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料理家絶賛の時短アイテム「冷凍野菜ミックス」で作る、鉄板おかずレシピ

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『和風野菜』『洋風野菜』を使ったメニューの写真

レンジ調理や作り置き、冷凍保存などさまざまな時短ワザがあるけれど、もっと手軽に料理したい! そんなワガママに応えてくれたのは、ほほえみごはんでヒット記事を連発する、人気料理研究家の吉田瑞子先生。時短で美味しい献立があっという間に作れると紹介してくれた便利アイテムは、意外にも、冷凍野菜の定番「冷凍野菜ミックス」でした。先生自身もその進化に驚き「使わないと損!」と絶賛する冷凍野菜ミックスを使って、ボリュームたっぷりな2つのおかずレシピを教えてもらいました。

今回使用する商品はこちら 

※『和風野菜』は300g・400gの2つのタイプがあります

知ってた!?「冷凍野菜ミックス」の便利ポイント

ポイント1:複数の野菜が入って、しかも下処理済! 
ポイント2:凍ったまま調理OK
ポイント3:5分程度ですぐ火が通る

毎日のごはん作り、材料の下ごしらえが時短の足かせになっていませんか? 特に野菜の皮むきやカットは意外に手間がかかるもの。でも、「冷凍野菜ミックス」を使えば、複数の野菜の皮むきから加熱までの下処理が済んでいるので、かなりの時短になります。しかも、ボリューム感のある野菜が多いので、これだけでメインとなるおかずが1品作れてしまう便利なアイテムです。

使うときは解凍が必要だと思われがちですが、実は凍ったまま調理OK。工場で加熱処理してからパッケージされているので、例えば炒めものなら加熱時間5分程度と驚くほど短くていいのも嬉しいポイントです。

吉田瑞子先生

『和風野菜』『洋風野菜』などの「冷凍野菜ミックス」は、一年を通して安定した品質・価格で購入できるので重宝しています。工場で野菜ごとに合わせた下処理がされているため、食感が良く煮崩れしにくいところもポイントです。味も本当に美味しく、昔に比べても格段に進化していると思います。いつもの炒めものや煮物に加えるだけでバランスが取れたひと皿になりますよ。

冷凍野菜ミックスだから簡単! 15分以内で作れるワンディッシュレシピ

吉田先生に、ニチレイフーズの『和風野菜』『洋風野菜』のメリットを最大限に生かしたおすすめのレシピを教えてもらいました。ボリュームたっぷりなので、これ一皿で大満足。ごはんや汁ものを用意するだけで満足感のある献立が完成します。15分以内で作れるので、忙しい平日の夜ごはんにもぴったりですよ!

レンチンで完成! 「チキンと野菜の味噌クリーム煮」

チキンと野菜の味噌クリーム煮の盛り付け写真

吉田瑞子先生

下処理なしで使える特性を活かして、耐熱ボウルに材料を混ぜて電子レンジで加熱するだけで作れるレシピを考えました。『和風野菜』なので、相性の良い味噌を加えてコクをプラスしてごはんもすすむ味付けに仕上げています。市販のホワイトソースでOKなので、『和風野菜』と合わせてストックしておけばいつでも作れて便利ですよ。

材料(2人分)
  • 『和風野菜』…約200g(400gタイプ1/2袋、または300gタイプ2/3袋)
  • 鶏もも肉…1枚(約200g)
  • 塩・こしょう…各少々
  • ごはん…茶碗2杯分

A

  • ホワイトソース(市販)…1缶(約290g)
  • 味噌…大さじ2
  • こしょう…少々
作り方

1 鶏もも肉をカットし、塩・こしょうをする。Aを混ぜ合わせておく

鶏もも肉に塩・こしょうをかけている写真

鶏もも肉を4~5cm大に切り、両面に塩・こしょうを振って下味を付ける。ボウルにAを混ぜ合わせておく。

POINT

肉の厚い部分には包丁で切り込みを入れておくと、均一に火が通る。

2 耐熱ボウルに凍ったままの『和風野菜』、鶏もも肉を重ね、Aをかける

耐熱ボウルに材料を入れている写真

耐熱ボウルに凍ったままの『和風野菜』、鶏もも肉を重ね、混ぜ合わせたAを上からかける。

POINT

『和風野菜』の上に鶏もも肉をのせると、加熱した時に出てくる肉汁が下の野菜に浸透して美味しく仕上がる。

3 ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで6分加熱する

耐熱ボウルにラップをかけている写真

耐熱ボウルにふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで6分加熱する。

4 一度取り出して混ぜ、再度6分加熱する

取り出して混ぜている写真

一旦取り出して材料をひと混ぜし、再度ラップをふんわりとかけて500Wの電子レンジで6分加熱する。皿にごはんと一緒に盛り付けて完成。 
※ボウルが熱くなっているのでやけどに注意する。

POINT

肉に火が通るまで合計約12分加熱すると、野菜も中まで加熱される。味噌の成分でホワイトソースがゆるくなる場合があるので、仕上がりを見て水溶き片栗粉でとろみをつけるのもおすすめ。とろみをつける場合は、工程4の加熱後に水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1/2~1+倍量の水)を入れてよく混ぜてから、500Wの電子レンジで約1分加熱する。

ワンパンで洗い物もラクちん! 「酢豚風炒め」

『洋風野菜』を使った、フライパンひとつでできるボリュームたっぷりの炒めものメニュー。ケチャップで甘辛に仕上げた酢豚風で、ごはんもモリモリすすみます!

