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鍋に大好きなとろろ芋やトマトを入れてみた! 新しい発見が楽しい「変わり鍋」スープ&具材7選

  • 2016.11.01
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冬が近づき、だんだん寒くなる11月。美味しいお鍋が恋しくなりますよね!?

しゃぶしゃぶや寄せ鍋などの定番もいいですが、意外なスープや具材を使った「変わり鍋」があるのをご存知ですか?

イタリアン風の「バジル鍋」や、クリームシチューのような「ミルク鍋」など、味のベースとなるスープを変えたり、とろろ芋やトマトなど普段、鍋料理には入れない具材を入れてみると、今までに味わったことがないお鍋ができあがり♪

今回は、そんな意外な変わり鍋を集めてみました。今宵は、ほっこり鍋料理で癒されてみては?

まずはスープから。バジルやミルクを使った変わり鍋をご紹介!

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お鍋の味付けの基本となるスープを変えれば、印象はガラリと変わります。ここでは、ちょっと変わったお鍋のスープの作り方や、スープと相性の良い食材をご紹介します。

① お子様でも食べやすい!クリーミーでマイルドな「ミルク鍋」
ミルク鍋は、ブイヨンなどの洋風スープと牛乳をベースにしたお鍋。牛乳のクリーミーさが素材の旨味や甘味をやさしく包んで引き立ててくれます。味付けもマイルドなので、小さなお子様にも好まれるお鍋になるでしょう。おすすめの具材は、ホックホクのジャガイモです!

<スープベースの作り方(2人分)>
鍋に水400mlと牛乳200mlを入れて温め、ブイヨンやコンソメなど好みの洋風スープ(キューブ1個)を溶かし、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけます。塩こしょう(小さじ1杯)、バター(5g)などで味を整えればスープは完成。

ミルクは沸騰させすぎると臭みが出るので、沸騰したら火を弱火にしてあげましょう。〆はご飯とパルメザンチーズを加えてリゾットにすると◎。

<相性のよい食材>
・スープができたら最初に入れるもの:ジャガイモ、ブロッコリー、人参、鶏肉
・スープが温まってきたら入れるもの:しめじ、アサリ、海老、鮭
・沸騰後、アクを取ったら入れるもの:豆腐、玉ねぎ、長ネギ、しめじ、小松菜

 

② 爽やかな風味で食欲をそそる「バジル鍋」
バジルのスッキリとした香りと、にんにくのコク、オリーブオイルの風味を活かしたイタリア風の鍋です。市販のジェノベーゼソースを使うので、意外とお手軽に作れるお鍋です。

<スープベースの作り方(2人分)>
鍋に500mlのお湯を沸かし、市販のパスタ用ジェノベーゼソース(大さじ1杯)とコンソメキューブ(1個)を溶かします。塩こしょう(小さじ1杯)と、隠し味にしょうゆ(小さじ1杯)を少し加え、味を調えればスープのベースは完成。

具材を煮込んだ後、食べる前にフレッシュバジルをちぎって乗せます。バジル鍋も温めすぎると匂いが飛んでしまいますので、沸騰後は弱火にしてあげましょう。〆はお手軽にできる、早ゆで用の乾燥パスタか冷凍パスタを入れたジェノベーゼパスタがおすすめ。

<相性のよい食材>
・スープができたら最初に入れるもの:ジャガイモ
・スープが温まってきたら入れるもの:ソーセージ、白身魚(鯛やスズキ)、アサリ、海老、しめじ、エリンギ
・沸騰後、アクを取ったら入れるもの:玉ねぎ、ミニトマト、キャベツ

 

③ 体もポカポカ温まる、ピリ辛「担々鍋」
ゴマと唐辛子のピリ辛さとマイルドなコクに、にんにく、しょうがの香りがさらに食欲をそそります。冬でも汗をかくほど温まることができるので寒い季節にぴったりのお鍋です。

<スープベースの作り方(2人分)>
鍋に500mlのお湯を沸かし、鶏ガラスープの素(小さじ2杯)と、市販の担々麺スープやタレ(大さじ1杯)を加え、お好みで豆乳(大さじ2杯)をそそげばスープが完成。〆は茹でた中華麺を加えて担々麺に。

<相性のよい食材>
・スープができたら最初に入れるもの:人参、大根
・スープが温まってきたら入れるもの:豚肉、タラ、えのき、春雨
・沸騰後、アクを取ったら入れるもの:豆腐、長ネギ、白菜、春菊、チンゲン菜、もやし

 

◎ お鍋の豆知識 〜具材を鍋に入れる順番〜
具材をお鍋に入れる順番は、以下の通りにすると失敗しづらくなります。

1.スープができた時:「根菜」や「白菜の芯部分」など、火の通りづらい食材
2.スープがあたたまった時:火が通りやすい「きのこ類」。ダシが出る「魚介類」「肉類」もここで加えます
3.スープが沸騰した後:シャキシャキした食感を楽しみたい「葉物野菜」「もやし」、煮崩れしやすい「豆腐」もここで加えましょう
 

とろろ芋やトマト、から揚げまで!?お鍋に入れると意外と美味しい具材

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スープの次は具材!ここでは、とろふわな食感がたまらないとろろ芋や、旨味と酸味が加わるトマトなど、お鍋に入れると美味しい具材をご紹介します。

 

① とろろ芋
お鍋にすりおろした長芋や山芋を加えれば、ふんわりとろとろの食感が味わえます。スープはかつおや昆布で出汁をとった和風鍋がおすすめ。

一緒に入れる具材は、和風鍋に入れる、魚介、豚肉、鶏肉、豆腐などがよく合います。お好みで刻んだ青ネギやわさびなど添えると、辛味がアクセントになり、より食欲がそそられますよ!

