雑誌連載や単行本『働きママン』『育児バビデブー』シリーズなど、育児マンガで人気のおぐらなおみさんが描き下ろしたお弁当エッセイ。幼稚園に入園した3歳のマーちゃんは、無事にお弁当デビューできるでしょうか…?
みなさんはじめまして
イラストレーターのおぐらなおみと申します。
これからわたしのかわいいムスメ、マーちゃんの
幼稚園時代のお弁当話をしますね。
とある幼稚園の年少組に入園したムスメ、
最初は慣らし保育なので、お弁当はなく
牛乳を飲んで帰ってきました。
(じゅ…11時半…なんにもできない!)
それなりに楽しくおいしかったようだ。
いい幼稚園だな、おい。
ムスメの願望がポロリと出たようですが
もちろんそんなはずはなく
しばらくするとお弁当の日になりました。
初めて自分の、自分だけのお弁当に衝撃!
それほど手の込んだものではなく、
ウィンナーにミートボールに焼鮭にごはん、
くらいの内容でしたが、ムスメの好物で
食べやすいものを選びましたですよ。
私のいないところで食べているムスメを思うと
胸がいっぱいになりました…。
ちゃんと食べてるかな、こぼしてないかな…。
(そしてこっそり食べる団子はうまい)
「ぜんぶたべられたよ」と報告され
じーーーーーーーーーーん。
軽くなったお弁当箱を持って感動する私!
…ん?
……あれ?
なんかカラカラいうぞ?
入れた覚えのないピックが入ってる。
ムスメに聞くと、
あああああああ、明日は脱おっさん弁当だぜ!
くうううう(号泣)
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