HOMEマンガ・コラム僕が『今川焼』を食べるたびに、地球のことを考えてしまうワケ 〜冷凍食品がつなぐ、おいしい未来〜

僕が『今川焼』を食べるたびに、地球のことを考えてしまうワケ 〜冷凍食品がつなぐ、おいしい未来〜

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毎日の食卓を助けてくれる、便利でおいしい冷凍食品。 実は、ニチレイフーズの一部の冷凍食品パッケージには、“あるマーク”が付いていること、ご存じでしたか?
ライターの斎藤充博さんが見つけたそのマークには、「地球にGood!®」の文字が。冷凍食品が地球にいいって、一体どういうこと……!?
その意味に首をかしげていると、目の前に現れたのは自称・サステナビリティの妖精「ナビ君」と、ニチレイフーズの「ニチレイさん」。
2人に導かれ、斎藤さんは冷凍食品と地球環境との「意外で深いつながり」を知っていくことに……。ちょっと不思議な大人の社会科見学、スタートです!
※ タイトルにある『今川焼』のパッケージには「地球にGood!®」マークはついていません。

ニチレイの冷凍食品に付いている謎のマークが気になる

こんにちは。ライターの斎藤充博です。
日々の生活の中で、「商品パッケージをじっと見つめてしまう瞬間」って、ありませんか?

商品パッケージの裏側を見つめる様子

例えば、電子レンジの加熱が終わるのを待っている間や、お湯が沸くまでのほんの数分間。つい商品のパッケージに書かれている細かな説明書きを、「全部読み込んでやろうか」なんて思ってしまうことがある。

先日もそんなことをしていて、ふと気づいてしまいました。こんなマークがニチレイの一部の冷凍食品のパッケージについているんです(※1)。

「地球にGood!<sub>®</sub>」マーク

冷凍食品が「地球にGood!®」とは? いったいどういうことなのでしょう。
マークを前に首をかしげていたその時、不思議なことが起こったのです……!

サステナビリティの妖精サステナビリティの妖精

その「地球にGood!®」マークこそが、“サステナビリティ”の証なんだ!

斎藤斎藤

なんだ? 急によく分からない生き物が現れた! しかもしゃべっているぞ!

サステナビリティの妖精サステナビリティの妖精

やあ、こんにちは! 僕はサステナビリティの妖精「ナビ君」だよ。
僕は、斎藤のように迷える人のところに現れて、サステナビリティについて案内する存在なんだ。

斎藤斎藤

急に「サステナビリティ」と言われても……。最近よく聞くけど、どういう意味なの?

ナビ君ナビ君

サステナビリティっていうのは、「持続可能性」のことだね。 簡単に言うと、「地球環境を壊さずに、未来の世代もずっと快適に暮らしていけるようにすること」だよ。そのために、資源を無駄にしない工夫や、自然を守る活動が必要なんだ。

斎藤斎藤

なるほど、要するに「地球にやさしくて、ずっと続けられること」って感じか。

ナビ君ナビ君

そう! そして、さっき斎藤が見ていた「地球にGood!®」のマークは、ニチレイフーズが地球環境について真剣に考えている証。実際に「地球にGood!®」のマークが付いている売上の一部は、地球の環境を保全する活動に使われているんだ!(※2)

斎藤斎藤

でも、冷凍食品が「地球環境にいい」と言われてもあまりピンとこないなあ。

ナビ君ナビ君

うーん、どうしたら分かってもらえるかなあ……そうだ! あの人に説明してもらおう! ニチレイさ〜ん!

ナビ君の力で「ニチレイさん」が突然斎藤の元に現れた

ニチレイさんニチレイさん

突然すみません。私はニチレイフーズからやってきた「ニチレイさん」です。

ナビ君ナビ君

ニチレイフーズ本社から、僕の特別な力で瞬間移動してもらったよ。

ニチレイさんニチレイさん

ナビ君には、よく瞬間移動で呼び出していただいております。なんでも聞いてくださいね!

斎藤
斎藤

ニチレイさん、いいんですか……。というか、ナビ君が解説するんじゃないの?

ナビ君ナビ君

エヘヘ……ニチレイさんに聞いた方が確実だから!

※1 「地球にGood!®」マークは、ニチレイフーズの全ての商品ではなく、一部の対象商品にのみ記載されています。
※2 ニチレイフーズ「『地球にGood!®』な仕組み」より

「冷凍食品=環境にやさしい」って本当なの?