<相性のよい鍋スープ(2人分)>
・和風だしとしょうゆ、みりんで作った「麺つゆ風スープ」
(水500mlに対し、「かつおだしの素」小さじ2杯、「しょうゆ」「みりん」大さじ1杯ずつ)

・和風だしで魚介を煮て、しょうゆ、塩で味を調えた「あっさり魚介系塩味スープ」
(水500mlに対し、「和風だしの素」小さじ2杯、「しょうゆ」小さじ2杯、「塩」小さじ1杯。ここに魚介類を入れ、だしをとります)



② トマト
お鍋に入れたトマトは出汁を吸いこみ、果肉が柔らかくなります。また、温めると、甘味と旨味が引き立ち、酸味はまろやかに。

なんにでもよく合い、一緒に入れる具材を選ばないトマトですが、おすすめは、豚、牛、鶏などのお肉。酸味でお肉の脂っこさが和らぎ、旨味も増すので、いくらでも食べられそうなお鍋に変わります。

<相性のよい鍋スープ(2人分)>
・チキンブイヨンとにんにく、オリーブオイル、塩こしょうで作った「洋風スープ」
(水500mlに対し、「チキンブイヨン」キューブ1個、「にんにく」1欠片をみじん切り、「オリーブオイル」大さじ1杯、「塩こしょう」小さじ1杯)

・和風だしにみそ、しょうゆで味付けした「みそ味スープ」
(水500mlに対し、「和風だし」小さじ2杯、「みそ」大さじ1杯、「しょうゆ」大さじ1杯が目安。みそとトマトは意外と相性がいいんです!)



③ から揚げ
「お鍋にから揚げ!?」と考える方も多いと思いますが、お鍋に入れると衣が煮汁を吸って、とろとろの食感に!ジューシーさと肉の旨味が引き立ちます。こんな時、便利なのが冷凍食品のから揚げ。手軽に用意ができて、凍ったまま入れられるので調理も簡単です。

一緒に入れて美味しい具材は、長葱、キャベツ、人参、きのこなど。特に合うのはすりおろした大根です。おろした大根をたっぷり入れたみぞれ鍋にすると、ジューシーなから揚げとよく合い、さっぱり食べられます。

<相性のよい鍋スープ>
・和風だしにしょうゆ、みりん、塩などで味付けした「和風鍋スープ」
(水500mlに対し、「和風だしの素」小さじ2杯、「しょうゆ」大さじ1杯、「みりん」「塩」小さじ1杯ずつ)

・鶏ガラスープにしょうゆ、ゴマ油などで味付けした「ラーメン風スープ」
(水500mlに対し、「鶏ガラスープ」小さじ2杯、「しょうゆ」大さじ1杯、「ゴマ油」小さじ1杯)

 

④ ハンバーグ
から揚げと同様、ハンバーグもお鍋に入れると美味しい具材のひとつ。お口に入れると、染み込んだスープとハンバーグの肉汁が混ざり、絶品です。から揚げと同様、冷凍食品のハンバーグを凍ったまま入れてもOK。

一緒に入れるおすすめの具材は、玉ねぎ、じゃがいも、人参、ブロッコリー、キャベツ、白菜、ほうれん草、など。先ほどご紹介したトマトにもよく合います。

<相性のよい鍋スープ>
・洋風スープにトマト水煮缶を加えた「トマトソース風スープ」
(水500mlに対し、「コンソメキューブ」1個、「トマトホール缶」200g、「塩」小さじ1杯)

・先ほどご紹介した「ミルクスープ」
(水400ml+牛乳200mlに対し、「コンソメキューブ」1個、「塩こしょう」小さじ1杯)

お鍋は比較的自由に作れる料理。どのような食材を入れても不思議と美味しく食べられます。あなたのアイデア次第でオリジナルの美味しい変わり鍋は作れるかもしれません。

今回ご紹介したスープや具材以外にも、ぜひいろいろお試しください!


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プロフィール

中村美穂/管理栄養士、フードコーディネーター
東京農業大学卒業後、デパ地下惣菜店の商品開発を経て保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動に携わる。2009年に独立し、野菜料理とお菓子の教室「おいしい楽しい食時間」を主催するほか、自治体での栄養講習会や書籍・雑誌等のレシピ制作も多く担当している。

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