冷蔵庫にそのまま入れておくと、すぐにしんなりしてしまうセロリ。しかし、正しい方法で冷蔵保存すれば、シャキシャキ感やみずみずしさを最大6日キープすることができます。今回はセロリの鮮度を長持ちさせる冷蔵方法や、長期保存におすすめの冷凍方法を紹介します。
【セロリの冷蔵】葉と茎を分けて保存
セロリの鮮度をキープするなら、野菜室で「立てて」保存しましょう。葉と茎を分けて保存するのがコツです。
1 葉と茎を切りわける
太い茎と細い茎を切りわける。次に細い茎から葉を切り離す。
2 キッチンペーパーで包み、保存袋に入れる
葉と茎をそれぞれ水で濡らしたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れる。
3 野菜室で立てて保存
保存袋に入れた葉と茎は、プラスチックケースや切った牛乳パックなどに立てて入れ、野菜室で保存する。葉は約4日、茎は約6日保存可能。
【セロリの冷凍】使いやすく切って保存
セロリは冷凍保存すれば1ヵ月も長持ち! 冷凍するとセロリ独特の香りが弱くなるため、「セロリの風味が苦手……」という方にもおすすめです。
【保存方法】
1 茎は斜め切りにする
冷蔵保存と同様に、茎と葉を切りわける。茎を斜め切りにする。
2 葉は粗みじん切りにする
3 茎と葉をそれぞれ冷凍用保存袋に入れる
茎はラップで包んで小分けにしてから冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて封をする。葉はそのまま冷凍用保存袋に平らになるように入れ、できるだけ空気を抜いて封をする。冷凍庫で約1ヵ月保存可能。
POINT
茎はラップで包み、切断面をできるだけ空気に触れさせないようにすることで、美味しさを長持ちさせることができる。
【解凍方法】
茎は凍ったまま加熱してスープやカレーに!
茎は凍ったままスープやカレー、ミートソースに入れて使うのがおすすめ。加熱することで甘みが出るため、料理にコクを出してくれる。
葉は凍ったまま加熱して炒めものに!
葉も凍ったまま使うことができる。葉に豊富に含まれているβカロテンは油と一緒に摂取すると吸収率がアップ。ごま油で炒め、醤油・みりん・いりごまを加えて「ふりかけ」に、またはサラダ油で炒めて醤油・砂糖で「きんぴら風」にするのがおすすめ!