斎藤斎藤

ところで、「冷凍食品が環境にやさしい」というのは本当なんでしょうか?

ニチレイさんニチレイさん

その通りです。その理由の1つとして、冷凍食品であれば「食べものを腐らせて捨ててしまうことを防げる」というのがあります。
冷凍技術によって長期間おいしさを保てるので、食品の廃棄(ロス)が圧倒的に出にくくなるんですよね。

斎藤斎藤

確かに。冷凍食品は保存がきくし、ある程度長期間保存していてもおいしいままですもんね。

ただ、冷凍食品っていうと、なんとなく「手軽に食べたいものを食べられる」というイメージのほうが強くて、やっぱり「環境にやさしい」と言われてもピンとこないんですよね。

ニチレイさんニチレイさん

実は、その「手軽に食べたいものを食べられる」という点こそが、「環境へのやさしさ」につながる重要なポイントなんです!

斎藤斎藤

どういうことですか?

ニチレイさんニチレイさん

例えば、夕飯を作る時のことを想像してみてください。ナビ君はハンバーグ、斎藤さんは唐揚げと春巻と炒飯が食べたいと思ったとします。

ナビ君ナビ君

斎藤、食い意地張り過ぎじゃない?

斎藤斎藤

例え話だから!

ニチレイさんニチレイさん

もしこれらを全て一から作ろうとしたらどうでしょう? ハンバーグの挽き肉が微妙に余ったり、春巻の皮が数枚残ったり……。「中途半端に残った食材」を使い切れずに、結局捨ててしまうことはありませんか?

斎藤斎藤

うっ、耳が痛い……。

ニチレイさんニチレイさん

そもそも材料をそろえるのも大変ですし、一品一品を作るためのエネルギーも時間も労力もかかります。

冷凍食品なら、必要な分だけ解凍して使えるので、食材を余らせて捨てる心配がありません。ひとりひとりの「食べたい」に応えつつ、無駄をなくすこともできるんです。

家庭での冷凍食品の利用は、食品ロスの削減につながる

斎藤斎藤

なるほど。「食べたいものを食べたい分だけ」というのは、単に便利なだけじゃなくて、結果的に食材を無駄にしないエコな行動でもあるんですね。

ナビ君ナビ君

斎藤、これで分かったかな? 冷凍食品をうまく活用することは、結果的に「地球にやさしい選択」になっているんだよ!

たくさん作るからこそ実現できる、「無駄の削減」

斎藤斎藤

ただね、まだ疑問があるんだ。
いままでは家庭の話だったよね? でも工場ではどうだろう。冷凍食品は、工場で大量に生産しているよね。

大量生産したら、その分大量の食品ロスが出たり、大量のエネルギーを消費したりするんじゃないかなあ。冷凍食品は本当に環境にやさしいの?

ナビ君ナビ君

斎藤、それはすごくいい疑問だよ!

ニチレイさんニチレイさん

確かに「大量生産=環境負荷が高い」というイメージをお持ちの方も多いと思います。 ですが、「工場でまとめて作るからこそ、無駄をなくせる」という側面も大きいんですよ。

斎藤斎藤

まとめて作るから、無駄がない……?

「ゴミ」という概念をなくすために。1羽の鶏もとことん使い切る

ニチレイさんニチレイさん

分かりやすい例として、ニチレイフーズがタイの現地法人とつくった、鶏肉加工工場の話をさせてください。
鶏肉というと、みなさんが真っ先に思いつくのはもも肉やむね肉ではないでしょうか。ただ、もも肉とむね肉は、鶏の重量の40%程度なんです。(※1)

斎藤斎藤

半分にも満たないのか……!

