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【干物の焼き方】フライパンでふっくら焼くプロのテク。冷凍干物もOK!

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焼いた干物と、焼く前の干物の組み合わせの写真

干物は魚焼きグリルを使わなくても、フライパンで美味しく焼けるって知っていますか? コツさえおさえれば、皮はパリッと、身はふっくら焼くことができます! 今回は料理研究家の吉田瑞子先生に、フライパンで干物を美味しく焼くコツを教えてもらいました。さらにトースターでの焼き方や、冷凍した干物を焼くポイント、焼いた干物の冷凍保存方法もあわせて紹介します。
※本記事ではアジの干物を使用しています。焼き時間は干物の大きさに応じて調整してください。

【干物の焼き方①】フライパンなら簡単にふっくら仕上がる

フライパンなら干物の焼き加減を調整しやすく、面倒な魚焼きグリルの後片付けも不要です! 酒・水を加えて焼くことで、表面はこんがり香ばしく、身はふっくら焼き上がります。

1 フライパンに干物の身側を下にして入れ、中火で焼く

フライパンでアジの干物を焼いている写真

フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、干物の身側を下にして並べ、約6分焼く。
※写真は直径28cmのフライパンを使用

〈POINT〉
サラダ油をひくことで、フライパンに身がくっつきにくく、表面を香ばしく焼くことができる。フライパンの場合、先に焼く面の方が均一な焼き色が付きやすいため、盛り付けのときに上になる身側を先に焼くといい。

2  焼き色が付いたら裏返し、酒・水を加え、蒸し焼きにする

フライパンでアジの干物の皮目を下にして焼いている写真

フライ返しなどで干物を少し持ち上げてみて、身側にこんがりと焼き色が付いていたら裏返す。干物1枚あたり酒・水各大さじ1を合わせて加え、すぐにふたをして約4分蒸し焼きにする。皮側にも焼き色がついたら、ふたを外して水分を飛ばす。

〈POINT〉
酒・水を直接干物にかけるとベチャッとしてしまうので、フライパンの縁を沿うように回し入れること。身がパサつかず、風味もよく仕上がる。

ふっくら香ばしいアジの干物の焼き上がり!

干物の焼き上がりの写真

皮はパリッと、身はふっくらジューシーな仕上がりに。大根おろしやレモンを添えるとさっぱりと食べられる。

■フライパンで鮭を焼く方法はこちら!

■フライパンでホッケを焼く方法はこちら!

冷凍干物は、凍ったまま焼くのが◎

冷凍干物を焼いている写真

冷凍干物もフライパンで焼くことができる。フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、凍ったままの干物を身側を下にして10分ほど焼く。焼き色が付いたら裏返し、干物1枚あたり酒・水各大さじ1を合わせて加え、すぐにふたをして約4分蒸し焼きにする。

〈POINT〉
解凍されてから焦げ目が付きはじめるため、きれいな焼き色が付くように身側を長めに焼くといい。

【干物の焼き方②】トースターなら裏返す手間が不要で簡単!

オーブントースターであれば一度に両面焼くことができるので、途中で裏返さなくてOK! 忙しい朝にもサッと用意できる便利な焼き方です。

アルミホイルを敷いた天板に干物をのせている写真

アルミホイルを敷いた天板に干物の皮目を下にして並べ、オーブントースター(200℃)で10〜12分焼く。

〈POINT〉
オーブントースターは上面の方がきれいな焼き色が付くので、干物の身側を上、皮目を下にして焼くといい。

焼いた干物は冷凍保存できます!

焼いて余った干物は、ほぐして冷凍保存しておくと、お弁当や混ぜごはんなどに使えてとっても便利です。
※冷凍干物は、焼いた後に再冷凍しないこと。

【冷凍方法】

焼いた干物をほぐして冷凍用保存袋に入れた写真

焼いた干物の粗熱がとれたら骨や皮を取り除き、食べやすい量ずつ小分けにしてラップで包む。冷凍用保存袋に入れて冷凍する。約1ヵ月保存可能。

【解凍方法】

電子レンジ(500W)で50秒ほど(約40gの場合)加熱して解凍する。

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