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バレンタインの手作りに♪ 初めてでも簡単「スマイルクッキー」レシピ

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バレンタインの友チョコ用のプレゼントにぴったり。かわいくって一度にたくさん作れる「スマイルクッキー」の作り方を、efuca.オーナーでお菓子作家/絵本作家のイトウユカさんに教えてもらいました。

生地の状態で冷凍しておけるアイスボックスクッキーなので、作り置きOK。バレンタイン前日に慌てることもありません。初めてでもかわいく作れるよう、丁寧に解説していきます!

■この記事では冒頭の画像で紹介している「スマイルクッキー」の作り方を紹介します。リボン型のクッキーの作り方は、こちらの記事で紹介しています。「スマイルクッキー」の方が材料・工程がシンプルで、より初心者向けです。

とっておきのかわいさ!「スマイルクッキー」の作り方

顔クッキー単体出来上がり

材料(クッキー約20枚分)

<生地のベース>

  • バター(食塩不使用・室温に戻す)…100g
  • グラニュー糖…75g
  • 溶き卵(室温に戻す)…25g
  • バニラオイル(あれば)…適量
  • 塩…小さじ1/2

<ベージュ生地>

  • 生地のベース…150g
  • 薄力粉…150g

<ブラウン生地>

  • 生地のベース…50g

A

  • 薄力粉…43g
  • ココアパウダー(無糖)…7g

1 [生地のベースを作る]ボウルにバターを入れて混ぜる

バターをすり混ぜる

なめらかなクリーム状になるまでゴムベラで混ぜる。ゴムベラでぐるぐると円を描くように、全体がなめらかになるまで混ぜる。

2 グラニュー糖を2回に分けて加え、白っぽくなるまで混ぜる

グラニュー糖を加えて混ぜ終わったところ

グラニュー糖を加えてゴムベラでぐるぐると円を描くように混ぜる。1の状態よりも白っぽくなり、少しふんわりとしたらOK。

3 溶き卵を3回に分けて加え、その都度なじむまでよく混ぜ合わせる

卵を加えているところ

卵を生地になじませるようにゴムベラでぐるぐると混ぜる。冷蔵庫から出したばかりの卵は分離しやすいので、必ず室温に戻した卵を使う。

4 バニラオイル(あれば)と塩を加え、よく混ぜる

混ぜ終わり

バニラオイルと塩が全体に行き渡るよう、ゴムベラでぐるぐると混ぜる。これがベージュ生地とブラウン生地のベースになる。

5 [ベージュ生地を作る]4を150g取り分け、薄力粉をふるい入れ、カード(*)で切るように混ぜ、そぼろ状にする

混ぜ終わり

4(生地のベース)に薄力粉をふるい入れたらカード(なければゴムベラ)で切るように動かし、細かくする。ぽろぽろのそぼろ状になってきたらOK。

*カードは生地を分けたり混ぜたりするときに使う道具です。

6 [ベージュ生地を作る]カードで生地を押さえてなじませ、手でまとめる

カードで押さえてなじませているところベージュ / ベージュ生地出来上がり

カードで生地を押さえるようにしてなじませる。粉っぽさがなくなってきたら、そこからさらに3〜5回カードで押し付けるようにする。その後、手でさっとまとめてラップに包み、常温でおいておく。
※すぐに使用しないときや、室温の上がる夏場はラップをして冷蔵庫で保存する。使用する際は、作りたての生地と同じ柔らかさになるまで常温でおいておく。

7 [ブラウン生地を作る]Aを合わせて残りの4にふるい入れ、色ムラがなくなるまで混ぜる

カードで押さえてなじませているところブラウン / ブラウン生地出来上がり

5でベージュ生地を作ったときと同じように、A(薄力粉とココアパウダー)を合わせてふるい入れた粉と4(生地のベース)を一度そぼろ状にしてから、カードで押さえるようにしてなじませる。粉っぽさがなくなってきたら、そこからさらに3〜5回カードで押し付けるようにする。その後、手でさっとまとめてラップに包み、常温でおいておく。
※すぐに使用しないときや、室温の上がる夏場はラップをして冷蔵庫で保存する。使用する際は、作りたての生地と同じ柔らかさになるまで常温でおいておく。