ニチレイさんニチレイさん

そうなんです。でもこの工場では、鶏をできるだけ無駄にしないように他の部位も有効活用しています。肉はもちろん、頭部や羽根、なんと血も全て製品として販売しているんです。(※2)

1羽の鶏を有効活用するタイの鶏肉加工工場での取り組み

ナビ君ナビ君

鶏の血液まで販売するって、想像がつかないよね。

ニチレイさんニチレイさん

「ブラッドケーキ」という食品にして、現地の学校給食などで提供しているんですよ。

工場の担当者は「この工場には、原材料について『ゴミ』という概念はありません」と語っています。この例はとても先進的な取り組みなので、全ての工場で同じことができるわけではありません。

それでも、工場の製造工程でどうしても出てしまう食べ物の余りは、全て再利用しているんです。主な再利用先は肥料や飼料です。

斎藤斎藤

なるほど。家庭で生ゴミとして捨ててしまったらただ焼却処分されるだけだけど、工場でまとめて処理すれば、肥料や飼料としてリサイクルできるわけか。

ニチレイさんニチレイさん

おっしゃる通り。「1カ所に集まっているからこそ、資源として再利用できる」。これが工場生産の強みなんです。

※1・※2 ニチレイ「鶏一羽をすべて使い切るチキン工場(タイ)」より

「食品残渣(※)」からエネルギーをつくる!? 工場の循環システム

※『焼おにぎり』であれば、製造工程でライン上からこぼれた米や焦げついてしまった米、『今川焼』であれば、皮が破れてしまったり、形が崩れてしまったりしたものなど、生産過程でどうしても出てしまうものを「食品残渣(しょくひんざんさ)」と呼ぶ

ニチレイさんニチレイさん

さらに工場には、エネルギーの消費やCO2の排出量を抑える設備があります。

エネルギー消費やCO2排出流用を抑える工場の設備

ニチレイさんニチレイさん

例えば、工場の屋根に太陽光パネルを敷いて、工場で使用するエネルギーの一部をまかなっています。
山形工場では、太陽光パネルで日中の冷凍倉庫の使用電力をほぼまかなうことができているんですよ。(※1)

ナビ君ナビ君

冷凍倉庫を動かせるって、相当なパワーだね!

ニチレイさんニチレイさん

そうなんです!

また、関西工場には食品残渣からガスをつくり、工場の燃料にする「D-Bioメタン」という設備もあります。

食品残渣を発酵させると、メタンガスが発生するのですが、そのガスを、工場でお湯を沸かすボイラーなどの燃料として利用しているんです。

斎藤斎藤

へえー! ゴミとして燃やしてしまうのではなく、燃料に変えて、さらに工場で使っているのか。

ニチレイさんニチレイさん

工場で使う燃料をこのメタンガスでまかなえれば、その分、都市ガスなどの化石燃料を使わなくて済みます。結果として、年間約40トンのCO2の排出削減効果を見込んでいるんですよ。
さらに、食品残渣自体も、この仕組みによって20%ほど削減できています。(※2)

ナビ君ナビ君

CO2もゴミも減らせるなんて、一石二鳥だ!

斎藤斎藤

ただ、約40トンのCO2の排出削減って、どれくらいすごいことなのかちょっとピンとこないなあ。

ニチレイさんニチレイさん

40トンは、杉の木およそ4,500本が1年間に吸収するCO2の量と同じくらいなんです(※3)。

ナビ君ナビ君

杉の木4,500本分の森と同じくらいの効果があるってことだ……!

斎藤斎藤

それはすごい! 家庭では真似できない規模だなあ。
「工場=エネルギーを消費する場所」だと思っていたけど、「工場=効率よく資源を循環させる場所」でもあるんだね。

※1 ほほえみごはん®「進化麺が続々!ニチレイフーズ山形工場を編集部が見学レポート」より

※2 ニチレイ「食品残渣をオンサイトでエネルギー化するDaigasエナジー「D-Bioメタン」を関西工場に新規導入 動植物性残渣の約20%減容・CO₂排出量の年間約40t削減を目指します」より

※3 36~40年生のスギ人工林1ヘクタール(1,000本)が1年間に吸収する二酸化炭素の量を約8.8トンと試算した場合。(林野庁HPより算出)

『今川焼』がウエットティッシュに!? 「遊び心」で新しい価値を生み出す

ニチレイさんニチレイさん

ここで、ぜひ私から紹介したいものがあります。こちら、「『今川焼』から作った除菌ウエットティッシュ」なんです。

「今川焼」から作った除菌ウエットティッシュ

斎藤斎藤

『今川焼』から……? どういうこと!? 甘い匂いがするとか?

ニチレイさんニチレイさん

使用感や匂いは、一般的なウエットティッシュと全く同じです。
『今川焼』の製造工程では、どうしても皮が破れてしまったり、形が崩れてしまったりするものが出ます。それを発酵させて「エタノール」を作り、除菌ウエットティッシュに加工したんです。

ナビ君ナビ君

「焼おにぎり除菌ウエットティッシュ」もあるんだよね!

