定番人気の副菜・きんぴらごぼうの作り方を紹介します。味付けの失敗がない、めんつゆを使った簡単レシピです。冷凍保存が可能なので、多めに作っておけば、食卓やお弁当で大活躍! 料理研究家の吉田瑞子先生に教えてもらいました。
めんつゆで味が決まる!基本のきんぴらごぼうレシピ
きんぴらごぼうの簡単レシピです。やさしい味わいが箸休めにぴったりな一品! ごぼうは千切りにすると、しっかりとした食感が楽しめます。
〈材料(2人分)〉
- ごぼう…1本(約30cm長さのもの。約80g)
- にんじん…1/4本(約35g)
- ごま油…小さじ1
A
- めんつゆ(2倍濃縮)…大さじ1と1/2
- 砂糖…小さじ1
- 七味唐辛子(好みで)…少々
〈作り方〉
1 ごぼうを切る
たわしでこすって皮を取ったごぼうを5~6cm長さに切る。縦方向で厚さ3mmにスライスした後、幅3mmの千切りにする。
千切りとささがきの違いは?
きんぴらごぼうの切り方は、主に「千切り」と「ささがき」の2種類。千切りは繊維を断ち切らないので、しっかりとした歯ごたえを楽しめます。ささがきは繊維を断ち切るので、やわらかめに仕上がります。好みで選び分けましょう。ただし、ささがきを薄く仕上げるにはテクニックが必要なので、初心者には千切りがおすすめです!
■ごぼうの皮の取り方・ささがきの仕方はこちら!
2 ごぼうを水にさらす
ボウルに1を入れ、かぶるくらいの水(分量外)を注ぐ。
〈POINT〉
千切りにしたら、すぐに水にさらしてアク抜きをする。長時間さらすと旨みが抜けてしまうので、つけ置く時間はにんじんを切っている間(数分程度)にとどめて。
3 にんじんを切る
にんじんを長さ5~6cm、幅3mmの千切りにする。
〈POINT〉
ごぼうとにんじんのサイズをそろえると、食べやすく見栄えもよくなる。
4 具材を炒める
フライパンにごま油を入れて中火で熱し、水気を切った2と3を加えてしんなりするまで炒める。
〈POINT〉
水にさらしたごぼうはしっかりと水気を切ってから炒めること。ざるにあげた後、キッチンペーパーなどで軽く押さえるとよい。
5 Aで調味する
Aを加え、汁気がなくなるまで炒める。
6 器に盛ったら完成!
器に盛り、お好みで七味唐辛子をふったらきんぴらごぼうの出来上がり!
〈POINT〉
辛みが苦手な方や子どもには、白ごまをふるのもおすすめ。
【きんぴらごぼうの保存】冷凍作り置き可能!
出来上がったきんぴらごぼうは冷凍保存が可能です。多めに作って冷凍しておけば、食卓であと一品欲しいときに重宝します!
【冷凍方法】
きんぴらごぼうを1食分(約40g)ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍庫で保存する。3~4週間程度保存可能。
【解凍方法/温め方】
食べるときはラップで包んだまま電子レンジ(500W)で1食分につき30秒加熱する。
■詳しいきんぴらごぼうの冷凍保存方法はこちら!
冷凍したごぼうでも作れます!
きんぴらごぼうは冷凍したごぼうでも作れます。炒めた状態で冷凍しておいたごぼうのささがきを使えば、凍ったまま炒めて味付けするだけ! 加熱時間は様子を見ながら調整して。