8 顔のパーツごとに生地を分ける

クッキー1枚

上の写真の5つのパーツを作っていく。

パーツを計量して並べたところ

パーツごとに生地を計量して分け、乾燥しないようにラップを全体にかけておく。余った生地は髪の毛などに使えるので、ラップに包んで冷蔵庫に入れておく。

9 「口の土台」パーツを作り、5分以上冷凍する

転がしているところ / かまぼこ型に整えているところ

中央から両端へ向かって生地を指先でつまんで押さえ、ある程度伸ばしてからコロコロと転がし、長さ10cmの円柱にする。約5×12cmほどに切ったオーブンシートにのせ、ラップをかぶせる。下に押し付けながらかまぼこ型にととのえる。

口の土台パーツ出来上がり

底辺3cm、長さ10cmのかまぼこ状になったらラップを外し、冷凍庫で5分以上冷凍する。

10 「目」パーツを2つ作り、5分以上冷凍する

目パーツ出来上がり

中央から両端へ向かって生地を指先でつまんで押さえ、ある程度伸ばしてからコロコロと転がし、直径0.5cm、長さ10cmのひも状にする。2本作り、約2☓12cmに切ったオーブンシートにのせて冷凍庫で5分以上冷凍する。

11 「鼻」パーツを作り、5分以上冷凍する

三角柱を作るところ

中央から両端へ向かって生地を指先でつまんで押さえ、ある程度伸ばし、約2☓12cmに切ったオーブンシートにのせる。ラップをかぶせて指先でつまみ、底辺0.5cm×長辺1cm、長さ10cmの三角柱を作る。

鼻パーツ出来上がり

ラップを外し、冷凍庫で5分以上冷凍する。

12 「口」パーツをシート状に伸ばし、常温でおいておく

指で押さえて口パーツの生地をある程度伸ばす

生地をラップにのせ、指で押さえて、5×10cmより一回り小さいサイズまで伸ばす。ラップが5×10cmの長方形になるように、次に紹介する手順に従ってラップの4辺を折り、生地を伸ばしてきれいな四角のシート状にする。

●シート状生地のきれいな伸ばし方

ラップを折る1

ラップを折る2

ラップを折る3

角を出す

口のシート出来上がり

13 「口の土台」に「口」を貼り付けて、5分以上冷凍する

口の土台に口を貼り付けて巻く

「口」パーツを「口の土台」パーツの円弧部分に貼り付ける。

余った部分はナイフでカット

余った部分はナイフでカットする。ラップに包み、5分以上冷凍する。

14 「肉付け」パーツを作り、常温でおいておく

肉付けパーツ一覧

12 で「口」パーツを作ったようにラップを使い、10×16cmの大きさで、厚さ1.3cmのシートを作る。

肉付けパーツ一覧切ったところ

ナイフで5cm幅を2枚(a、e)、2.5cm幅を2枚(b、c)、1cm幅を1枚(d)に切り分ける。
※「肉付け」パーツは必ず常温でおいておき、6でベージュ生地を作った際の作りたての状態と同じ柔らかさで使用する。冷蔵庫や冷凍庫で冷やした固い生地を使うと、生地同士をくっつけた際につなぎ目が残り、焼成後にシワになってしまうので常温に戻してから使う。