焼おにぎり除菌ウエットティッシュ

斎藤斎藤

すごいですね! そもそもの企画といい、このパッケージといい、インパクトが強過ぎる……。ニチレイフーズさんの遊び心を感じますね。

ニチレイさんニチレイさん

ニチレイフーズでは真面目にサステナビリティに取り組んでいますが、この製品に関しては、あえて「遊び心」を入れています。
「サステナビリティが大切です!」と正面から大声で言っても、なかなか生活者の方には届きにくい。
そこで、まずは「なにこれ面白い!」と手に取ってもらうきっかけを作りたかったんです。

斎藤斎藤

確かに「『今川焼』から作ったウエットティッシュ」なんて、つい誰かに話したくなってしまいますね。

ナビ君ナビ君

そうだ。斎藤、ビールは好き?

斎藤斎藤

大好きだけど……まさか?

ニチレイさんニチレイさん

実は、ニチレイフーズでは「商品にならない麺の一部を利用したクラフトビール」を作ったこともあります。

斎藤斎藤

麺からビール!? そんなこともできちゃうんですか?

ナビ君ナビ君

ほら見て、原材料の欄に「中華麺」って書いてあるよ!(※)

ニチレイさんニチレイさん

先ほど、工場での食べ物の余りは、肥料や飼料に再利用されているとお話ししましたよね。もちろんそれも立派な再利用ですが、別の付加価値を付けて、また人が楽しめたり、使えたりする形にする。
このように、元の価値よりも高い価値を生み出す再利用の仕方を「アップサイクル」といいます。

斎藤斎藤

なるほど~。単にユニークなものを作ってるだけではなくて、ちゃんと軸になる考え方があるんですね。

ニチレイさん
ニチレイさん

はい。「捨ててしまうはずだったものに、新しい命を吹き込む」。形はユニークですが、これも私たちが大切にしているサステナビリティの形のひとつなんです。

ニチレイフーズの食品ロス削減の取り組み

ニチレイフーズが取り組む食品ロス削減の工夫は、他にもたくさん! より高い価値を生み出すリサイクルを目指して、挑戦を続けています。

※ ニチレイフーズ「ニチレイフーズアップサイクル商品第3弾!生産過程で発生した「規格外麺」をクラフトビールに!山形の地場を活かした食品ロス削減を実現」 より

「おいしい」を未来へつなぐために

斎藤斎藤

しかし、こうしたサステナビリティへの取り組みというのも、コストもかかるし、なかなか大変なのでは?
どうして一企業がこんなに環境のことを考えているんですか?

ニチレイさんニチレイさん

私たちは食品メーカーですから。冷凍食品の原材料も、冷凍食品を製造するためのエネルギーも、全て地球環境から得られるものです。
地球環境を守っていかないと、原材料を手に入れることもできなければ、おいしい冷凍食品をみなさんの元へ届けることも難しくなってしまいます。

斎藤斎藤

なるほど。事業を続けるためにも、環境を守る必要があると。

ニチレイさんニチレイさん

それに、私個人としても、この地球環境を守って、「この豊かな食卓を、次世代に受け継いでいきたい」という思いが強くあります。私自身、この環境で育ってきましたから。

ナビ君ナビ君

ニチレイさん……!さすが良いことをおっしゃる!

斎藤斎藤

「次世代に受け継ぎたい」か。ちょっと照れくさいけど、そういう気持ちって僕にもありますね。

さて、小腹も空いたし、『今川焼』でも食べようかなあ。ナビ君とニチレイさんも食べますか? 冷凍庫に常備しているんで……。

……って、あれ?

僕が『今川焼』を冷凍庫から取り出そうとして後ろを向くと、ナビ君とニチレイさんは消えていました。

今までの会話は夢だったのでしょうか? それとも、まぼろし? でも、僕の中には確かに冷凍食品とサステナビリティの関係性の知識、そしてニチレイさんの思いが残ったのです。

今川焼を食べながら、冷凍食品と地球環境との深いつながりに思いを馳せる斎藤

ナビ君ナビ君

(分かってくれたみたいだから、ナビ君は消えるね!)

ニチレイさんニチレイさん

(冷凍食品は、豊かな食卓と、持続可能な地球環境の両方を支えるもの。これからもぜひ、一緒においしい未来について考えていきましょう!)

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