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【バーベキューのプロ直伝】 料理に興味を持つきっかけ作りに!子どもと一緒にできるバーベキューの下ごしらえ

  • 2017.05.02
  • ごはんで育つ

5月に入り、外遊びが気持ち良い季節。
GWなどの休日には、友人家族と近くの公園や川原でバーベキューするご予定の方が多いのではないでしょうか。でも、家族でバーベキューをすると、大人が調理につきっきりで、子どもは料理を食べるだけ、という状況になりがち。しかし、それではもったいない!

普段はキッチンに立つことがあまりない子どもでも、バーベキューなら食材を切って準備をしたり焼いたり、調理をする工程をみんなと一緒にわいわい楽しむことができます。このようなバーベキューの経験は、お子さんが調理や食に対して興味を持つきっかけになるかもしれません。

そこで今回は、「子どもが料理に興味を持つきっかけ作り」をテーマに下ごしらえの方法をバーベキューのプロに教えてもらいました。

計1,000回以上の調理やセッティングに関わった“バーベキューのプロ”

バーベキュー場の運営や食材の通販を行う「REALBBQ株式会社」代表の井川裕介さん。

幼い頃に住んでいたオーストラリアでバーベキューと出会い、社会人になってから食品を扱う商社の営業として働くかたわら、バーベキューのケータリングをスタート。その後2014年にREALBBQ株式会社を設立。雑誌やwebサイトのフードスタイリング、TVなどのBBQ企画の監修など、今まで計1,000回以上ものバーベキューの調理やセッティングに関わってきました。

今回はそんなバーベキューのプロ、井川さんに子どもと一緒にできるバーベキューの下ごしらえの方法を伺いました!

子どもと一緒に楽しんで作れる、3つのバーベキューレシピ

はじめまして、REALBBQ代表の井川です。
非日常感を味わえるバーベキューは、大人も子どもも楽しめる遊びだと思います。今回は「子どもが調理に興味を持つきっかけ作り」というお題のもと、今までの経験から、子どもでもできるバーベキューの下ごしらえを考えてみました。

今回、みなさんにご紹介するメニューは

▼レトルトカレーとヨーグルトで作る「お手軽タンドリーチキン」
▼好きな野菜を選んで作る「お好み野菜串」
▼焼きマシュマロとチョコレートをビスケットに挟んだ「スモア」

の3つ。

いずれも簡単にできて、お子さんと一緒に作れるメニューです!

◎お手軽タンドリーチキン

最初にご紹介するのは、お手軽タンドリーチキン。普段、スパイスから調合して作っていますが、お手軽に作れるようレトルトカレーを使ってみます。大人も子どもも大好きなカレー味のため、万人に受けやすいメニューです。

<材料 5本分>

・鳥手羽元 5本
・レトルトカレー 50g
・無糖ヨーグルト 30g
・すりおろしショウガ・ニンニク 各5g
・塩コショウ 適量
・ローズマリー(飾り付け用) 約10cm数本

<作り方>
① 手羽元の表面をキッチンペーパー等でぬぐい、水分や血を拭き取る

② ①をボウルに入れ、上からカレー、無糖ヨーグルト、すりおろしショウガ・ニンニク、塩コショウを加える 

③ ②を混ぜ合わせ、手羽元に味を馴染ませたら下ごしらえは終了。タンドリーチキンはタレと一緒にチャック付きの保存袋に入れて、凍らないように保冷剤と一緒にクーラーボックスに入れ、バーベキュー場まで持って行きましょう。(仕込みは当日の朝がおすすめです)

③ バーベキュー場でチキンを焼く。まずは表面を強火で炙り焼き色をつける。
(飾り付け用のローズマリーはタンドリーチキンの上に乗せて焼けば香りが付き、より美味しくなります。焦げやすいので、香りを付ける際は数分でグリルから外しましょう) 

④ 全体に焼き色が付いたらアルミホイルでチキンを5本ずつ包み、弱火で15〜20分ほど蒸し焼きにする

⑤ 特に骨周りに注意して、中が赤くなっていないことを確認し、直火で軽く表面を炙る。お皿に盛り付けてローズマリーを添えれば完成!

〜作り方のPoint!〜
調味料を混ぜて和えるだけなので、とっても簡単。混ぜる工程や、材料の分量を計る作業を任せれば、シェフ気分を味わってもらえます。

焼く時は、あらかじめ強火で表面に焼き色をつけることで肉汁を逃がさずジューシーな仕上がりに。アルミホイルに包んで弱火でじっくり蒸し焼きにすると肉が硬くならないので、食べやすいはずです。

味の決め手はショウガとニンニク。これを加えることで、大人も楽しめる深みのある味になります。もし、辛いものが好きなお子さんなら、唐辛子やコリアンダーの粉末を少量加えると、よりスパイシーで奥深い味になりますよ。
 
◎好みの野菜で作れる野菜串

次は、切り分けた野菜をタッパーに詰めて、バーベキュー場でお子さんに作ってもらう野菜串です。

好きな野菜を選んで刺すだけなので、子どもたちも楽しくお手伝いがしやすい一品です。大人も子どもも一緒になって串打ちを楽しみましょう。

<材料 4串分>

・冷凍ブロッコリー 30g
・冷凍里芋 3個
・マッシュルーム 3個
・ナス 1/2本
・赤パプリカ 1/4個
・黄パプリカ 1/4個
・ローズマリー(飾り付け用) 約10cm数本

