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冷凍マニアが語る!冷凍・冷凍食品便利術

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忙しい人の食卓には今や欠かせない、冷凍食品。最近では冷蔵庫とは別に、もう一台「セカンド冷凍庫」を持つ人も増えているそう。

そこで今回、冷凍生活アドバイザーの西川剛史さんに、忙しい人こそ知っておきたい冷凍・冷凍食品の便利術や、セカンド冷凍庫の使い方などをお聞きしました! 冷凍マニアでもある、西川さんおすすめのニチレイ冷凍食品もご紹介します。

【忙しい人向け冷凍便利術①】時短調理できる冷凍・解凍テク

冷凍・解凍テクを語る西川さん

冷凍食品を活用して、時間をかけずに豊かで健康的な食生活を実現すべく、日々冷凍食品の研究や商品開発をされている西川さん。家庭の冷凍庫で食品を凍結・保管する「ホームフリージング」の便利術を教えていただきました。

西川さん顔写真
西川さん

ホームフリージングは、市販の冷凍食品にない、自分好みの料理を楽しめるところが魅力です。ただし、冷凍庫の中は非常に乾燥しているため、直接食材が空気に触れると乾燥・酸化して劣化につながります。食材は新鮮なうちに、空気に触れないようラップでしっかりと包み、冷凍用保存袋に入れてから冷凍するのがおすすめです。
解凍する場合は、常温(10〜40度前後)の温度帯を長い時間かけて通過すると菌などが繁殖しやすくなります。できるだけスピーディーに解凍を!

肉・魚をおいしく時短調理できる「下味冷凍」

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西川さん

「下味冷凍」とは、肉・魚などの食材に調味料で下味をつけて冷凍すること。冷凍時の乾燥と酸化を防げるほか、冷凍・解凍時に味が染み込みやすく、加熱後はしっとりと仕上がります。フライパンで加熱するだけで、簡単に一品できあがりますよ。

【おすすめレシピ】鶏むね肉と野菜の塩麴焼き

鶏むね肉と野菜の塩麴焼き

●下味冷凍方法
ひと口大に切った鶏むね肉と塩麹、みりんを一緒に冷凍用保存袋に入れ、やさしく揉むようにして調味料をしっかり行き渡らせる。その上に切った野菜(長ねぎ・にんじん・しめじなど)をのせて冷凍庫へ。

●解凍方法
油をひいたフライパンに凍ったまま入れ、少量の水をふりかけ、ふたをして中火で4分蒸し焼きに。一度ふたを開けて全体をほぐした後、またふたをする。最後にふたを外して強火で水分を飛ばし、肉に焼き色を付けたら完成。

解凍と味付けが同時にできる「だし解凍」

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西川さん

生、または軽く湯通しした野菜を冷凍し、凍ったまま調味料に漬けながら解凍する「だし解凍」。解凍時、食材の繊維がほぐれて、より味が染み込みやすくやわらかい食感になります。野菜は、生の小松菜やピーマンのほかに、軽くゆでたブロッコリーやスナップエンドウなどがおすすめ。

【おすすめレシピ】小松菜のおひたし

小松菜のおひたし

●冷凍方法
よく洗った小松菜を4cm程度のざく切りにし、冷凍用保存袋に入れてしっかり空気を抜いてから封をとじて冷凍庫へ。

●だし解凍方法
解凍時は冷凍用保存袋の底に小松菜を集め、ストレートのめんつゆを注ぐ。空気を抜いて、小松菜をめんつゆにしっかりと浸す。冷凍用保存袋に入れたまま冷蔵庫で10〜20分解凍し、水気を軽く切りお皿に盛りつけ、かつお節をのせたら完成。

【忙しい人向け冷凍便利術②】冷凍食品の献立への取り入れ方

冷凍食品の献立への取り入れ方を語る西川さん

「市販の冷凍食品を活用すると、忙しい人も健康的で豊かな食生活を実現できる」と語る西川さん。日々の献立への取り入れ方をアドバイスしていただきました!

