HOME食材の冷凍グラタンは冷凍作り置きがおすすめ! お弁当にも便利なプロの保存テク

グラタンは冷凍作り置きがおすすめ! お弁当にも便利なプロの保存テク

公開日: (更新日:
LINE
グラタンと冷凍グラタンの写真

家庭で調理すると手間のかかるグラタンは、まとめて作って冷凍しておくと便利です。おかずカップに入れて冷凍しておけばお弁当にも大活躍します。今回は、上手な保存テクニックを料理研究家の吉田瑞子先生に聞きました!

目次
【グラタンの冷凍】
①焼く前に冷凍
②お弁当用に冷凍
③焼いた後に冷凍

【グラタンの冷凍①】焼かずにラップで包んで、冷凍がおすすめ!

グラタンは焼かずに冷凍すると、温めるときにチーズがとろけて、美味しく食べることができます。ラップで包んで冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば、冷凍庫のスペースをとらないので、多めに作ってストックしたい場合に便利。

【冷凍方法】

1 耐熱皿にラップを敷き、グラタンを入れる

https://static.nichireifoods.co.jp/media/wp-content/uploads/2021/09/2109_03_gratin_02.jpg

グラタン用の耐熱皿にラップを縦横十字に敷き、グラタンの具材を入れて粗熱をとり、ピザ用チーズをのせる。

2 ラップで包み、冷凍庫に入れる

グラタンをラップで包んでいる写真

そのままラップで包み、耐熱皿ごと冷凍庫に入れる。

POINT

一旦、グラタンを凍らせて、皿の形状に固める。

3 冷凍用保存袋に移す

グラタンを冷凍用保存袋に移している写真

半日程度たってグラタンが皿の形状に固まったら、冷凍用保存袋に移す。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍庫で保存。1カ月程度保存可能。

POINT

皿ごと冷凍したままでもいいが、冷凍庫の場所をとるので、袋に移すとコンパクトに保存できる。

【解凍方法】

グラタンを解凍している写真

ラップを外して耐熱皿に移し、電子レンジ(500W)で500gにつき 12分加熱する。取り出して天板にのせ、余熱済みのオーブントースター(200℃)で表面に焼き色がつくまで7分ほど焼く。

POINT

電子レンジの加熱時間は、耐熱皿の重さやグラタンの厚みによっても変わるので、様子を見ながら調整を。グラタンの具材は基本的に加熱済みなので、電子レンジでの加熱時には、中心が人肌程度に温まればOK。

POINT

グラタンの中心に金属製のフォークを刺し、下唇に当てると、中まで温まったか確認できる。

冷凍に不向きの具材は?

じゃがいもをフォークの背で潰している写真

凍らせると食感が変わりやすい食材には要注意。じゃがいもは冷凍すると水分が抜けて、ボソボソした食感に。事前にフォークの背などで潰してマッシュ状にしてから冷凍するといい。ゆで卵も冷凍すると白身の部分がパサパサしがち。あらかじめ取り除くか、潰してから冷凍するといい。

【グラタンの冷凍②】お弁当用ならアルミカップで保存が便利!

グラタンは、アルミカップに入れて小分けで冷凍しておくと、お弁当に便利。朝は凍ったままオーブントースターで焼いて、お弁当箱に詰めるだけ!

【冷凍方法】

1 グラタンの具材をアルミカップに入れる

アルミカップにグラタンを入れている写真

具材をカップに入れて粗熱をとり、ピザ用チーズをのせる。

POINT

解凍時にオーブントースターを使用するので、シリコンや紙製のカップは避ける。

2 1個ずつラップで包む

グラタンをラップで包んでいる写真

ラップで空気を遮断するようにぴったり包む。

3 冷凍用保存袋に入れて冷凍する

冷凍用保存袋に入れたグラタンの写真

冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。冷凍庫で1カ月程度保存可能。

【解凍方法】

グラタンを天板に並べている写真

ラップを外し、凍ったまま余熱済みのオーブントースター(200℃)で1個(約120g)につき15分ほど、中心が温まるまで焼く。
※焦げるようなら途中でアルミホイルをかぶせる。

【グラタンの冷凍③】焼いた後のグラタンも冷凍できる!

大皿で作って余ってしまったグラタンは、保存容器に入れて冷凍がおすすめ。すでに焼いてあるので、電子レンジで温めるだけで食べられます。

【冷凍方法】

グラタンの入った冷凍用保存容器の写真

冷めたグラタンを冷凍用保存容器に入れてふたをし、冷凍する。冷凍庫で1カ月程度保存可能。

【解凍方法/使い方】

冷凍用保存容器のふたをずらして、電子レンジ(500W)で約250gにつき7分ほど加熱する。

LINE

※掲載情報は公開日時点のものです。本記事で紹介している商品は、予告なく変更・販売終了となる場合がございます。