【プロが検証】冷凍肉まんの解凍は「マグカップ」でレンチンが新常識!

2020.11.12
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肉まんの写真

冷凍肉まんの上手な解凍方法を徹底検証! プロが試した結果、電子レンジ解凍ならマグカップを使うのが一番美味しく仕上がりました。詳しい方法を料理研究家の吉田瑞子先生が解説します。また、記事後半では蒸し器を使った解凍方法も紹介。こちらは手間がかかる分、ダントツの美味しさに仕上がりました。

まずは電子レンジを使った4つの解凍方法を検証しました

ラップをかけで加熱するシンプルな方法から、マグカップを使うものなど、4つの方法を検証。1個のみ解凍するなら水を入れたマグカップにのせて解凍が手軽で、一番ふっくらと仕上がりました。詳しい加熱方法やポイントも解説しているので、お好みの方法を選んでみてください。
【番外編】やっぱり蒸し器を使うと美味しいの?

解凍方法個数解凍時間
(500W/1個)
解凍後の食感・風味メリット
①ラップのみ1~3個1分20秒ややパサついた印象で、時間が経つとかたくなる手軽で簡単
②直接濡らす+ラップ1~3個1分30秒しっとりするがムラになりやすい。時間が経つとかたくなる複数温めるときに手軽で便利
③濡らしたペーパータオル+ラップ1~3個1分40秒ふっくら仕上がり中まで熱々に。時間が経つとかたくなるやや手間はかかるが美味しい
④水を入れたマグカップ+ラップ1個まで3分最もふっくら仕上がる。時間が経ってもかたくなりにくい手間がかかるが一番美味しい

【電子レンジで解凍①】ラップのみで解凍

凍った肉まんにラップをかけ、電子レンジで解凍する一番シンプルな方法です。

冷凍肉まんをラップで包んだ写真

冷凍肉まんを耐熱容器にのせ、ラップをふんわりかける。500Wの電子レンジで約1分20秒(1個の場合)加熱する。

【結果】生地がかたく、ぱさついてしまった

解凍①の方法で解凍した肉まん写真

生地の底面がかたく、時間が経つにつれて生地が全体的にどんどんかたくなってしまう。できるだけ加熱直後に食べる。

【電子レンジで解凍②】直接濡らす+ラップ

凍った肉まんに水をつけて濡らし、ラップをかけて温める方法です。水分を加えて蒸し状態にします。

冷凍肉まんを濡らしている写真

冷凍肉まんをさっと濡らし、耐熱皿にのせてラップをふんわりとかける。500Wの電子レンジで約1分30秒(1個の場合)加熱する。

【結果】ややムラがあるがしっとり。時間が経つとかたくなる

解凍②の方法で解凍した肉まん写真

解凍直後は生地にややムラがあるが、しっとりとしてやわらか。こちらも解凍後1~2分でかたくなりはじめるので、温かいうちに食べる。

【電子レンジで解凍③】濡らしたペーパータオル+ラップ

凍った肉まんを濡らしたペーパータオルで包んだのち、ラップをかけて解凍する方法。ペーパータオルを使うと水分量が均一に調節でき、ムラなくふっくらと仕上がります。

冷凍肉まんを濡らしたペーパータオルで包んでいる写真

冷凍状態の肉まんを水で濡らしたペーパータオルで包む。耐熱皿にのせ、ラップをふんわりとかける。電子レンジで約1分40秒加熱する。

POINT

ペーパータオルは軽く絞ると水分が出てくるくらいの濡らし加減に。

【結果】解凍直後はふっくら熱々。時間が経つとかたくなる

解凍③の方法で解凍した肉まん写真

「電子レンジで解凍②」よりもさらに生地はふっくら・しっとりと仕上がり、餡も中心まで熱々ジューシーに温まった。こちらも解凍後1~2分でかたくなりはじめるので、温かいうちに食べる。

【電子レンジで解凍④】水を入れたマグカップ+ラップ

水を入れたマグカップにのせて、さらにラップをかけて解凍する方法。蒸し器のように肉まんが底から温められ、全体がふっくらと仕上がります。

冷凍肉まんをマグカップにのせてラップをかけた写真

マグカップに高さ1~2cm(約30ml)の水を入れ、敷き紙(グラシン紙)を外した冷凍肉まんをのせる。ラップをふんわりとかけ、電子レンジで約3分加熱する。

POINT

肉まんの直径よりも口径の小さい、電子レンジ対応のマグカップを使う。ラップをかけると、底に当たった蒸気が外に逃げずに肉まん全体に行き渡り、熱が均一に入る。

【結果】生地はふっくらやわらか、中まで熱々に!

解凍④の方法で解凍した肉まん写真

「電子レンジで解凍③」よりもさらに生地がやわらかく、ふっくらと仕上がった。餡の中心まで熱々になり、電子レンジ解凍の中では最も美味しく解凍できた。こちらは時間が経ってもかたくなりにくい。

【番外編】やっぱり蒸し器を使うと美味しいの?

食品を中心から加熱する電子レンジに対し、水蒸気でじっくりと加熱する蒸し器は温度が急激に上がらず、食品全体を均一に温められます。冷凍肉まんで検証した結果、冷めてもかたくならずダントツの美味しさに! 蒸し器がなくても、深めのフライパンや鍋を使えば、蒸し器と同様に温めることができるので、その方法も検証結果と合わせて紹介します。

フライパンに布巾で包んだふたをする写真

  1. 耐熱皿が入る大きさの深めのフライパンか鍋に水を3cm程度張る。
  2. 高さ3cm程度の2枚の耐熱皿の底をあわせて置き、冷凍肉まんをのせる。
  3. ふたを布巾で包んで鍋にかぶせ、強火にかける。沸騰後中火で15分加熱する。
POINT

肉まんに当たらないようできるだけ高さのあるふたを使い、布巾で肉まんに水滴が垂れるのを防ぐ。個数が多い場合も加熱時間は同様(直径の大きな皿を使用し、肉まん同士が重ならないように並べる)。

【結果】ダントツの美味しさ。冷めてもかたくならない!

簡易蒸し器で解凍した肉まん写真

【電子レンジ解凍④】よりもさらに生地が均等にふっくら&しっとりとし、触ったときの弾力が最もやわらかくなった。また、時間が経って冷めても生地がかたくならなかった。餡の中心まで熱々ジューシーに温まり、作りたてのような美味しさに。

時間がないときは電子レンジ解凍がやっぱり便利。ただし、時間が経つとかたくなるというデメリットもあるので、時間に余裕があるときは少し手間をかけて蒸し器で解凍するのもおすすめです。

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