実は、ヨーグルトは冷凍できるのです。プレーンヨーグルトを分離させずに美味しく冷凍・解凍するコツを料理研究家・吉田瑞子先生が詳しく解説。さらに冷凍ヨーグルトを削るだけで作れるシャーベットや、本格的なフローズンヨーグルトの作り方も教えてもらいました。
【ヨーグルトの冷凍】砂糖を加えて冷凍!
プレーンヨーグルトはそのまま冷凍すると、解凍時に分離してしまいます。しかし砂糖を加えて冷凍することで分離を防げます。砂糖のほか、はちみつやジャム、練乳などでも代用できる(砂糖と同量)ので、好きな味を選びましょう。加糖タイプのヨーグルトは何も加えずにそのまま冷凍できます。
1 ヨーグルトに約10%の砂糖を加えてよく混ぜる
砂糖はヨーグルトの約10%(100gに対して大さじ1程度)が目安。ヨーグルトに砂糖を入れてヘラやスプーンなどでしっかりと混ぜる。
2 冷凍用の保存容器に入れ、冷凍室へ
ふた付きの冷凍用保存容器や冷凍用保存袋に入れ、金属製のバットにせて冷凍室へ。約1ヵ月保存可能。
POINT
1食分ずつ小分けにすると使いやすい。冷凍用保存袋に薄く広げて冷凍しておくと、食べる分だけポキポキと折って取り出せる。
【解凍方法】
冷蔵室に半日ほど置いて自然解凍し、そのまま食べる。少しゆるくなるものの、解凍後も分離せずなめらかな状態。
食べ方アイデア①冷凍ヨーグルトを削ってシャーベットに
冷凍ヨーグルトをスプーンで削ったり、おろし金ですったりすると、ふわふわのシャーベット状に。冷凍ヨーグルトを作る際にジャムを加えるのもおすすめ。
食べ方アイデア②冷凍前のひと手間で本格フローズンヨーグルトに!
冷凍する時にホイップした生クリームを加えると、本格的なフローズンヨーグルトが作れます。ジャムやフルーツなどを添えればリッチなデザートに!
材料(2人分)
作り方
- ボウルに生クリーム、砂糖大さじ2を入れて泡立て器でツノが立つまで泡立てる。
- ヨーグルトに砂糖大さじ2を加えてよく混ぜ、①と合わせる。
- 深型のバットなど冷凍可能な容器に移し、冷凍室でひと晩凍らせる。冷凍可能な容器に移し、冷凍(約1ヶ月保存可能)。スプーンなどで取り出し、そのままいただく。