季節感を大切にしたシンプルな料理、自然で丁寧なライフスタイルが人気の料理家・ワタナベマキさんに、ニチレイの冷凍野菜を使ったレシピを教えていただきました。今回のテーマは、おしゃれなデリ風サラダのレシピ。ワタナベマキさんならではの冷凍野菜の魅力の引き出し方、活用アイデアが満載です。
ワタナベマキさん
今回は2人分で冷凍野菜1袋をちょうど使い切れて、野菜がたっぷりと食べられるレシピを考えてみました。冷凍野菜は下ゆでしてあるので、サラダなら「解凍して他の食材と和えるだけ」という使い勝手の良さが嬉しいですね。解凍後も食感がしっかりと残っているので、合わせる食材も食感を意識して調理しました。
冷凍アスパラ・生ハム・モッツァレラのカレーレモンマリネ
解凍してそのまま食べることが多い冷凍アスパラも、組み合わせ次第でごちそうサラダに。モッツァレラチーズは大きめにちぎって食感を残すと、アスパラのシャキシャキ感に良く合います。
【今回使う冷凍野菜】
下ゆで済みなので解凍するだけで食べられるグリーンアスパラ。
材料(2人分)
- 『そのまま使えるグリーンアスパラ』…1袋(150g)
- 生ハム…50g
- モッツァレラチーズ…200g
- レモン汁…大さじ2
- オリーブオイル…大さじ2
A
- にんにく(潰す)…1/2片
- カレー粉…小さじ1/2
- ナンプラー…小さじ1
作り方
- 『そのまま使えるグリーンアスパラ』をパッケージの表示に従い流水解凍し、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭きとる。
- ボウルにAを入れてよく混ぜ、生ハム・❶・手で大きめにちぎったモッツァレラチーズ・レモン汁を加えて和える。
- オリーブオイルを加えてさっと混ぜ、器に盛る。さらにカレー粉少々(分量外)をふって仕上げる。
ワタナベマキさん
流水解凍でアスパラのシャキシャキ感を残しました。解凍後はアスパラの水気をしっかりととるのがポイントです。完成後、1~2日ほど冷蔵庫でねかせて味をなじませても美味しいですよ。
冷凍ブロッコリーとチキンの柚子こしょうホットサラダ
冷凍ブロッコリーは解凍後も歯ごたえがほどよく残るので、パリパリにグリルしたチキンと合わせて食感が楽しいホットサラダに。柚子こしょうの香りが食欲をそそります。
【今回使う冷凍野菜】
下ゆで済みなので解凍してサラダなどにそのまま使えるブロッコリー。
材料(2人分)
- 『そのまま使える 高原育ち®のブロッコリー』…1袋(250g)
- 鶏もも肉…200g
- オリーブオイル…小さじ1
- いりごま(白)…小さじ2
A
- 柚子こしょう…小さじ1
- 黒酢…大さじ1
作り方
- 鶏もも肉はあらかじめ冷蔵庫から出して常温に戻しておく。ボウルにAを入れて混ぜる。
- フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、鶏もも肉の皮目を下にして焼く。
- 皮にカリッと焼き目がついたら裏返す。弱めの中火にして約8~10分焼き、食べやすい大きさに切る。
- 『そのまま使える 高原育ち®のブロッコリー』をパッケージの表示に従い解凍加熱(電子レンジまたはゆでて解凍)し、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭きとる。
- ❶のボウルに❸・❹を入れて和え、皿に盛っていりごまをふる。
ワタナベマキさん
温めたブロッコリーは水気をしっかりととり、ソテーした鶏もも肉とともに熱々の状態で混ぜるのがポイントです。鶏皮をパリッと焼き上げると香ばしく、食感のアクセントにもなります。
冷凍ミックスベジタブルとキヌアのタブレ
身近なミックスベジタブルもワタナベマキさんの手にかかればこんなにおしゃれなサラダに。イタリアンパセリやレモンがミックスベジタブルの甘みを落ち着かせ、後味もさわやかです。
【今回使う冷凍野菜】
北海道で採れたスイートコーン、にんじん、グリンピースを急速凍結して美味しさを閉じ込めたミックスベジタブル。
材料(2人分)
- 『北海道産ミックスベジタブル』…1袋(200g)
- キヌア(パウチパック)…40g
- 玉ねぎ…1/3個
- アンチョビ(フィレ)…3枚
- イタリアンパセリ…3本
- グリーンリーフ…3枚
- レモン汁…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ1
- 粗挽き黒こしょう…少々
作り方
- 『北海道産ミックスベジタブル』をパッケージの表示に従い解凍し、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭きとる。
- 玉ねぎを粗みじん切りにした後ボウルに張った水に5分さらし、ザルにあげてキッチンペーパーで水気をしっかりと拭きとる。
- アンチョビをみじん切りにする。
- ボウルに❶・❷・❸・キヌア・レモン汁・粗く刻んだイタリアンパセリを加えて混ぜる。
- オリーブオイルを加えて混ぜ、さらにちぎったグリーンリーフを加えて全体をさっと混ぜる。皿に盛り付けて粗挽き黒こしょうをふる。
ワタナベマキさん
キヌアの代わりにクスクスや雑穀ミックスを使っても美味しいですよ。なければ、冷ごはんでもOKです。冷ごはんを使う場合は一度水で洗って、水気をしっかりととってから加えましょう。
過去のお話はこちらから読めます!