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西川さん

冷凍食品は、炭水化物をメインとした主食が多いので、それだけでは栄養が偏りがちに。ですが、冷凍食品をうまく組み合わせれば栄養バランスのとれた献立がつくれます。
まず、献立は主食や主菜だけではなく、副菜も考えましょう。チャーハンなど主食系の冷凍食品は、ひと袋を食べきるのではなく気持ち少なめに。副菜はブロッコリーやほうれん草などの冷凍野菜がおすすめ。電子レンジで加熱して調味料をかけるだけでもおいしいですし、お味噌汁やスープにも合います。

【忙しい人向け冷凍便利術③】上手なセカンド冷凍庫の使い方

コロナ禍を経て、冷凍食品のまとめ買いや冷凍作り置きの需要が増えたことから、昨今注目されている「セカンド冷凍庫」。セカンド冷凍庫を選ぶコツや上手な使い方をお聞きしました。

西川さん顔写真
西川さん

セカンド冷凍庫は、「冷凍スペースだけ増やしたい」というニーズをピンポイントで叶えてくれる画期的なアイテム。僕自身も自宅で愛用しています!

〈POINT〉
●サイズは生活スタイルに合わせる
セカンド冷凍庫の容量は幅広く、30L程度から中には200L以上までとサイズはさまざま。選ぶ際は、置くスペースを考慮しつつも、なるべく大きめのサイズを選ぶと整理がラクになります。家族の人数や何をどれくらいストックしたいかなど、生活スタイルに合わせて選びましょう。

●メインの冷凍庫と使い分ける
冷凍庫が整理されていないと探すのに時間がかかり、扉を開けている時間も長くなりがち。メインの冷凍庫には使う頻度の高い食材や使いかけの食材、セカンド冷凍庫にはストック用の食材を収納するなど、用途ごとに使い分けましょう。

セカンド冷凍庫に常備したい! おすすめニチレイ冷凍食品4選

冷凍食品4品と西川さん

ここまで、冷凍スペースが足りない方におすすめのセカンド冷凍庫についてお話しいただきました。そんなセカンド冷凍庫に、「ぜひストックしてほしい」という西川さんおすすめのニチレイの冷凍食品4選をご紹介します。

『チキンライス』

チキンライス

『チキンライス』(450g)

ニチレイの冷凍食品の魅力といえば、やはりごはんのおいしさです。ふっくらとしたごはんに絡むトマトケチャップの甘みと、炒めた時に立ち上る香りは、まさに洋食屋さんの味そのもの。そのまま食べてもおいしいのですが、とろけるチーズをかけたり、卵で包んでオムライスにしたり。卵で包むのが面倒な時は、フライパンで『チキンライス』を炒めた真ん中に卵を割り入れて目玉焼きチキンライスにしても◎。

『超メンチカツ』

超メンチカツ

『超メンチカツ』(2個入・160g)

このメンチカツは、食べ応えのある大きさにまず驚きます。それに加えて噛んだ時の、中のジューシーさが食欲をそそります。これを電子レンジ調理で実現できたのは、ニチレイの技術力があってこそだと思います。
アレンジするなら、ウスターソースと千切りキャベツと一緒に食パンに挟んで。朝食やランチにもぴったりです。

『むねから®

むねから<sub>®</sub>

『むねから®』(400g)

脂肪分が少ないむね肉を使っているので、ヘルシーであっさりとした味わいです。唐揚げは味が濃いものが多いですが、この『むねから®』は鶏肉本来のおいしさが楽しめます。そのためアレンジもしやすいですね。
とはいえ、醤油やめんつゆなどでさらに塩分を足してしまうと健康面も気になるところ。そこでおすすめしたいのが、カレースパイスです。ジューシーな鶏肉のおいしさが引き立ちます。また、八角や山椒など中華系のスパイスとも相性がいいので、いろいろ試してみてくださいね。

『香ばし麺の五目あんかけ焼そば』

香ばし麺の五目あんかけ焼そば

『香ばし麺の五目あんかけ焼そば』(1人前・355g)

焼き目の付いた太めの麺は、もっちりとした食感で、食べ応え十分。それに野菜たっぷりのとろりとしたあんがよく絡みます。町中華を思い出す、本格的な味が見事に再現されているから驚きです。1品で野菜もとれるので、アレンジせずとも十分健康的な食事になると思います。

『香ばし麺の五目あんかけ焼そば』と西川さん

【セカンド冷凍庫なら、ハイアールの『33L 前開き冷凍庫』に注目!】

ハイアールのセカンド冷凍庫『33L 前開き冷凍庫』

JF-NU33A(W/ホワイト)。幅約44cm、奥行48cm、高さ51cm。

冷凍庫内の食品が乾燥しにくいハイアールの『33L 前開き冷凍庫』は、ひとり暮らしのワンルームにも設置しやすいコンパクトサイズ。さらに「急冷凍」設定など、性能・機能も充実しています。

『33L 前開き冷凍庫』の中身

買い物かご1個分(30L)が入る大きさ

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