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【小松菜と豚肉のレシピ】人気のポン酢炒め。シャキッと仕上げるコツも

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小松菜と豚肉のポン酢炒めの完成写真

小松菜料理で人気の「小松菜と豚肉のポン酢炒め」のレシピを解説します。
料理初心者でも3つのコツを押さえたら、「小松菜はシャキッ、肉の旨みがジュワ〜」という絶品に! ちくわが加わりボリュームも大満足です。冷凍保存した小松菜で作るときのコツと一緒に、料理研究家の吉田瑞子先生に教えてもらいました。

小松菜をシャキッと仕上げるコツ

小松菜と豚肉の炒め物でありがちな失敗は、小松菜が水っぽくなってしまうこと。具材をまとめて炒めてしまい火の通りが悪くなると、完成までに時間がかかり、水分が出やすくなります。さらに調味料の水分が水っぽさの原因になることも。3つのポイントを押さえて、中華料理店のようなシャキッとした歯触りの小松菜を目指しましょう!

① 先に豚肉を炒めて取り出す
② 小松菜の茎と葉は時間差で炒める
③ 調味料は具材ではなく鍋底に入れる

小松菜と豚肉のポン酢炒めのレシピ

豚肉の旨みをまとった小松菜に、ポン酢と生姜が香る人気の炒め物です。小松菜と豚肉だけでも作れますが、ちくわを入れると食感のアクセントに。魚介の旨みが加わり、ボリュームもアップできます。ごはんが進むこと間違いなし!

小松菜と豚肉のポン酢炒めの材料の写真

〈材料(2人分)〉

  • 小松菜…1束(約200g)
  • 豚バラ薄切り肉…150g
  • 塩・こしょう…各少々
  • 生姜(千切り)…1かけ分
  • ちくわ…2本
  • サラダ油…小さじ2

A

  • ポン酢醤油…大さじ1
  • 酒…小さじ1
  • 塩・こしょう…各少々

〈作り方〉

1 小松菜を切る

切って茎と葉に分けた小松菜の写真

小松菜は茎と葉に切り分け、それぞれ5~6cm長さのざく切りにする。

〈POINT〉

茎と葉はそのまま分けて置いておく。火の通り方が違うので、同時に入れると茎に火が入るまでに葉を炒めすぎてしまい、水分が出る原因になる。

2 豚肉とちくわを切る

切った豚バラ肉に塩を振っている写真

斜め切りにしたちくわの写真

豚肉は3~4cm幅に切って塩・こしょうを振る。ちくわは8mm幅の斜め切りにする。

3 調味料を合わせる

ボウルに合わせた調味料の写真

ボウルにAを合わせる。

〈POINT〉

このあとの炒める工程は時間勝負。調味料を合わせておくことで、慌てず短時間で炒められる。

4 豚肉を炒める

炒めて焦げ目のついた豚バラ肉の写真

フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、千切りにした生姜を加え炒める。香りが立ったら2の豚肉を加え、均等に広げるようにして焼き付け、少し焦げ目がついたら一度取り出す。

〈POINT〉

豚の脂をしっかり小松菜にまとわせるのが「旨みジュワ〜」のコツなので、脂は捨てずにそのまま。豚肉は取り出しておくことで、小松菜に熱が集中し、炒める時間を短くできる。

5 小松菜を炒め、仕上げる

小松菜の茎を炒めているところに葉を加えている写真

炒めた小松菜にちくわと豚肉を加えた写真

鍋底で煮立っている調味料の写真

4のフライパンに1の茎を加え強火で40秒ほど炒め、葉を加えてしんなりするまで30秒ほど炒める。ちくわを加え、取り出しておいた豚肉を戻して混ぜる。鍋底が見えるように具材を寄せて、3を鍋底に流し入れ、1〜2秒水分を飛ばしてから全体を混ぜ合わせる。

〈POINT〉

ここは強火で手早く一気に! 茎を入れてから調味を終えるまで1分30秒が目標。調味料は具材に直接かけず、少し煮詰めることで水っぽさを防ぐ。

6 盛り付けたら完成!

小松菜と豚肉のポン酢炒めの完成写真

皿に盛り付けたら完成。

冷凍保存した小松菜で作るときのコツ

上記のレシピは、冷凍保存した小松菜で作ることもできます。工程5で冷凍小松菜をフライパンに凍ったまま加えて解凍・加熱しましょう。茎と葉は同時に入れてOKです。

ただし、冷凍小松菜は細胞が壊れているので、シャキッとした歯触りにはなりません。出てくる水分も活かして、最後にとろみをつけるのがおすすめです。

とろみをつけている写真

調味したら火を止め、水溶き片栗粉(水大さじ2+片栗粉大さじ1/2)を加えて、中火にかけて混ぜ、とろみをつける。

余った小松菜は冷凍保存できます!

小松菜は冷凍保存が可能です。使いきれないときは、傷む前に冷凍保存しておきましょう!

■詳しい小松菜の冷凍方法はこちら!
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