【フレンチトーストの冷凍】下味冷凍・焼いて保存・凍ったパンで作る時短レシピも

2021.1.12
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フレンチトーストと冷凍したフレンチトーストの写真

本格的に作ると時間のかかるフレンチトーストも、「冷凍」を活用すれば手軽&プロのような仕上がりに! いつでも焼きたてが食べられる「焼く前冷凍(下味冷凍)」、焼きたての味がキープできる「焼いた後冷凍」、そして番外編として「冷凍パン」を使った時短レシピをご紹介。各レシピのコツやポイントを料理研究家の吉田瑞子先生に教えてもらいました。

【調理前にチェック】フレンチトーストにはこんなパンがおすすめ!

【焼く前】卵液に漬けて下味冷凍すればふわとろに!

卵液に浸した状態で下味冷凍しておけば、冷凍中に卵液がしっかりとしみこむので、食べたいときに焼くだけ。隅々まで卵液がしみこんだ、ふわとろ食感のフレンチトーストが食べられます。

【冷凍方法】(4枚切り食パン1枚分)

1 ボウルに卵・牛乳・砂糖を合わせ、卵液を作る

ボウルに卵液の材料を入れた写真

全卵2個をボウルに溶き、白身を切るようにしてよくほぐす。砂糖大さじ2、塩少々を加えて泡立て器で泡立てないよう混ぜ、牛乳150mlを加えてさらに混ぜる。茶こしなどを使って濾すとなめらかな仕上がりになる。

2 カットしたパンを冷凍用保存袋に重ならないように入れ、卵液を加える

冷凍用保存袋にパンと卵液を入れた写真

パンはあらかじめ食べやすい大きさ(2等分、または4等分)にカットしておく(食べるときは凍ったまま焼き始めるため)。Mサイズの冷凍用保存袋にパンを入れ、1の卵液を静かに流し込む。

POINT

耳を落とした厚切りの食パンを使えばホテルのフレンチトーストのような仕上がりに。パンがぴったり入る大きさの冷凍用保存袋を使うと卵液が効率よくしみこむ。

3 できるだけ空気を抜いて密封し、冷凍庫へ

冷凍用保存袋をバットにのせた写真

袋の空気を抜くとパンが卵液にまんべんなく浸り、卵液がムラなくしみこみやすくなる。液漏れで庫内が汚れるのを防ぐため、バットなどにのせて冷凍庫へ。1晩以上冷凍する(冷凍で約2週間保存可能)。

POINT

冷凍用保存袋を密封するときは、水圧を利用して空気を抜く方法がおすすめ。水を張ったバットやボウルに口を少し開けた冷凍用保存袋を浸し、少しずつ空気を押し出して完全に口を閉じる。

冷凍用保存袋の空気を抜いているところ写真

【解凍方法】

1 下味冷凍したフレンチトーストを凍ったままフライパンで蒸し焼きにする

フライパンに凍ったフレンチトーストを入れた写真

熱したフライパンにサラダ油大さじ1/2をひき、下味冷凍したフレンチトースト(4枚切り食パン1枚分)を凍った状態でのせる。ふたをして弱火で約13分蒸し焼きにする。

2 焼き色がついたら裏返し、バターを入れてこんがりと焼き上げる

裏返してバターを入れた写真

焼き目がついたら裏返して鍋肌からバター大さじ1/2を入れ、さらに弱火で12分、裏面がこんがりとするまで焼く。好みで粉砂糖やハチミツなどをトッピングする。

POINT

解凍している間に焦げないように、最初は焦げやすいバターではなくサラダ油をつかう。パンは厚みがあると火が通るのに時間がかかり、逆に薄いと焦げやすいので、ときどき持ち上げて裏面が焦げていないか確認しながら焼くと良い。中心に竹串をさして卵液がついてこなければ火が通ったサイン。

【焼いた後】まとめて焼いて冷凍も便利

一食分だけ作ろうとすると卵液やパンが余ってしまいがち。そんなときは一度にまとめて焼いて冷凍しておくと便利です。食べる時は電子レンジで簡単に加熱解凍でき、トースターやフライパンで仕上げれば焼きたての食感も復活します。
※下味冷凍したフレンチトーストや冷凍パンでつくったフレンチトーストを再冷凍するのはNG

【冷凍方法】

1 粗熱をとり、1切れずつラップで包む

フレンチトーストを1切れずつラップで包んだ写真

お好みで焼いたフレンチトーストの粗熱をしっかりとり、急激な温度変化によって結露した水分で食感が悪くなるのを防ぐ。

2 冷凍用保存袋に入れ、金属製のバットにのせて冷凍庫へ

冷凍用保存袋に入れ金属製のバットにのせた写真

袋の中でフレンチトースト同士が重ならないように入れ、冷凍庫で急速冷凍(冷凍で約2週間保存可能)。

【解凍方法】

凍ったままのフレンチトーストを冷凍用保存袋から出し、ラップを外して耐熱皿にのせる。ラップをふんわりとかけ、500Wの電子レンジで約3〜4分程度(4〜6枚切食パン1枚分)加熱して解凍する。
仕上げにフライパンやオーブントースターで表面を少し焼くとカリッとした焼きたての食感が楽しめる。

【番外編】冷凍パンは凍ったまま調理で時短に!

冷凍保存しておいたパンを凍ったまま卵液に浸して電子レンジで解凍すると、解凍の過程で卵液がどんどんしみこむので、一般的な作り方に比べて時短になります。卵液を短時間で染み込ませやすく、解凍にも時間がかからない薄めの食パン(6枚切り)を使うのがおすすめです。

【作り方】(6枚切り食パン1枚分)

1 耐熱容器に卵液を入れ、カットした冷凍パンを浸す

凍ったままのパンを卵液に浸している写真

全卵1個をボウルに溶き、白身を切るようにしてよくほぐす。砂糖大さじ1、塩少々を加えて泡立て器で泡立てないよう混ぜ、牛乳75mlを加えてさらに混ぜる。茶こしなどを使って濾すとなめらかな仕上がりになる。

POINT

冷凍パンは凍ったままでも切れるので、包丁などで4等分にカットしておくと、より卵液がしみこみやすくなる。

2 電子レンジで両面を30秒ずつ加熱する

卵液に浸したパンをひっくり返している写真

500Wの電子レンジで30秒加熱し、パンをひっくり返して同様に30秒加熱することで、卵液をしみこませる。

3 卵液をしみこませたパンをフライパンで蒸し焼きにする

フレンチトーストを焼いている写真

熱したフライパンにサラダ油小さじ1をひく。卵液をしみこませたパンをのせてふたをし、弱火で約2分蒸し焼きにする。

4 焼き色がついたらひっくり返してバターを入れ、もう片面に焼き色がつくまで焼く

フレンチトーストを焼いている写真

片面に焼き色がついたら裏返し、鍋肌からバターを入れて弱火でさらに約1分焼き、裏面もこんがりと仕上げる。

POINT

焦げないように、最初は焦げやすいバターではなくサラダ油をつかう。パンは厚みがあると火が通るのに時間がかかり、逆に薄いと焦げやすいので、パンの厚さに合わせて、様子を見ながら焼く。

フレンチトーストにはこんなパンがおすすめ!

○フレンチトーストは、フランスパンや山形食パンなどできるだけ生地の目が粗いパンを使用すると卵液のしみこみが早くなります。目の細かい角型食パンを使用する場合は、「焼く前冷凍」や「冷凍パン」の方法で作るのがおすすめです。
○8枚切りなど薄くカットした食パンを使用する場合は、2枚重ねにして焼くとボリューム感が出てリッチな仕上がりになります。

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