話題の韓国発おやつ「チーズボール」。外はカリカリ、生地はもちもち、チーズがとろ~りと伸びる絶品チーズボールのレシピを料理研究家・吉田瑞子先生に教えてもらいました。記事後半では、アレンジレシピや冷凍方法もご紹介します。冷めても美味しいのでお弁当にもおすすめです!
【チーズボールのレシピ】2種類のチーズがポイント!
「溶けるタイプのチーズ」と「さけるタイプのチーズ」を一緒に使うと、チーズがとろ~りと伸びますよ。
材料(2人分/8個)
- 白玉粉(かたまりを潰しておく)…70g
- ホットケーキミックス…70g
- 塩…小さじ1/5(1g)
- 牛乳…95ml
- 溶けるタイプのチーズ(スライスタイプ)…2枚(約15g×2)
- さけるタイプのチーズ…2本(約25g×2)
1 白玉粉をボウルに入れ、牛乳を加えてなめらかになるまでよく混ぜる
かたまりを細かく潰した白玉粉をボウルに入れ、牛乳を加える。ゴムベラで白玉粉の粒を潰しながら、ダマがなくなりなめらかになるまで混ぜる。
POINT
白玉粉にかたまりがあると揚げたときに生地が破裂する原因となる。牛乳と合わせる前にポリ袋などに入れ、ボウルの底などですり潰しておくとよい。
2 1のボウルにホットケーキミックス・塩を加えてこねる。ラップで包み冷蔵庫で寝かせる
1のボウルにホットケーキミックス・塩を加えゴムベラでよく混ぜ、生地がまとまってきたら手でこねる。耳たぶくらいのかたさになったら、ラップで包んで冷蔵庫で1時間寝かせる。
3 「溶けるタイプのチーズ」で「さけるタイプのチーズ」を巻く
溶けるタイプのスライスチーズは、縦長になるよう4等分にする。さけるタイプのチーズは4等分の輪切りにする。溶けるタイプのチーズでさけるタイプのチーズをくるくると巻く。
4 生地を丸めて薄く伸ばし、チーズを包む
寝かせておいた生地を8等分して丸め、餃子の皮程度の大きさ(生地の厚さは5mm程度)に伸ばす。3で作ったチーズを包みこみ、手のひらでコロコロと転がしながら丸く成形する。
生地は乾燥しやすいので、使わないときはラップをかけるか、濡れ布巾をかけておく。
POINT
生地の縁の方を2〜3mmの薄さに伸ばしておくと、成形したときに生地の厚さが均等に仕上がる。
5 熱した油できつね色になるまで揚げる
鍋にたっぷりの揚げ油(分量外)を入れ、低温160℃に熱する。4を静かに入れ、ときどき上下を返しながら揚げる。表面が色づいてきたら油の温度を180℃に上げてからりと仕上げる。表面がきつね色になったら取り出し、油を切って盛り付ける。
好みでケチャップやマスタードを添える。
お弁当にもおすすめ!
チーズボールは冷めても美味しいのでお弁当にもおすすめです。揚げたあと、しっかりと冷ましてからお弁当に入れましょう。
チーズボールの冷凍
揚げたチーズボールは冷凍保存できます。揚げたあとよく冷ましてから冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。(約3週間保存可能)。
【解凍方法】
アルミホイルに包み約200℃のオーブントースターで10分、さらにアルミホイルを外して3分ほど温める。
アレンジチーズボールを作ろう!
お酒にもよく合う「ポテトチーズボール」やザクザク食感が楽しい「コーンフレークチーズボール」をご紹介します。
マッシュポテトを入れるとお酒によく合う!
生地にマッシュポテトを使うと、お酒がすすむおつまみになります。ワインやビールにぴったり。
白玉粉(かたまりを潰したもの)50gに牛乳150mlを加えてよく混ぜ、マッシュポテト50gと砂糖大さじ1/2、塩少量を加えてよくこねる。通常の生地と同様に冷蔵庫で寝かせ、チーズを包んで揚げる。
コーンフレークで食感にアクセント!
生地にコーンフレークをまぶすと、ザクザクとした食感が楽しめます。
チーズを入れて丸めた生地の表面に溶き卵を塗り、砕いたコーンフレークを全体にまぶす。基本のレシピ通りに揚げる。