スープ作家として、毎日欠かすことなくスープを作り続けている有賀薫さん。X(旧Twitter)のフォロワー数は11万人以上とスープ好きから絶大な支持を受けています。そんな有賀さんに、手軽に作れて美味しい、冷凍野菜を使った一人分のレンチン味噌汁を教えてもらいました。第1回の「冷凍オクラと豆腐の味噌汁」、第2回目の「冷凍コーン&冷凍アスパラの味噌汁」、第3回目の「冷凍和風野菜のごろごろ豚汁」に続き、最終回の第4回目は「冷凍ベーコンほうれん草&冷凍フライドポテトの豆乳味噌汁」。味噌汁=和食の概念をくつがえす、パンといっしょに食べたくなる洋風味噌汁です。
味噌汁といえば、白いご飯といっしょに食べるものと思われがちですが、具材を少しアレンジするだけで、洋食にもぴったりな一品になります。今回は、ふだんは油で揚げて食べる冷凍フライドポテトを味噌汁の具材に採用。ちょっとしたひと手間をかけるだけで、ポタージュスープのようなとろみのあるのどごしが楽しめますよ。
家にある耐熱容器で簡単に作れます!
自宅にある100均やスーパーなどで購入した耐熱容器で大丈夫。ただ、失敗せずに美味しい味噌汁を作るため、2つのポイントを押さえておきましょう。
耐熱容器の2つのポイントはこちら!
【レンチン味噌汁作りにおすすめの耐熱保存容器ポイント】
洋風で気分一新!冷凍ベーコンほうれん草&冷凍フライドポテトの豆乳味噌汁
材料(1人分)
- 『ベーコンほうれん草』…50g(1/8袋)
- 『北海道産じゃがいものフライドポテトです。(クリンクルカット)』…40g(1/5袋)
- 顆粒ブイヨンの素…小さじ1/4(1g)
- 豆乳…大さじ1
- 味噌…大さじ1
- 水…200ml
- (お好みで)粉チーズ…適量
作り方
1 耐熱容器に、顆粒ブイヨンの素、『北海道産じゃがいものフライドポテトです。(クリンクルカット)』と『ベーコンほうれん草』を解凍せずそのまま入れ、水200mlを加える
2 耐熱容器のふたをずらしてかぶせ、電子レンジ(600W)で2分加熱する
※ふたを閉めた状態で加熱すると、取り出したときに液体が吹き出しやけどの恐れがあるので、必ずふたはずらして加熱する
3 味噌を入れてよく溶かし、再び電子レンジ(600W)で2分加熱する
4 豆乳を加える
5 フォークなどでポテトを形が残る程度につぶし、好みで粉チーズをふる
※ポテトを形が残らないくらいまで潰すと、よりとろっとしたのど越しが楽しめる
ほうれん草とベーコンはスープの具に限らず相性が良い組み合わせだと思いますが、今回使用した『ベーコンほうれん草』は最初からほうれん草とベーコンがセットになっていて、なるほど! と思いました。ほうれん草特有のえぐみもなく深い味わい。『北海道産じゃがいものフライドポテトです。(クリンクルカット)』は、少し潰すことでポテトが汁に溶け出して、ポタージュのような口当たりに。ポテトのまわりのさくっとした食感も楽しめて、新しい発見でした。
【今回使った商品】
過去のお話はこちらから読めます!