環境
資源循環
ニチレイフーズは資源循環を目指し、「『純和鶏®』地域循環型農畜産プロジェクト」を推進しています。
鶏ふんを肥料に加工し、その肥料で飼料米を育て、再び鶏の飼料として活用する地域循環型サイクルを実現。
さらに、冷凍食品パッケージのリサイクル実証試験やプラスチック削減、バイオマス素材の活用、
SAF(持続可能な航空燃料)への参画など、多面的に脱炭素と資源循環の仕組みづくりを進めています。
『純和鶏®』地域循環型
農畜産プロジェクト
肥料から飼料へ
『純和鶏®』の鶏ふんからつくられた有機質肥料は、岩手県軽米町とその近郊の水田で使用されています。『純和鶏®』の専用飼料となる飼料米を生産することで、『純和鶏®』を起点とした資源の循環を果たしているのです。
『純和鶏®』のふんを肥料として、えさとなる飼料米を育てるという、「『純和鶏®』→鶏ふん肥料化→飼料米水田に施肥→飼料米を飼料に配合→『純和鶏®』に給餌」の循環型サイクルを実現し、2009年春より岩手県軽米町にて25ha(ヘクタール)の作付けよりスタートしました。
水田の多くは、米の生産調整により生まれた休耕田を活用したものです。
飼料米の生産は、地域農業の活性化にもつながっています。
冷凍食品パッケージ
リサイクル実証試験
ニチレイフーズでは、冷凍食品包装(フィルム)の店頭回収を行い、回収したプラスチックをクリップなどの樹脂加工品にリサイクルするための実証実験を開始します。
食品のパッケージは様々な樹脂の複層・複合資材である難しさもあり、リサイクルの仕組みが確立されていません。
限りある資源を有効に使うために。消費者のみなさん、そしてパートナー企業とともに実証実験を通じ、食品パッケージの分別回収・リサイクルの仕組みの構築を目指します。
プラスチック削減への取り組み
冷凍食品の容器包装におけるプラスチック削減
ニチレイフーズでは、2006年より家庭用冷凍食品の容器包装におけるプラスチック削減に取り組んでいます。
施策実施前と比べ、直近では対象10商品(群)で215トン強の削減になっています。今後も、パッケージや容器包装の見直しによりプラスチック削減を進めるとともに、CO2排出量削減に努めていきます。
| 年度 | 対象アイテム | 施策 |
|---|---|---|
| 2009年度 | 焼おにぎり10個入 |
トレー廃止 |
| 2011年度 | 本格炒め炒飯® |
パッケージ薄肉化 |
| 2014年度 | 焼おにぎり10個入 |
パッケージ薄肉化 |
| 2015年度 | 本格炒め炒飯® |
パッケージ薄肉化(2回目) |
| 2018年度 | えびピラフ、チキンライス |
パッケージ薄肉化 |
| 2020年度 | えびとチーズのグラタン、 |
トレイ薄肉化、 |
| 2021年度 | 焼おにぎり類 |
トレー廃止 |
| 2023年度 |
超メンチカツ、 |
トレーを「STONE-SHEET®」素材へ変更 |
バイオマスを用いたインキ・トレイの活用
2019年度よりバイオマス(生物由来の有機資源)を用いたインキとトレイの活用を進めています。再生可能な生物由来の有機資源を使用することで、環境負荷の低減に取り組んでいます。
梱包する箱のバンドレス化で
プラスチック使用量を大幅カット
ニチレイフーズでは、国内で生産している商品のバンドレス化を順次進めています。どうしても製造・流通においてバンドレス化が難しい商品については、再生PPバンドを導入し、プラスチック削減に努めています。
SAF持続可能な航空燃料
ニチレイは、国産の持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下「SAF」)(※)の商用化および普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」に2022年9月に加盟しました。
同団体は、国産SAFに直接関与する企業(ACTメンバー)と、国産SAFサプライチェーン構築に必要となる企業(SKYメンバー)から構成され、当社はSKYメンバーとして参加いたします。
ニチレイフーズでは国内生産工場の廃食用油を株式会社レボインターナショナルへ納入し、同社・コスモ石油株式会社・日揮ホールディングス株式会社・合同会社 SAFFAIRE SKY ENERGYの4社が建設したSAF製造設備で国産SAFが製造されます。
- ※ Sustainable Aviation Fuel(SAF)とは、バイオマスや廃食用油、排ガスなどの原料の生産・収集から、製造、燃焼までのライフサイクルでCO₂排出量を従来燃料より大幅に削減し、既存のインフラをそのまま活用できる持続可能な航空燃料。





