HOMEお手軽レシピ【シイラのレシピ】美味しい食べ方3選。便利な下味冷凍も紹介!

【シイラのレシピ】美味しい食べ方3選。便利な下味冷凍も紹介!

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最近、スーパーでも見かけるようになってきた「シイラ」の切り身。ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれる高級魚ですが、日本では家計にやさしい切り身魚として売られています。鮮度が落ちやすい魚なので、刺身などで生食するよりも加熱調理がおすすめ。今回は料理研究家の吉田瑞子先生にシイラの美味しい食べ方を教えてもらいました。市販のドレッシングを使った簡単な下味冷凍にも注目!

シイラってどんな魚?

生のシイラの写真

「マンサク」「マンビキ」といった別名を持つシイラ。ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれ、高級魚としておなじみです。やわらかいピンク色の身は、サワラやカレイなどの白身魚に比べて脂の少ない淡白な味わいなので、塩焼きなどのシンプルな調理法よりも、油を使った濃いめの味付けがおすすめです。

【シイラの食べ方】バターやごま油で美味しくなる3レシピ

シイラの切り身は淡白な味なので、多めの油で調理して、しっとりコク深く仕上げるのが美味しさの秘訣。バターでムニエル、ごま油で照り焼き、サラダ油で揚げ焼きにするといった調理方法がおすすめです。味付けも濃いめにすると、最後まで食べ飽きません。

【シイラのムニエル】たっぷりのバターでしっとりやわらか

シイラは加熱するとパサつきやすいですが、薄力粉をまぶしてバターで焼けばふっくらジューシーに。濃いめのトマトソースと相性抜群。

シイラのムニエルの写真

材料(2人分)
  • シイラの切り身…2切れ(1切れ約100g)
  • 塩・こしょう…各少々
  • 薄力粉…大さじ1
  • バター…大さじ2

[トマトソース]

[つけ合わせ]

作り方
  1. 切り身の両面に塩・こしょうをふり、薄力粉を全体に薄くまぶす。
  2. 熱したフライパンにバターの半量(大さじ1)を溶かし、❶の切り身を並べ入れ、中火で焼く。焼き色が付いたら裏返し、両面に焼き色が付いたら切り身を取り出して器に盛る。
  3. ❷のフライパンに残りのバターを入れて熱し、半分に切ったミニトマトを崩しながら炒め、トマトケチャップ・レモン汁・塩・こしょうを加えて混ぜてトマトソースを作る。
  4. ❷で器に盛った切り身に❸のトマトソースをかけ、あればゆでたブロッコリーやレモンの輪切りを添える。

【シイラの韓国風照り焼き】甘辛味にごま油の香ばしさをプラス

ごま油にコチュジャンやにんにくを加えたパンチのある漬け汁で、ごはんが何杯でも進みます。

シイラの韓国風照り焼きの写真

材料(2人分)
  • シイラの切り身…2切れ(1切れ約100g)
  • ししとう…6本

[漬け汁]

  • ごま油…大さじ1
  • 砂糖…小さじ2
作り方
  1. ししとうの側面に包丁のあごで数ヵ所切り込みを入れる。
  2. バットに漬け汁の材料をすべて入れて混ぜ合わせ、切り身を並べ入れ、15分漬ける。途中何度か裏返す。
  3. フライパンにごま油を熱し、汁気を切った❷を並べ入れ、中火で焼く。焼き色が付いたら裏返し、両面に焼き色をつける。フライパンの脇でししとうを焼く。
  4. ❷の漬け汁に砂糖を加え混ぜて❸に加え、汁を絡めながら焼く。

【シイラのパン粉焼き】少なめの油で揚げ焼きに

パン粉焼きにすれば、衣はカリッ、中はふんわりやわらかに仕上がります。らっきょう入りタルタルソースをたっぷり添えれば味わい豊かに。

シイラのパン粉揚げの写真

材料(2人分)
  • シイラの切り身…2切れ(1切れ約100g)
  • 塩・こしょう…各少々

A

  • 小麦粉…大さじ3
  • 水…大さじ2と1/2
  • パン粉…2カップ
  • サラダ油…適量

[タルタルソース]

  • マヨネーズ…大さじ6
  • らっきょうのみじん切り…10粒分 ※たくあんや柴漬けで代用可能
  • レモン汁…大さじ1
  • 塩・こしょう…各少々

[つけ合わせ]

  • 冷凍フライドポテト(あれば)…適量
  • クレソン(あれば)…1束
作り方
  1. 切り身は3等分のそぎ切りにし、両面に塩・こしょうをふる。
  2. ❶を、混ぜ合わせたAにくぐらせ、パン粉をまぶす。
  3. フライパンに深さ1㎝くらいのサラダ油を入れて熱し、❷を並べ入れて中火で揚げ焼きにする。焼き色が付いたら裏返し、両面に焼き色を付ける。あれば、フライパンの脇で冷凍フライドポテトも揚げ焼きにする。
  4. ボウルにタルタルソースの材料をすべて入れて混ぜる。
  5. 器に❸と❹を盛り付け、あればクレソンを添える。

【シイラの保存】冷凍庫で2~3週間保存可能

生の切り身の冷蔵保存期限は2日が目安ですが、冷凍なら2~3週間保存できます。

【冷凍方法】

1 水気を拭き取り1切れずつラップに包む

生のシイラをラップで包んでいる写真

キッチンペーパーでしっかりとシイラの水気を拭き取り、1切れずつぴったりとラップで包む。

2 冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ

冷凍用保存袋に入れてバットの上に置いた生のシイラの写真

冷凍用保存袋に入れ、金属製のバットの上に置いて冷凍する。2~3週間保存可能。

【解凍方法/食べ方】

冷凍用保存袋から冷凍した切り身を取り出し、ラップをしたまま電子レンジ(200W)で1切れ(約100g)につき約1分30秒加熱し、半解凍してから加熱調理する。

下味冷凍もおすすめ!市販のドレッシングで簡単

淡白な味わいのシイラは、凍らせることでしっかり味が染み込む下味冷凍もおすすめ。市販のドレッシングを使えば、オイルのコクが加わります。中でも、玉ねぎドレッシングを使うと、マリネソテーのようなおしゃれな味付けになるのでおすすめです。

【冷凍方法】

シイラをドレッシングに漬けて冷凍した写真

キッチンペーパーで生の切り身の水気をしっかり拭き取り、冷凍保存用袋に重ならないように2切れ入れる。市販の玉ねぎドレッシング大さじ4をそそいで袋を閉じ、金属製のバットの上に置いて冷凍する。2~3週間保存可能。

POINT

玉ねぎドレッシングのほかにも、ごまドレッシングやイタリアンドレッシングもおすすめ。

【解凍方法/食べ方】

シイラのドレッシング焼きの写真

  1. 冷凍用保存袋のまま電子レンジ(200W)で約3分加熱し、冷凍した切り身を半解凍にする。
  2. 玉ねぎドレッシングの汁気を切りながら、冷凍用保存袋から切り身を取り出す。
  3. フライパンにオリーブオイルを熱して、汁気を切った切り身を並べ、中火で両面をこんがり焼き付け、冷凍用保存袋に残った玉ねぎドレッシングを加えて煮絡める。

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