酢豚風炒めの盛り付け写真

吉田瑞子先生

冷凍野菜ミックスは凍ったままで使えて、同じ野菜を生から調理するよりも加熱時間が少なくなるのが特徴ですが、今回は調味料で味付けする前にスープで軽く煮ることで、効率よく火を通して解凍スピードをさらにアップしました。酢豚風の甘辛ケチャップ味は、さまざまな食材と相性が良いので、メインのタンパク質は肉・魚問わず好きな食材を合わせてみてください。

材料(2人分)
  • 『洋風野菜』…約150g(1/2袋)
  • 豚バラ薄切り肉…約150g
  • 塩・こしょう…各少々
  • サラダ油…小さじ2
  • ごま油…少々
  • 水溶き片栗粉…水小さじ2+片栗粉小さじ1

A

  • 顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1/2
  • 酒…大さじ1
  • 水…1/2カップ

B

  • トマトケチャップ…大さじ2
  • 酢…大さじ1・1/2
  • 砂糖…大さじ1・1/2
  • 塩・こしょう…各少々
作り方

1 豚バラ薄切り肉をカットし、塩・こしょうで下味を付ける

豚バラ薄切り肉に塩・こしょうをかけている写真

豚バラ薄切り肉を3~4cm幅にカットし、両面に塩・こしょうを振って下味を付ける。

2 フライパンで豚バラ薄切り肉の両面を焼き、凍ったままの『洋風野菜』を加えてさっと炒める

洋風野菜を加えている写真

フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を入れて両面をこんがりと焼き付ける。さらに凍ったままの『洋風野菜』を加えてさっと炒め合わせる。

POINT

豚肉と野菜を先に炒めると豚肉の脂が絡んで野菜が美味しく仕上がる。また、油が野菜をコーティングするので旨みを閉じ込められる。

3 Aを加えて1~2分煮る

Aを加えている写真

Aを合わせ、フライパンに加えて1~2分程度煮る。

4 沸騰したらアクを除き、Bを加えてひと煮立ちさせる

Bを加えている写真

沸騰したらアクを除き、Bを合わせてフライパンに加えてひと煮立ちさせる。

POINT

味付けをする前に野菜をだし汁で煮ることで、だしの味を染み込ませながら野菜の中までしっかりと加熱できる。

5 水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油を回し入れる

水溶き片栗粉を加えた写真

一度火を止め、水溶き片栗粉を加える。再び火にかけてかき混ぜながらとろみをつけ、最後にごま油を回し入れて風味良く仕上げる。

料理家歴30年で再発見! 「冷凍野菜ミックス」と今どきのごはん事情のベストな関係

アシスタント時代を含め料理家として30年以上のキャリアをもつ吉田先生。長年、身近な家庭料理を定点観測してきた先生だからこそわかる「冷凍野菜」の進化について聞きました。

――今回、先生が「冷凍野菜ミックス」をおすすめしてくれた理由とは?

吉田瑞子先生

ここ数十年の冷凍食品の進化って本当に目覚ましくて、昔と比べても驚くほど美味しくなっているんですよね。つい先日も『本格炒め炒飯®』を食べて改めて感動したばかりです。そんな中でもお気に入りなのが「冷凍野菜ミックス」。味が良いだけでなく、たけのこなど冷凍が難しい食材も入っていて使う度に「すごい!」と感心してしまいます。「冷凍=美味しい!」の新時代が始まりましたね。

――数十年前は冷凍食品といえばお弁当おかずのイメージでしたが、今は当たり前のように家庭の食卓にも並ぶようになりましたね。

吉田瑞子先生

今は仕事をしながら家事もこなすという方が多く、日々の料理にかけられる時間って本当に少なくなっていると思います。メディアで紹介されるレシピもとにかく「美味しい、早い、簡単」の三拍子がキーワードになっていますが、「冷凍野菜」をはじめとした冷凍食品ってそういう料理に対するニーズにすごくマッチしているんですよね。

――先生がほほえみごはんで紹介している「冷凍保存」のテクニックも、そういったライフスタイルの変化に合わせて求められているんですね。

吉田瑞子先生

冷凍しておけば好きなときに好きなだけ使えるので、1度で使い切れない食材を傷む前に消費しなきゃならない、というプレッシャーからも開放されます。でもホームフリージングはそれなりに手間がかかるので、市販品に頼るのもひとつの手です。「冷凍野菜ミックス」は、最近のご家庭では縁遠くなった和野菜、全種類揃えるのは割高な洋野菜が手軽に揃うんです。しかも少量ずつ使えて長持ちするなど良いことづくし。そして、簡単に作れるのにできあがった料理はキチンと感もあるなんて最高です。

――面倒に感じる部分がなくなると、料理も楽しくなりそうですね。

吉田瑞子先生

「冷凍野菜ミックス」は働きざかりの世代はもちろんですが、ついついパックのお弁当やお惣菜で済ませてしまいがちな高齢者世代にもおすすめしたいですね。この便利なアイテムを使わない手はありません。ぜひ「冷凍野菜ミックス」で食卓に彩りを加えてみてください! 私も冷凍のテクニックや冷凍食品の活用法の記事を通して、もっともっとみなさんの日々の食事作りのお役に立てると嬉しいです!

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