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じゃがいもの皮むきが簡単にできる【プロの裏技】水からゆでるだけ!

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ゆでたじゃがいもの皮をむいている写真

じゃがいもはゴツゴツしていて芽もあるので、皮むきが面倒。そんなじゃがいもの皮がつるんと簡単にむける裏技があるんです。教えてくれるのは、料理研究家の吉田瑞子先生。サラダやフライドポテトなど、さまざまな料理にそのまま使えて便利ですよ。

【じゃがいもの皮むき】水からゆでるだけ!

じゃがいもの皮に切れ目を入れて水からゆでれば、皮がつるんと簡単にむけます。下ゆでも同時に行えるので、そのあとの調理も時短になります!
じゃがいもは季節や品種によって、ゆで時間に差が生じることがあります。今回は男爵いも(1個約100g)で解説。

1 じゃがいもの芽を取る

じゃがいもの芽をとっている写真

じゃがいもはきれいに洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取る。じゃがいもの芽に包丁のあご(刃元の角)を刺してえぐり取る。

2 じゃがいもの皮に切れ目を入れる

じゃがいもの皮に切れ目を入れている写真

じゃがいもの表面に包丁の刃を当て、じゃがいもを回しながらぐるりと一周、皮に切れ目を入れる。

POINT

切れ目は1~2㎜程度の深さで入れる。切れ目を深く入れ過ぎると、ゆでているときにじゃがいもが荷崩れしやすくなるので注意。

3 水からじゃがいもをゆでる

水からじゃがいもをゆでる写真

鍋にじゃがいもと浸るくらいの水を入れ、強火で沸騰させる。沸騰後は中弱火にして15分くらいゆでる。中は半生、表面だけ火が通った状態になる。

POINT

皮の切れ目に少しの隙間が見えてきたらOK。

4 冷水で粗熱を取る

ゆでたじゃがいもを冷やす写真

ゆでたてのじゃがいもはとても熱いので、火傷に注意。

5 指で皮を押してむく

ゆでたじゃがいもを冷やして皮をむく写真

じゃがいもを両手で持ち、親指で皮の切れ目を左右に開くように押すと、つるんと皮がむける。このまま煮物などに使う。皮をむいたじゃがいもはある程度火が通っているため、加熱時間が短くできる。

ポテトサラダやマッシュポテトに使うなら、そのまま+15分!

ポテトサラダやマッシュポテトに使うなら、ゆで時間を15分追加(合計30分)して中までしっかり火を通しましょう。

じゃがいもを30分ゆでて、フォークでつぶしている写真

30分ゆでたあと、冷水で冷やしてから皮をむく。フォークなどでつぶして使う。また、15分ゆでて皮をむいたあと、電子レンジ(500W)で1〜2分加熱しても、同様に中までやわらかくなる。

吉田先生絶賛!皮むきテクニックを使った【フライドポテト】がおすすめ!

ゆでて皮をむいたじゃがいもは、実はフライドポテトに最適! 半生状態のじゃがいもから揚げると4分程度(生からの場合は通常7分以上)で完成。しかも表面はサクサク、中はホックホク! じゃがいも本来の甘さが際立つ絶品ポテトができるのです!

フライドポテトの出来上がりと割って見せている写真

ゆでて皮をむいたじゃがいもをくし切りにする。180度の油で4分ほど揚げ、仕上げに塩をふる。

冷凍じゃがいもでもできる!

冷凍じゃがいもに切れ目を入れ、ゆでようとしている写真

丸ごと冷凍保存したじゃがいもは、冷凍庫から出して1分ほど置いてからで皮に切れ目を入れ、同じようにゆでると皮がつるんとむけます。冷凍じゃがいもは生のじゃがいもに比べると早めに火が通るので、ゆで加減は竹串を刺して確認を。じゃがいもの冷凍保存方法は、こちらを参照。

新じゃがの皮はアルミホイルでこすって

丸めたアルミホイルで新じゃがの皮をこする写真

春先に出回る新じゃがは皮がやわらかいため、たわしや丸めたアルミホイルでこするだけできれいに皮がむけます。

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