【シチューの冷凍保存】おすすめ容器&具材の食感を損なわない方法

2020.11.4
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シチューと冷凍したシチューの写真

乳製品を使っているため、実は傷みが早いシチュー。すぐに食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。具材の食感を損なわずに美味しさをキープする冷凍方法と上手な解凍法を、食品の冷凍に詳しい料理研究家・吉田瑞子先生が紹介します。

味も食感もキープ! シチューは美味しく「冷凍」できます

鍋に入ったシチューの写真

シチューを冷凍すると、「食感が悪くなったり、味が変わったりしないの?」と心配な人も多いのでは? シチューはポイントさえおさえて冷凍&解凍すれば、冷凍前と変わらない味わいを楽しむことができます。そのコツは次の3つです。

①じゃがいもは潰して、食感が変わるのを防ぐ
②作ってすぐに冷まし、傷むのを防ぐ
③解凍するときは2回に分けて加熱し、加熱ムラを防ぐ

【シチューの冷凍】作りたてをすぐに冷凍すれば、約1カ月間保存可能!

【冷凍方法】

1 じゃがいもを熱いうちに潰す

じゃがいもを潰している写真

じゃがいもは冷凍すると食感が悪くなりやすいので、シチューから取り出してフォークの背などで、かたまりがなくなるまで潰してからシチューに戻す。

POINT

あらかじめ冷凍する前提でシチューを仕込む場合は、じゃがいもの代わりにかぼちゃやかぶ・ズッキーニ・きのこなど「冷凍しても食感の変わりにくい野菜」を使えば、潰す手間が省略できる。じゃがいもは冷めると潰しにくいので、なるべく熱いうちに作業して。

2 シチューをバットに広げ、なるべく早く冷ます

シチューを冷ましている写真

シチューを作ったら、その日食べる分を除いてすぐにバットに広げ、保冷剤または氷水に当てて粗熱をとる。

POINT

シチューは鍋のまま常温で放置すると食中毒が発生しやすいので、保存する分はなるべく早めに冷まして、冷凍庫に入れる。ステンレスやアルミなど、熱伝導が良い素材の鍋の場合は、鍋底をそのまま保冷剤や氷水に当てて冷やしてもOK。

3 1食分ずつ冷凍保存容器、または冷凍用保存袋に入れる

シチューを保存容器と冷凍用保存袋に入れている写真

粗熱をとったシチューを1食分ずつ冷凍用保存容器に入れてふたをし、冷凍する。または冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。いずれも冷凍庫で1カ月程度保存可能。

POINT

シチューのトッピングにゆでたブロッコリーを用意している場合は、粗熱がとれたタイミングでシチューに加えると、色や食感が悪くなりにくい。保存容器はもしあれば浅いタイプのものを使用すると、解凍時に加熱時間が短くて済む。ない場合は深いタイプのものでも問題ない。

ビーフシチューなどの場合は、色移りに注意を!

ビーフシチューを保存容器に入れている写真

ビーフシチューやトマトシチューを冷凍する場合は、保存容器に色が移りやすいのでひと工夫を。保存容器にラップを敷いてからシチューを入れることで、色移りを防ぐことができる。

【解凍方法/使い方】

シチューを解凍している写真

【冷凍用保存容器の場合】
冷凍用保存容器のふたをずらして、電子レンジ(500W)で300g(1食分程度)につき5分加熱する。一度電子レンジから取り出して全体を混ぜ、さらに3分加熱する。

【冷凍用保存袋の場合】
冷凍用保存袋の口を開け、電子レンジ(500W)で300g(1食分程度)につき1分30秒加熱する。耐熱皿に半解凍状態のシチューを移し、ふんわりとラップをして電子レンジでさらに2分30秒加熱する。一度電子レンジから取り出して全体を混ぜ、さらに3分加熱する。

POINT

解凍したシチューがボソボソの場合は、一度、電子レンジから取り出したタイミングで牛乳、または水を少量加えてみて。全体を混ぜてから再度電子レンジで加熱すると、なめらかな仕上がりになる。

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