15 5cm幅の「肉付け」パーツに13を置き、指で押して隙間を埋める

土台に口をのせる / 口との隙間を埋める

ラップの上に5cm幅の「肉付け」パーツ(a)を1枚置き、指で真ん中を少しくぼませる。13(口の土台+口)をのせ、指で押して隙間を埋めるようにくっつける。

16 「鼻」パーツ、2.5cm幅の「肉付け」パーツ2枚、1cm幅の「肉付け」パーツを順にのせて、指で押して隙間を埋める

鼻を置く/鼻との隙間を埋める

鼻の両横に2.5cm幅の「肉付け」パーツ(b、c)を置き、パーツ間の隙間がなくなるように指で押して埋め、その上に1cm幅の「肉付け」パーツ(d)を置く。

17 「目」パーツをのせ、鼻の左右にある「肉付け」パーツを持ち上げて指で押して隙間を埋める

目を置く / 目との隙間を埋める

指先で鼻横の「肉付け」パーツ(b、c)を持ち上げて、目を包むようにパーツ間の隙間を埋める。

18 四角形になるように「肉付け」パーツを重ねる

肉付けパーツを上に置く / 指で全体の隙間を埋める

5cm幅の「肉付け」パーツ(e)を重ね、指で押して隙間を埋めながら、だいたい四角形にする。

19 ラップに包んで四角形に整え、1時間以上冷蔵庫に入れて冷やし固める

指で段差をなじませる

ラップの上から指を滑らせて、段差をなじませる。生地を無理に押したり伸ばしたりすると顔が歪むので、触りすぎないようにする。

焼くと境目はわからなくなるので、だいたいでOK。

四角柱に整え終わったところ

底辺5cm×高さ5〜6cm×長さ10cmほどに整えたら、1時間以上冷蔵庫に入れて冷やし固める。サイズは目安なので、だいたいでOK。
※すぐに焼かない場合は、ラップに包んだまま冷凍用保存袋に入れ、口を閉じて冷凍する。冷凍庫で約2週間、冷蔵庫で約2日間保存可能。

20 19を5mm厚さに切る

5mm厚さにカットしているところ

冷蔵庫から取り出し、5mm厚さに切る。包丁で2辺(上面と側面)にガイドラインをつけてから切ると、まっすぐ切りやすい。包丁は前後に動かさず、まっすぐ下におろすのがきれいに切るコツ。
※生地を冷凍していた場合は冷凍庫から出して常温で15分おき、半解凍の状態で切る。かたくて切りにくいと感じたらさらに5分ほどおいて様子をみる。

21 天板に20を並べる

天板に並べているところ

天板にオーブンシートをしき、20(切った生地)を2cm以上の間隔をあけて並べる。

22 135〜140℃に予熱したオーブンで30分焼く

指で押しているところ

クッキーを指先で押して、かたくなっていたら焼き上がり。クッキーが熱いので、さっと触る程度にする。心配な場合は、スプーンを使って押してもよい。クッキーがまだ柔らかければ、同じ温度でさらに5分焼き、様子をみる。

※クッキーに触るときは、やけどに注意しながら大人が行う。

【プラスα】顔の形、髪型を変えても楽しい!

顔の形を変えたり、余ったブラウン生地で髪の毛をつけたり、まゆ毛を描いたりしてもかわいいですよ。

輪郭カット/ おでこカット

5mm厚さに切ったクッキー生地をオーブンシートにのせ、輪郭をナイフで好きな形に切る。

髪の毛つける

ブラウン生地を厚さ5mmで好きな形に整形して、顔につける。焼けば完全にくっつくので、軽く押し付ける程度でOK。

眉毛書く

焼く前に、つまようじでまゆ毛やまつ毛を書いてもOK。表情が変わって楽しい。

●焼いたクッキーの保存方法

クッキーを完全に冷ましてからシート乾燥剤やシリカゲルと一緒に密閉容器に入れます。常温で約2週間保存可能ですが、夏場は冷蔵庫で保管しましょう。

リボンを使ったバッグ風ラッピングがかわいい!

袋に包んでから包装に入れる

  1. 包装資材店や製菓材料店などで売られている、食品用と表示のある袋(OPP袋など)に冷ましたクッキーとシート乾燥剤(またはシリカゲルなど)を入れて口を閉じる。
  2. ラッピング用のクッション材と一緒に、透明なラッピング袋に入れる。クッキーとラッピング用のクッション材が直接触れないよう、クッキーは一度袋に入れるのがポイント。

ラッピング出来上がり

❸ 袋を折り返す部分にリボンを挟んで折り返し、袋の口をテープなどで閉じ、リボンの両端を結めば持ち手に。※リボンの素材を変えたり、メッセージシールを貼ったりして、あなただけのオリジナルギフトに変身させましょう。

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