しみたい飲み物はどれ?」というアンケートを行いました!

選択肢は「コーヒー」「紅茶」「ココア」「ホットミルク」「その他」の5つ。

得票数1位を獲得したのは、全得票数のうち約4割の票を獲得した「コーヒー」、2位には約3割の票を獲得した「ココア」で、接戦でした。

ということで、まずは得票数1、2位の「コーヒー」と「ココア」に含まれる成分をご紹介します。

《コーヒー》

コーヒー

◎ カフェイン
身近な飲み物の中でも、コーヒーには特に多くのカフェインが含まれています。その量は緑茶や紅茶に含まれる量の2倍以上。

このカフェインは「交感神経」を刺激する成分です。交感神経が刺激されると、私たちの体は活動的な状態になり、脈拍や代謝が上がります。

つまりカフェインをとることで、基礎代謝が上がり、体脂肪が燃焼しやすくなるのです。

ダイエット中の方や、体重増加に悩む方は、朝起きた時や運動前にコーヒーを飲むと肥満予防に効果が見込めそうです。

◎ クロロゲン酸(ポリフェノール)
ポリフェノールは植物に含まれ、苦味や渋みを作ります。自然界には4000種類以上のポリフェノールがあると言われており、特に有名なものは、赤ワインに含まれる「アントシアニン」や、緑茶に含まれる「カテキン」など。

クロロゲン酸はコーヒーポリフェノールと呼ばれ、コーヒーの苦味や香りのもととなっている成分です。

コーヒーに含まれるポリフェノールの量は、同じ量の緑茶に比べて約2倍、ワインならば同程度のポリフェノールが含まれています。

クロロゲン酸には、老化の原因となる活性酸素を身体から除去したり、体への脂肪の定着を抑える作用があると言われているので、お肌の老化や肥満の予防が期待できます。

参考:Fukushima Y.et al.J.Agic.Food Chem.Vol.57.No.4,1253-1259:2009フォリン-チオカルト法による国内の代表的市販品の平均値

◎ コーヒーの飲み方
カフェインやクロロゲン酸など、美容に嬉しい成分が豊富に含まれるコーヒーですが、飲む量はほどほどに。

カフェインを摂りすぎると、睡眠障害や自律神経の乱れを引き起こす恐れがあります。そのため、飲む量は1日にカップ一杯がおすすめ。

カフェインは摂取してから4〜6時間効果が続くので、夜眠れなくならないように、飲む時間帯は「朝〜昼15時」までにしましょう。

 

《ココア》

ココア

◎ 食物繊維
食物繊維には、糖質や脂質の消化吸収を緩やかにする効果がある「水溶性食物繊維」と、便通を良くする効果がある「不溶性食物繊維」があります。

ココアには水溶性・不溶性の食物繊維が両方含まれていますが、砂糖が加えられる前の「純ココア(大さじ2杯)」には、2.8gの食物繊維が含まれています。これはニンジン1本分に含まれる食物繊維とほぼ同じ量です。

水溶性食物繊維は、野菜ジュースやマテ茶などにも豊富に含まれているので、お通じを良くしたい方やダイエット中の方にはこちらも試してみましょう。

参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)(文部科学省)

◎ カリウム
緑茶や紅茶などに比べると、ココアにはマグネシウムやカルシウム、カリウムが豊富に含まれています。中でもカリウムは、余計な水分を体外に排出する作用があるため、むくみの防止が期待できます。

ほかにカリウムが多く含まれている飲み物は、トマトジュースや豆乳など。むくみが気になる場合は、ココアに豆乳を加えて飲むとよいでしょう。

◎ ココアの飲み方
美容効果を狙ってココアを飲むなら、乳製品や砂糖が含まれていない「純ココア」を選びましょう。

乳製品には「脂質」、砂糖には「糖質」が含まれており、ダイエット中は控えたい成分です。

純ココアはそのままお湯に溶かすと苦いので、低脂肪乳や豆乳などを加えて味をまろやかにして、ダイエットシュガーなどで甘みを出しつつ、カロリーを抑えましょう。

 

【悩み別】ダイエット中や、冷え症を和らげたい時におすすめの飲み物とは。

生姜湯

ここでは、美容の悩み別に「ダイエット中」や「冷え症を和らげたい時」に嬉しい成分が含まれる飲み物をご紹介します。

《ダイエット中》
◎ 緑茶
コーヒーや紅茶と同様に、緑茶にもカフェインが含まれています。カフェインは体を活動的な状態にして、脂肪の燃焼を助ける働きがあります。

また、緑茶に含まれるポリフェノール「カテキン」には、脂肪の吸収を抑える作用があるのでダブルの効果が期待できます。

カフェインをより多く摂りたいならば、抹茶がおすすめ。

普通のお茶(煎茶・液体)には100gあたり0.02gのカフェインが含まれていますが、抹茶の粉末には100gあたり3.2gのカフェインが含まれています。

抹茶は粉末をお湯に溶かせば、手軽に飲むことができますよ!

参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)(文部科学省)

◎ ホット豆乳
豆乳に豊富に含まれる成分「サポニン」は、小腸の脂肪吸収を抑制したり、血液中のコレステロールや脂質を洗い流してくれる作用があると言われています。

このほかにも豆乳には、便通を良くする効果がある「オリゴ糖」や、むくみの予防に効果的な「カリウム」も含まれています。

ダイエット中にうれしい成分がたくさん含まれた豆乳ですが、女性の方は飲み過ぎにご注意ください!

豆乳にふくまれているイソフラボンは、女性ホルモンと似た性質を持つそうです。(販売するメーカーにより含有量は様々ですが、豆乳には100mlにつき、およそ25mgのイソフラボンが含まれています。)

イソフラボンは摂りすぎると生理不順を起こしてしまう方もいますので、1日に飲む量は400ml(コップ2杯分)程度に抑えましょう。

《冷え症を和らげたい時》
◎ しょうが湯
生姜を加熱した時に生まれるショウガオールは、血のめぐりを良くし、新陳代謝を活発にして、体を温めてくれるため、冷えの解消におすすめです。

体温が下がっている朝に飲めば、体が温まり血行も良くなります。逆に睡眠前に飲んでしまうと体の血行が上がり、安眠できなくなってしまうこともあるので、ご注意を。

◎ ホットワイン
ヨーロッパでは、風邪をひいた時にホットワインを飲む人が多いそうです。アルコールの作用で血行が良くなり、体も温まります。

また、ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用から、肌あれや肌のくすみに効果が見込めます。

ここまで記事を読まれた方は、飲み物の意外な作用に驚かれた方も多いのではないでしょうか?

食ベ物だけでなく、飲み物を意識して選べば、周囲から「最近きれいになった?」と言われるかもしれません。毎日の飲み物と食べ物から、キレイに磨きをかけてください!

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