一度にたくさん仕込むことの多いクリームシチュー。余ったクリームシチューはほかのメニューにリメイクすれば、翌日も美味しくいただけます。ベースができているから、料理も簡単! そこでグラタンやドリア、パスタなど、クリームシチューのリメイクレシピを料理研究家の吉田瑞子先生が紹介します。※シチューは乳製品を使用しており傷みが早いため、冷凍保存するか、作った翌日には再加熱して食べきるようにしましょう。
【シチューをリメイク①】マカロニグラタンのレシピ
リメイク料理の定番メニューといえばこれ。クリームシチューがホワイトソース代わりになって、マカロニによく絡みます。とろ〜りとろけるチーズがたまりません!
〈材料(2人分)〉
- 粉チーズ…適量 ※ピザ用チーズでも可
〈作り方〉
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、湯に対して1%の重量の塩(湯1ℓに対して10gが目安)を入れ、マカロニを袋の表示通りにゆでる。
- クリームシチューの具材を取り出し、細かく切ってから別の鍋にルーとともに入れて温める。かたくなっていたら牛乳でのばし、塩・こしょうで味をととのえる。
- ❷に❶を加えて絡め、2等分して耐熱皿に入れる。ピザ用チーズをのせ、オーブントースターでチーズが溶けるまで焼く。
【シチューをリメイク②】ドリアのレシピ
クリームシチューをホワイトソース代わりにごはんにかければ簡単ドリアの完成! ごはんはケチャップライスにすると、クリーミーなシチューによく合います。具もたっぷりなので、ひと皿でお腹も大満足!
〈材料(2人分)〉
- クリームシチュー…450g
- 温かいごはん…300g
- バター…大さじ1
- 牛乳…適量
- 塩・こしょう…各少々
A
- トマトケチャップ…大さじ2
- 塩・こしょう…各少々
- 粉チーズ…適量 ※ピザ用チーズでも可
〈作り方〉
- フライパンにバターを入れて中火で溶かし、ごはんを炒める。バターが全体にまわったらAで調味し、2等分して耐熱皿に入れる。
- クリームシチューの具材を取り出し、細かく切ってから別の鍋にルーとともに入れて温める。かたくなっていたら牛乳でのばし、塩・こしょうで味をととのえる。
- ❶に❷をかけて粉チーズをふり、オーブントースターで焼き色が付くまで焼く。
【シチューをリメイク③】パスタのレシピ
クリームシチューはパスタのソースにもなります。ゆでたパスタと牛乳でのばしたシチューを和えれば、あっという間にクリームパスタに。仕上げに好みで粗びき黒こしょうや粉チーズをふると、ぐっと奥深い味わいに仕上がります。
〈材料(2人分)〉
〈作り方〉
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、湯に対して1%の重量の塩(湯1ℓに対して10gが目安)を入れ、スパゲッティを袋の表示通りにゆでる。
- クリームシチューの具材を取り出し、細かく切ってから別の鍋にルーとともに入れて温める。かたくなっていたら牛乳でのばし、ゆで上がった❶を加えて和え、塩・こしょうで味をととのえる。
【シチューをリメイク④】コロッケのレシピ
コロッケも、シチューから作ればとっても簡単。ただし、そのままだとゆるいので、電子レンジで加熱したじゃがいもを加えて、かたさを調整しましょう。
〈材料(2人分)〉
〈作り方〉
- じゃがいもは1個ずつラップで包み、電子レンジ(500W)で6分加熱する。熱いうちに皮をむいてボウルに入れ、フォークの背などで潰す。
- クリームシチューの具材を取り出し、細かく切ってルーとともに❶に加えて混ぜる。
- ❷を4等分して小判型に成形し、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付ける。
※タネがゆるい場合は、冷蔵庫で冷やすと成形しやすくなる - フライパンに揚げ油を深さ1㎝ほど入れて160℃に熱する。❸をきつね色になるまで揚げ焼きする。
- 器に盛り、好みでレタス・ミニトマト適量(分量外)を添える。
■シチューの冷凍方法はこちら!