もっと、思いやりをもって
事例紹介

ハミダス interview
小さな「感謝」が
大きな「きっかけ」に
思いやりが溢れる
「笑顔」の工場へ
江尻大希さん
- 入社1年目製造グループ米飯ライン
- 2年目開発グループ

従業員同士の感謝を育む「ありがとうの木」プロジェクト
~船橋工場から始まった心温まる取り組み~
基幹工場として多くの従業員が働く船橋工場で、2023年12月から始まった「ありがとうの木」活動。感謝の言葉を記したカードをクリスマスツリーに飾るこの取り組みについて、企画者の江尻さんにお話を伺いました。
Qこの企画にチャレンジしようと思ったきっかけや背景は?
製造グループから開発グループへ異動したことで、様々な部署の方々と関わる機会が増え、改めて船橋工場の従業員数の多さを実感しました。
同時に「もっと従業員同士が交流できる機会をつくりたい」「部署内・部署間のコミュニケーションが活発になれば、船橋工場がもっと『働き続けたい』と思える職場になるはず」と考えるようになりました。
そんなことを考えていた頃、上司との何気ない会話の中で「もうすぐクリスマスですね」という話題になり、「そういえば、この時期だからこそ感謝の気持ちを伝え合えるような、何かきっかけがあるといいよね」という話になったんです。その会話をきっかけに「何かやってみよう!」と思い立ちました。ちょうどハミダス推進部で「ありがとうカード」というグッズを作成されていたこともあり、そのカードをクリスマスツリーに飾る「ありがとうの木」活動のアイデアが浮かびました。
Q企画を通して「嬉しかったこと」や「苦労したこと」は?
クリスマスツリーやありがとうカードの手配、船橋工場の全従業員への事前案内など、他部署と協力をしながら事前準備はスムーズに進みました。
しかし、いざ始まってみると誰もありがとうカードを書いてくれない状況に…。
そこで、まずは自分がきっかけを作ろうと、間接部門の方々をはじめ様々な従業員の方々にありがとうカードを配って回りました。外国人実習生には「外国語で書いてもいいよ」と身振り手振りで伝えながら宣伝もしました。
すると、徐々に参加者が増え始め、最終的には用意した200枚のありがとうカード全てが「ありがとうの木」を彩ることになったんです!
食堂に設置した「ありがとうの木」の周りには、自分の名前を探す従業員の方々が集まり、見つけた時の照れくさそうでも笑顔溢れる姿を見て、「この企画を実現できて本当によかった!」と心から思いました。
Qこの企画が普段の業務に与えた影響は?
開発グループの業務では多くの部署と連携する必要がありますが、今回の企画を通じて船橋工場の皆さんに私の名前を覚えていただくことができました。
他部署との初回打ち合わせで「開発の江尻さんね!ありがとうの木の人ね!」と声をかけてもらえるようになり、業務がスムーズに進むようになりました。
当時はカードを書いてもらうことに必死でしたが、結果的に日常業務でのコミュニケーション活性化にも繋がったことを実感しています。
Q最後に、この企画に対してコメントをお願いします。
多くの従業員の皆さんに笑顔をお届けできる企画にすることができました。また、「クリスマスだけではもったいない」ということで、七夕バージョンも開催しています。
船橋工場に「ありがとう」があふれ、従業員の皆さんが笑顔になれるような企画を、ハミダスフレンズとしてこれからも続けていきたいと思います。
この取り組みは現在も継続中です。季節ごとのイベントを通じて、職場に感謝と笑顔の輪を広げています。

基幹工場として数多くの従業員が在籍している船橋工場にて、「普段伝えきれていない感謝の言葉を届け合えるきっかけをつくりたい!」との想いのもと、2023年12月より従業員同士が感謝の言葉を記した「ありがとうカード」をクリスマスツリーに飾る「ありがとうの木」活動が始まった。

ありがとうの木 七夕Ver