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【冷凍庫のニューノーマル探索#3】アンケートで判明!ウィズコロナの冷凍庫事情

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【冷凍庫のニューノーマル探索#3】アンケートで判明!ウィズコロナの冷凍庫事情

新型コロナウイルスの流行下における冷凍食品や冷凍庫の使用状況の変化を探る「冷凍庫のニューノーマル」。3回シリーズの最後のテーマは、ズバリ「冷凍庫」。20〜40代の既婚男女へのアンケート調査から、現在の冷凍庫の活用状況や、コロナ禍で必要になった冷凍庫の機能などを探ります。ウィズコロナの生活で、多くの人が冷凍庫に求めているものとは……。

※シリーズ記事はこちら↓
【冷凍庫のニューノーマル探索#1】主婦500人にアンケート。冷凍習慣に変化が
【冷凍庫のニューノーマル探索#2】夫500人にアンケート。冷凍食品はOK?NG?

※調査概要:全国の20~40代の既婚女性543人、既婚男性536人(ともに子あり)を対象に、2020年9月14日~9月21日の期間アンケートを実施。同アンケートの男性への質問「あなたはどのくらいの頻度で料理をしていますか?朝食、昼食、夕食問わず、料理を作る回数を教えてください。」に対し、週に11回以上(1週間の食事の過半数)作る人が5.8%だった結果を踏まえ、現状では主に女性が調理を担当している家庭が多いと仮定して、記事を作成しています。

冷凍庫の埋まり具合は「7割以上」が半数超

まず、冷凍庫の活用度を知るべく、「冷凍庫には、普段どのくらい食品が詰まっていますか?」と質問。ほぼパンパンな状態の「9割〜満杯」が20%、少しだけ余裕のある「7〜8割」が36%と、7割以上入っている人が半数以上。対して、活用度が低めな「4割以下」は21%という結果に。

冷凍庫の埋まり具合

「9割〜満杯」の人の中には、「在宅ワークの昼食用に、冷凍食品をストックするようになったので」「買い物の回数を減らすために冷凍の肉や魚も買うようになった」などの意見が。「冷凍庫はギュウギュウに詰めておくほうが電気代の節約になるので、スカスカにならないように気をつけている」という人もいました。

冷凍庫に常備している「お気に入り」は?

冷凍庫に常備している「お気に入り」は?

では、冷凍庫にはどんなものが入っているのでしょうか…? 「冷凍庫で常備しているもので、あなたのお気に入りは?」と質問したところ、「美味しいから」「時短で便利だから」という理由で、「チャーハン」「唐揚げ」「パスタ」など、王道の冷凍食品が挙がりました。

また、家族それぞれにも、お気に入りやこだわりがあるようです。
●お弁当向けの揚げ物系冷凍食品
今の仕事に就いて13年、お弁当に欠かさず入れている。13年食べ続けても美味しい。

●お弁当向けのカップ入りグラタン
小さめのサイズなので休日の朝食にちょうどいいし、子どもでも残さず食べられる量なので。

●今川焼
小腹が空いたときにちょうどいい大きさで、温めたらすぐ食べられる。

●焼きおにぎり
子どもがハマっていて、小学校から帰ってくると自分でウキウキとレンチンして食べている。

【コラム】冷凍食品の人気ランキングTOP3は…?

過去に実施したアンケートによる、冷凍食品の人気ランキングも見てみましょう。冷凍食品のパイオニアであるニチレイフーズの社員250人に、「好きな冷凍食品」を聞いたところ、

【1位】本格炒め炒飯®
【2位】今川焼(あずきあん)
【3位】特から®

という結果になりました。仕事&プライベートで冷凍商品を食べ続けている社員の「お気に入り」となれば、その美味しさを確かめてみたくなりますね。

※ランキング4位以下はこちら
ニチレイフーズ社員250人がリアルに回答! オススメ冷凍食品ベスト10

活用が増えた冷凍庫、買い換えるなら欲しいのは「大容量」

冷凍庫にほしい機能

さて、次は冷凍庫の中身から、家電としての機能に目を移してみましょう。「冷蔵庫を買い換えるとしたら、冷凍庫(冷凍室)に求める機能は?」と聞いたところ、1位は「容量が大きい」ものが欲しいという声。まとめ買いした食材をホームフリージングしたり、在宅ワークの昼食に冷凍食品を活用したりと、冷凍庫の活用シーンが増えたことから、大容量を求める人が多いようです。

2番目に多かったのが、「庫内が整理しやすい」こと。冷凍庫を効率よく活用するためには欠かせない機能です。「庫内がぐちゃぐちゃで商品が行方不明」「庫内が把握できず、同じものを買ってきた」という体験談もあったので、整理できないことをストレスに感じている人が少なくないことがうかがえました。

4番目に多かった「急速冷凍ができる」は、ホームフリージングに便利な機能。急速冷凍は普通の冷凍に比べ、冷凍時の食材や料理の劣化を抑えてくれます。食材のまとめ買いでホームフリージングをする人が増え、「美味しさを保って冷凍したい」というニーズも高まっているのかもしれません。

【コラム】冷蔵庫・冷凍庫、買い換えるならいつがいい?

内閣府「消費動向調査」(2018年3月調査)によると、冷蔵庫の使用年数は平均12.2年なのだそう。ウィズコロナの中、もしも冷蔵庫・冷凍庫が故障して食品が保存できなくなると大変です。買い替えのベストタイミングは、冬のボーナスシーズン。すでに10年以上使用していて、不調を感じていたら、買い替えを検討してみましょう。

※買い替えに関する詳細はこちら
冷蔵庫・冷凍庫の寿命は? 冷えない、水漏れなど買い替えのサインと対応

外出自粛期間中に「家庭用冷凍庫」を買い足した人も!

外出自粛期間中に「家庭用冷凍庫」を買い足した人も!

アンケートでは「冷凍庫が小さいので、家庭用冷凍庫を買い足した」という人もいました。「小さな子どもがいて、食べさせたい食品が買えなくて困った。ストックを切らしたくなかった」とのこと。

「当面、冷蔵庫を買い換える予定はないけれど、冷凍庫が小さくて困っている」という人は、「冷凍庫だけ買い足す」というのも、ひとつの方法ですね。

【冷凍庫のニューノーマル】大容量の冷凍庫がウィズコロナの食卓を支える存在に

【冷凍庫のニューノーマル】大容量の冷凍庫がウィズコロナの食卓を支える存在に

3回にわたってお届けした【冷凍庫のニューノーマル探索】シリーズ。

#1主婦編では、買い物に頻繁に行けないウィズコロナの中、食材のまとめ買い→冷凍保存が家事の時短スタイルとして定着しつつあることがわかり、続く#2夫編では、20〜40代の夫婦は冷凍食品を使うことに肯定的で、美味しさや料理の負担減を求めて、ポジティブに活用している様子がうかがえました。

そして3回目の今回、上記の記事で見えてきた冷凍状況の変化(まとめ買いや冷凍食品のポジティブ活用)を支える存在として「大容量の冷凍庫」が求められていることが見えてきました。加えて、庫内の整理しやすさや急速冷凍など用途に沿った機能へのニーズの高さも明らかに。

新型コロナの流行以前から「お掃除ロボット・洗濯乾燥機・食器洗い乾燥機」が「共働きの三種の神器」として人気でしたが、ウィズコロナの時代は共働きに限らず「大容量の冷凍庫」も必需品と言えそうですね。

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