食欲減退を解消!フォロワー数15万人のインスタグラマーに聞く、「食べたい!」と思わせる料理の盛り付け方

2017.6.6
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ジメジメした梅雨や暑い夏は、どうしても食欲が落ちてしまいがち。夏バテしないように美味しくごはんをいただいて、元気に乗り切りたいですね。

食欲を刺激するものといえば、一般的に「味」や「におい」をイメージされる方が多いかと思いますが、「視覚」も食欲を刺激する要素のひとつ。食材の彩りを考えたり盛り付けの工夫次第で、料理を一層美味しく見せることができます。

そこで今回は、梅雨時や夏場の食欲減退の対策として、“盛り付け”をクローズアップ。投稿された料理写真が美味しそうと評判のインスタグラマーひとみ(@amehtm)さんに、「食べたい!」と思わせる料理の盛り付け方のコツをお聞きしました。

■家庭料理の写真で人気を集める、インスタグラマーのひとみ(@amehtm)さん

こんにちは、インスタグラマーひとみ(@amehtm)です。
私は子どもの出産をきっかけにインスタグラムを始め、自宅でつくった料理の写真を5年間投稿してきました。

投稿している料理はカレーやパスタ、手づくりのパンなどを中心として、ごくごく一般的な家庭でつくれるもの。もともと料理の仕事をしていたわけではないので、独学で盛り付け方や写真の撮影を学び、拙著『パンばか食堂(ワニブックス)』の出版や、雑誌で連載を担当するまでになりました。

盛り付け方のコツを知れば、料理をより美味しそうに見せることができます。今回は「大皿料理」「副菜」「サラダ」を例に、食欲を刺激する盛り付け方法をご紹介します!

■食卓の主役「大皿料理」の盛り付け方

ご家庭ではメインの料理を大皿に盛り付けて食卓に並べることも多いと思います。

今回は、サクサクとした食感と、ジューシーな風味で大人も子どもも好きな方が多い「唐揚げ」をより美味しそうに見せる工夫をしてみましょう。

こちらがテクニックを使う前の唐揚げです。これだけでも十分美味しそうな唐揚げですが、より美味しそうに盛り付けられるコツがあります。キーワードは「色」。

唐揚げや生姜焼き、魚の煮付けのように、メイン料理に使うことが多いお肉やお魚料理のほとんどは茶系の色合いになってしまいます。

「茶色」の料理には、クレソンやレタスなどの「緑色」、レモンやパプリカなどの「黄色」、ミニトマトや赤カブなどの「赤色」の食べ物と一緒に盛り付けると、食べ物の色がそれぞれ引き立ち、彩りよく見えますよね!

このテクニックを活用して、盛り付けをしてみましょう。

お皿のスペースいっぱいに唐揚げとクレソンを盛り付け、ミニトマトと薄切りにしたレモンで彩りを加えます。盛り付け後がこちらです!

ミニトマトの「赤」やレモンの「黄色」がアクセントになって、より華やかな印象になりました。

特にレモンは、彩りはもちろん、爽やかな香りとさっぱりとした酸味を付け足してくれます。食欲が落ちてしまいがちな夏の食卓におすすめの食材ですよ!

また今回、縦長の幅の狭いお皿に盛り付けたこともポイントのひとつ。丸型のお皿に山盛りに盛り付けるよりもスマートに見せることができ、食欲があまりなくても「これくらいなら食べられるかも」と箸が進みやすくなります。お皿ひとつでも印象は変わるので、いろいろと工夫してみましょう。

■メイン料理を引き立てる「副菜」の盛り付け方

副菜は、メインの料理を引き立ててくれますが、ただ盛り付けただけでは、下の写真のようにお皿の余白が目立って寂しく感じてしまうことも…。そんな時は、お皿の余白を埋めるように、たっぷりと副菜を盛り付けてみましょう。

今回用意したメイン料理は鮭のムニエル。副菜には、さっぱりとした風味がムニエルとよく合う、紫色の茎があざやかな不断草(フダンソウ)を用意しました。この不断草を湯通ししたものをお皿に敷き、その上に鮭のムニエルをのせることでボリューム感を演出します。

 

さらに空いたスペースには、にんじんをピーラーで帯状に切ってつくったソテーを盛り付けます。仕上げにレモンの輪切りを添えて、見た目も爽やかで、食べることが楽しくなりそうなひと皿に仕上げました。

 

■清涼感をプラスする、「サラダ」の盛り付け方

栄養をバランス良くとるために、サイドメニューにサラダを選ぶ方も多いのではないでしょうか。サラダはシンプルなだけに、食卓に並べる時は深めのボウルにざっくりと盛り付けてしまいがちですが、ひと工夫加えることで、より食欲をそそるひと皿に仕上げることができます。

 

このようにひんやりとしたアルミやステンレス製のお皿に盛り付けると、料理の清涼感を引き立たせることができ、暑くて食欲がない時にも食べやすそうな印象を与えることができます。

また、レタスと一緒に盛り付けるパプリカやきゅうりは、断面の形や、パリパリとした野菜の食感が楽しめるように輪切りにしてみました。このように野菜の切り方を少し変えるだけでも、美味しそうなサラダに変身させることができます。ぜひ試してみてください。

そして、今回ご紹介した3つの料理には共通している点があるのですが、おわかりですか?それは、すべて緑色の食材を使っていることです。緑は料理に清涼感を与えてくれるので、食欲が落ちてしまいがちな夏場にもぴったりな色。この時期の料理にはレタスや不断草などを使って彩りを演出してみてください。

食欲を刺激する要素として、味や香りと同じくらい大切な料理の見栄え。食欲が落ちるとそれに伴い、体力が減退してますます食欲がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。そんな時は、今回ご紹介した盛り付けテクニックを使って食卓を彩り、食欲を刺激して梅雨のジメジメした時期や夏の暑さを乗り切りましょう。

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