【生クリームの冷凍】3週間もつ!分離させずに保存するプロの技

2020.10.19
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生クリームを絞り出している写真/凍った生クリームを保存容器に入れた写真

開封後は日持ちしない生クリームですが、実は冷凍すれば3週間保存可能に! 泡立てた状態で冷凍すれば、解凍後も分離せずに使えます。料理研究家・吉田瑞子先生が教えてくれるのは、植物性・動物性のどちらにも使える保存のテクニックと解凍方法。記事後半では余った生クリームをアイスにして冷凍保存するテクニックも紹介します。

【生クリームの冷凍】泡立てて冷凍で3週間保存可能

生クリームは、泡立ててから冷凍すると分離しません。ただし冷凍後にかき混ぜることはできないため、スイーツ用に使う場合は砂糖を入れ、料理用に使う場合は砂糖を入れずに泡立てましょう。

1 生クリームをツノが立つまで泡立てる

生クリームを泡立てている写真

生クリームをツノがしっかりと立つまで泡立てる(8~10分立て)。スイーツ用で保存したい場合は、200mlの生クリームに対して、大さじ3程度の砂糖を加える。

POINT

分離させないためにはしっかりと泡立てることが大切。写真のように、ややかためになるくらいが目安。

2 生クリームを絞り出して急速冷凍し、凍ったら密閉容器へ

生クリームを絞り出している写真/凍った生クリームを保存容器に入れた写真

金属製バットにラップを敷き、泡立てた生クリームを絞り出す(スプーンですくって落としてもOK)。バットの上にぴったりとラップをかけ、冷凍庫に入れる。ラップの上から指で触り、完全に凍っていたら冷凍用保存袋や保存容器に入れて冷凍庫で保存する(冷凍で約3週間保存可能)。

【解凍方法】

冷凍生クリームをココアにのせている写真

分離させないためにはしっかりと泡立てることが大切。写真のように、ややかためになるくらいが目安。

○スイーツに使う場合

  • ホットコーヒーやココアなど温かい飲み物のトッピング…凍ったまま使用
  • チーズケーキやパンナコッタなど生地に混ぜ込む場合…冷蔵庫で30分程度解凍
  • 冷たい飲み物やケーキなどのデコレーション…冷蔵庫で30分程度解凍

○料理に使う場合

  • シチューやグラタン、パスタソースなど加熱調理する場合…凍ったまま料理に入れる
  • ドレッシングやディップソースなど加熱調理しない場合…冷蔵庫で30分程度解凍

少量余った場合は液状で冷凍も可。分離するので加熱調理に使う

泡立てるほどの量がないときや、泡立てる手間を省きたいときは、液体のまま冷凍することも可能です。ただし、液状で冷凍すると分離してしまうため、解凍後にしっかりと加熱をする必要があります。風味づけ程度の量であれば、問題なく使えます。

液状のまま冷凍した写真

液状で冷凍する場合はシリコンカップなどに小分けに入れ、金属製のバットにのせる。バットにぴったりとラップをしてにおい移りを防ぎ、冷凍庫で急速冷凍。凍ったらカップから取り出して冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する(保存期間約3週間)。

【解凍方法】

煮込み料理など、しっかりと加熱する料理に凍ったまま加える。

余った生クリームはアイスにして冷凍もおすすめ

生クリームを単体で使う予定がなければ、アイスにしてから冷凍するのもおすすめ。解凍なしですぐに食べることができ、保存も兼ねることができます。

爽やかな酸味の「いちごジャムアイス」

「いちごジャムアイス」の写真

材料(2人分)
  • 生クリーム…100ml
  • 砂糖…大さじ1/2
  • いちごジャム…70g
作り方
  1. ボウルに生クリームを入れ、砂糖を加えて泡立て器でツノが立つまで泡立てる。
  2. ❶を半量ずつに分けて片方にいちごジャムを加え混ぜ、さらに残りの❶を加えてさっくりと混ぜる。
  3. ふたのある金属製の保存容器に入れるか、冷凍用保存容器に入れて金属製のバットにのせ、冷凍庫で凍らせる(冷凍で約3週間保存可能)。

食感が楽しい「ビスケットのアイスサンド」

「ビスケットのアイスサンド」の写真

材料(4個分)
  • 生クリーム…60ml
  • 砂糖…大さじ1
  • ビスケット…8枚
作り方
  1. ボウルに生クリームを入れ、砂糖を加えて泡立て器でツノが立つまで泡立てる。
  2. ビスケット1枚に❶の1/4量をのせ、ビスケット1枚を上にそっとのせる。はみ出した部分はスパチュラやゴムベラで整えるときれいに仕上がる。
  3. ラップで包み、金属製のバットにのせて冷凍庫で凍らせる。凍ったら冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する(冷凍で約3週間保存可能)。
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