<作り方>
① 赤・黄パプリカは3cmほどの幅に切り分け、ナスは2cm幅の輪切りにして、変色を防ぐため酢水にさっと通し水気をふきとっておく。冷凍里芋、冷凍ブロッコリーは袋の表記に従って解凍する

② ①をタッパーに詰めた後、バーベキュー場で子ども達に串を打ってもらえば、下ごしらえは終了

③ バーベキュー場で野菜串を焼く

④ 全体に火が通った後に、お好みで味付けをすれば完成

〜作り方のPoint!〜
ブロッコリーの茎や里芋など、しっかり火を通した方が食べやすい野菜は、バーベキューだと表面だけ焼かれ、中は半生になりがちです。

下ゆでしてある冷凍野菜なら解凍後に軽くグリルするだけで食べられるので調理も簡単。生で食べられる野菜と一緒の串で焼いてもOKなので、子どもにも焼きやすいはずです。このほかに、オクラやトマトも生でも食べられる野菜なので、お好みで加えてみましょう。

野菜嫌いのお子さんでも食べやすくなるので、じっくり火を通して、お好みの味付けで召し上がってください。
 
◎スモア

バーベキューの定番デザートとされている焼きマシュマロは、チョコレートとビスケットではさむともっと美味しく食べられることを知っていますか?

スモアはバーベキューの本場アメリカでは定番のデザートで、サックリとしたビスケットの食感と、チョコレートとマシュマロのとろりとした舌触りがマッチして、とても美味しいんです。

作り方も、マシュマロを焼いてチョコレートと一緒にはさむだけなのでとっても簡単。焼きマシュマロを作ったことがない人も、ぜひチャレンジしてみてください。

<材料 2個分>

・ビスケット 4枚
・マシュマロ お好みの量で
・チョコレート お好みの量で

<作り方>
① チョコレートはあらかじめ2〜3cm角に細かく砕いておく

② マシュマロ表面が少し焦げる程度まで、弱火でじっくり焼く

③ ビスケットに焼きマシュマロとチョコレートを乗せ、ビスケットではさめば完成!

〜作り方のPoint!〜
マシュマロを焼く時は、焦がさないように遠火でじっくり焼くのがポイント。もし火が点いてしまっても、すぐに息で吹き消せば焦げることはありません。全体がふくらみ、表面が少し焦げてきたら食べ頃です。

子どもは火に近づけすぎて焦がしてしまうことが多いので、上手な焼き方を教えてあげましょう。

材料に青や黄色などカラフルなマシュマロを用意してあげたり、チョコレートもホワイトチョコやいちご味のものを用意してあげたりすると、選ぶ楽しさが増え、小さいお子さんはもっと楽しめるはずです。
 

バーベキューのプロが教える、子どもとバーベキューを楽しむコツ

最後に、子どもと一緒にバーベキューを楽しむコツをお伝えします。

◎バーベキューに正解はない
まずは「失敗してもいい」ことをお子さんに伝えてあげましょう。僕はバーベキューで一番大切なことは「その場にいる人が楽しめること」だと思っています。肉や野菜が焦げても、生焼けになってしまっても、楽しい時間が過ごせればそれでいいのです。

お子さんに肉や野菜を焼いてもらうこともあると思いますが、「うまくいくかな?」と心配するよりも、子どもに任せてあげましょう!

◎楽しくできる「お手伝い」をお願いする
ブロック遊びのように、何かを「選んで」「作る」ことが好きな子どもは多いのでは?楽しみながらお手伝いができるように、野菜串やスモアのような簡単な工程を作ってあげましょう。

野菜串やスモアのほかには、小さなハンバーガーを作ってあげても良いかもしれません。小ぶりなロールパンと、解凍した冷凍ハンバーグやレタスなどを用意して具材を選んでもらうだけでも調理体験になるはずです。

家庭では料理を作る人と食べる人が分かれ、子どもがキッチンに立つ機会は少ないのではないでしょうか。

「その場にいる人が楽しめること」。それを心がければ、お子さんが調理を学ぶ絶好の機会になると思います。お子さんが調理に興味を持つきっかけ作りに、バーベキューを利用してみませんか?
 
そのほか、冷凍食品を使って手軽にできるパエリアやポテトピザなどのオリジナルレシピが載っていますので、こちらもチェックしてみてください!

<バーベキューレシピ特集2017>
https://www.nichireifoods.co.jp/enjoy/recipe/outdoor/

 

プロフィール

井川 裕介/REALBBQ代表
バーベキューとの出会いは幼い頃に過ごしたオーストラリア。美容師を経て、商社の営業として働くかたわらバーベキューのケータリングを始めた。2015年にREALBBQ株式会社を設立。「都心で手ぶらで楽しめるバーベキュー場」のほか、オリジナルレシピの食材を扱ったECサイトを運営。レシピ開発、フードデザインやバーベキューの企画監修にも携わる。

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