アップサイクル

『焼おにぎり10個入』の生産過程でどうしても出てしまうごはんの残渣を「アップサイクル※1」して、
天然由来99%※2の除菌ウエットティッシュを作りました

- ※1 アップサイクル…リユース(再利用)、リサイクル(再循環)と異なり、廃棄物や副産物など、従来、不要と考えられたり有効活用されていないものを、
様々なアイデアや手法でさらに価値の高いプロダクトに転換すること。 - ※2 天然由来99%…天然由来には水も含みます。
「焼おにぎり」
除菌ウエットティッシュ
開発のきっかけ

ニチレイフーズ独自の
「ハミダス」活動から
生まれました
従業員の“ハミダス”気持ちをカタチにするニチレイフーズ独自の活動「ハミダス」活動。
2011年の開始当初は、風土改革を目的にした活動でしたが、
いまでは「ハミダス」活動自体がハミダシて、環境保護活動やSDGs活動までもが活動領域になりました。
ニチレイフーズではこれまでも、
生産過程でどうしても出てしまう残渣はすべて、肥料や飼料へリサイクルしてまいりました。
そのような中、従業員の
「いまのリサイクル活動以上に、もっと価値をアップできないだろうか?」という“ハミダス”気持ちが、
生産過程でどうしても出てしまう「ごはんの残渣」と「発酵」を巡り合わせました。
「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュは、天然由来原料を99%使用した、
当社初の「アップサイクル・プロダクト」です。
「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュについてのニュースリリースはこちら
ニチレイグループでは、持続可能な社会の実現に向けて5つの重要事項(マテリアリティ)の取り組みを加速させるため、2021年にグループ目標(施策・KPI)を特定しました。
重要事項のひとつが「持続可能な食の調達と循環型社会の実現」であり、本活動は、グループKPI「全拠点における廃棄物リサイクル率99%」を達成する取り組みの一部です。

『焼おにぎり10個入』の生産過程で
どうしても出てしまう「ごはん」の
残渣を無駄なく活用します

「ごはん」に水や酵母等の発酵に
必要な微生物を加え、
アルコール発酵・蒸留します

蒸留したアルコールを
高濃度のアルコールに精製し、
エタノールにします

そのエタノールを使用し、
当社初の「アップサイクル・プロダクト」、
「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュの完成です

「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュは、独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップ「株式会社ファーメンステーション」様との共創から生まれました。