中華丼の人気レシピをプロが紹介。オイスターソースを使えば、簡単においしく仕上がります。幅広い具材に合う味付けなので、冷蔵庫の余り野菜で作ってもOK! 具の冷凍保存方法も含め、料理研究家の吉田瑞子先生に教えてもらいました。
余り野菜を有効活用!中華丼のレシピ
簡単でおいしい中華丼の作り方を紹介します。白菜、玉ねぎ、にんじんなど、余りがちな野菜を活用したレシピです。材料は、白菜→キャベツ、豚肉→鶏肉、むきえび→ちくわ、きくらげ→しいたけ、などと置き換えても作れます。
〈材料(2人分)〉
- 豚バラ薄切り肉…150g
- 塩・こしょう…各少々
- きくらげ(乾燥)…3g(水でもどして約30g) ※生しいたけで代用する場合は2枚(30g)
- むきえび…6尾
- 生姜…1かけ
- 白菜…300g
- 玉ねぎ…1/8個
- にんじん…1/4本
- 絹さや…6枚
- サラダ油…小さじ2
A
- オイスターソース…大さじ1と1/2
- 酒…大さじ2
- 醤油…小さじ2
- 砂糖…大さじ1/2
- 水…1と1/2カップ
- 顆粒鶏がらスープの素…小さじ1
- 塩・こしょう…各少々
- 水溶き片栗粉…水大さじ3+片栗粉大さじ1と1/2
- ごま油…少々
- ごはん…2皿分
〈作り方〉
1 具材の下準備をする
豚バラ薄切り肉は3~4cm幅に切り、塩・こしょうをふる。きくらげは水で戻して石づきを取り、大きいものは半分に切る。むきえびは背ワタを取り除く。
〈POINT〉
きくらげはパッケージに記載してある戻し時間を参考に戻す。
2 野菜を切る
白菜は葉と芯の部分に分ける。葉はざく切り、芯はそぎ切りにし太いものは縦半分に切る。玉ねぎは1cm厚さのくし切り、にんじんは1cm×4cmの短冊切り、生姜は千切りにする。絹さやは筋を取り除き、斜め半分に切る。
3 調味料を混ぜる
Aは混ぜ合わせておく。
4 具材を炒める
フライパンにサラダ油を中火で熱し、生姜を加えて炒め、香りが立ったら豚肉を加え炒める。豚肉の色が変わったら、玉ねぎ・にんじん・白菜の芯の順に加え炒める。
5 調味料を加える
白菜の芯がしんなりしたらAを加え混ぜ、沸騰したら1分30秒煮る。
6 むきえびと絹さやを加える
むきえび・絹さや・きくらげ・白菜の葉を加え、ひと煮する。
7 水溶き片栗粉とごま油を加える
一度火を止め、水溶き片栗粉を加える。中火にかけ、混ぜながらとろみをつける。再沸騰したらごま油を回し入れ、さっと混ぜたら火を止める。
〈POINT〉
全体を大きく混ぜながら煮立たせると、なめらかなとろみがつく。
8 器に盛り付ければ中華丼の完成!
器にごはんを盛り付け、7をかける。
【中華丼の保存】具は冷凍できます!
中華丼の具は冷凍保存が可能。冷凍ストックしておけば、手軽に野菜たっぷりの中華丼が食べられます。解凍するととろみが減りますが、おいしさは健在!
【冷凍保存方法】
1食分ずつ冷凍用保存容器に入れてふたをし、冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。
【解凍方法】
冷凍用保存容器のふたをずらして、電子レンジ(500W)で約350gにつき4分加熱し、一度取り出して混ぜ、さらに2分ほど加熱する。とろみをつけたい場合は、フランパンに移して水分量を見ながら水溶き片栗粉を加え、混ぜながら加熱する。