贈り物などでいただくと嬉しいカステラですが、1本食べきれないことも多いのでは? 開封後のカステラは日持ちしないため、冷凍保存がおすすめです! 冷凍したカステラは長持ちするのに加え、凍ったまま食べても美味しいというメリットも。カステラの上手な保存方法とアレンジアイデアを、冷凍生活アドバイザーの根本早苗先生に教えてもらいました。
【カステラの冷凍】小分けに包んで乾燥を防ぐのがポイント!
あまり日持ちしないカステラですが、冷凍なら3〜4週間保存できます。開封後はできるだけ早めに冷凍することで、美味しさをキープ。小分けにすれば食べるときにも便利です。
【冷凍方法】
1 好きな大きさにカットする
カステラを1回で食べやすい大きさに切りわける。
POINT
一度冷凍庫から出したカステラはすぐに解凍が始まってしまう。解凍されたカステラの再冷凍はNGなので、必ず1回で食べきれる量にわけておくこと。
2 カステラをラップで包む
乾燥を防ぐため、すき間ができないようにしっかりとラップで包む。
3 冷凍用保存容器に入れる
ラップで包んだカステラを重ならないようにして、冷凍用保存容器に並べる。ふたをして冷凍庫に入れて保存する。3〜4週間保存可能。
POINT
ラップで包んだカステラは、冷凍用保存袋に入れて冷凍してもOK。ただし、冷凍用保存容器に比べ、形が崩れやすいので気をつけること。
【解凍方法】
冷凍したカステラを冷蔵庫に移して、ひと切れ(約45g)につき15分程度置き、自然解凍する。もしくは、ひと切れにつき電子レンジ(600W)で約30秒加熱すると、できたてのような美味しさを味わうことができる。
カステラは凍ったまま食べるともっちり食感に!
カステラは実は冷凍のままでも美味しく食べることができる。凍らせることでふわふわ生地がもっちりとした食感になり、新感覚スイーツのような味わいに。
【カステラの冷凍アレンジ】牛乳に浸して凍らせると美味しいアイスに!
そのままでも十分美味しいカステラですが、牛乳に浸して凍らせると、シャリシャリとしたアイスのような食感と濃厚な甘みが楽しめる「カステラアイス」に大変身! 根本先生おすすめのアレンジを紹介します。
【冷凍方法/作り方】
1 広げたラップの上にカステラを置く
平皿やバットの上にカステラを包めるくらいの大きさのラップを広げ、中央にカステラを置く。
POINT
牛乳をかけた後のカステラは動かしにくいので、必ず先にラップを敷いておく。
2 カステラに牛乳をかける
カステラ全体にまんべんなく牛乳をかける。
POINT
牛乳の量は多めの方がシャリシャリ&もっちりとした食感を楽しめる。カステラを傾けたときに牛乳が少しにじみ出るくらいが目安。ひと切れ(約45g)につき大さじ5程度かけると美味しい。
3 ラップで包み、冷凍用保存袋に入れる
ぴったりとラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍庫で6時間程度冷やして完成。
POINT
ラップで包んだカステラは冷凍用保存容器に入れてもOK。ただし、牛乳が全体に行き渡るよう、カステラは横に寝かせて冷凍すること。