居酒屋などで人気の、山芋(長芋)を使ったおつまみレシピを紹介します。すりおろしてとろろにすることの多い山芋(長芋)ですが、実はシャキシャキ食感やホクホク食感など、調理の仕方次第でいろいろと楽しめます! お酒が大好きな料理研究家の吉田瑞子先生に教えてもらいました。
※「山芋」は「ヤマノイモ科」のイモ類の総称。イチョウイモ、ツクネイモ、自然薯、長芋などが含まれます。ここでは入手しやすい長芋を使っていますが、その他の品種でも同様に冷凍や調理ができます。
【山芋のバター醤油ステーキレシピ】ビールにぴったり!
山芋を大きくカットして焼くことで、素材の味を余すことなく楽しめます。にんにくがガツンと効いたバター醤油味のステーキは、ビールやハイボールにぴったり!
〈材料(2人分)〉
A
- みりん…大さじ2
- 醤油…大さじ1と1/2
〈作り方〉
- 山芋は皮をむいて1cm厚さの輪切りにし、塩・こしょうをふる。にんにくは薄切りにする。
- フライパンにバターを入れて中火で溶かし、❶を焼く。焼き色が付いたら裏返し、両面に焼き色が付いたらAを回し入れ、煮絡める。
※にんにくは焦げるようなら途中で取り出す
【山芋のふわふわ焼きレシピ】居酒屋で定番のふわとろ食感を自宅で!
居酒屋で定番の山芋料理といえばこれ! 店ではスキレットなどで提供されることが多いですが、フライパンでも作ることができます。桜えびの香ばしい風味がアクセント!
〈材料(4枚分)〉
- 山芋(長芋)…200g
A
- 小麦粉…50g
- 塩・こしょう…各少々
- 桜えび…大さじ3
- サラダ油…小さじ2
- マヨネーズ・ソース・青ねぎ(小口切り)…各適量
〈作り方〉
- 山芋は皮ごとすりおろし、A・桜えびを加えて混ぜる。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、❶を流し入れ、7~8cm大の円形になるよう広げる。
- 焼き色が付いたら裏返し、両面に焼き色が付いたら器に盛り、好みでマヨネーズ・ソースをかけ、青ねぎをちらす。
【山芋のわさび漬けレシピ】さっぱり日本酒のお供に!
山芋をたたいて和えるだけ! あっという間にできあがる漬け物です。材料はポリ袋に入れて和えるので、洗い物も少なくて済みます。さっぱりした味わいは、日本酒によく合う!
〈材料(2人分)〉
- 山芋(長芋)…300g
A
- 白だし…大さじ1と1/2
- わさび…小さじ2
〈作り方〉
- 山芋は皮をむいてポリ袋に入れ、すりこぎやめん棒でたたく。
- ❶の袋にAを加え、袋の上から手で揉む。
※ポリ袋に入れたまま、冷蔵庫で15分ほど置くと味がなじむ - 器に盛り、好みでわさび適量(分量外)を添える。
【山芋のチーズ焼きレシピ】とろ〜りチーズがワインによく合う
山芋にツナ、トマトケチャップ、チーズをのせたピザ感覚で楽しめるメニュー。オーブントースターで焼くだけで手軽に作れます。ツナの旨みとチーズのコクが濃厚な洋風メニューは、ワインが進みそう!
〈材料(2人分)〉
- 山芋(長芋)…200g
- ツナ缶(油漬け)…小1缶(約70g)
A
- マヨネーズ…大さじ3
- 塩・こしょう…各少々
- トマトケチャップ…適量
- ピザ用チーズ…30g
〈作り方〉
- 山芋は皮をむいて1cm厚さの半月切りにする。
- ボウルに❶、ツナ缶を汁ごと入れ、Aを加えて混ぜ、耐熱皿に入れる。
- ❷にトマトケチャップをかけ、ピザ用チーズをのせ、オーブントースターで焼き色が付くまで(200℃で5分が目安)焼く。
【山芋のフライドポテトレシピ】ホクホク食感が美味しい!
山芋を皮ごと素揚げして作る、風味のいいフライドポテトは、最強のビールのお供。のり塩で味付けすれば、食べ進める手が止まりません! フライパンで多めの油で揚げ焼きすれば簡単です。
〈材料(2人分)〉
- 山芋(長芋)…300g
- 揚げ油…適量
A
- 青のり…小さじ1/2
- 塩・こしょう…各少々
〈作り方〉
- 山芋はよく洗い、ひげ根をのぞいて皮付きのまま1.5cm角×7~8cm長さの棒状に切る。
- フライパンに深さ1.5〜2㎝の揚げ油を入れて中火で熱し、❶を揚げ焼きにする。竹串をさしてスーッと通るくらいになったら強火にし、周りがカリッとしたら取り出す。
- 熱いうちにバットに広げ、Aを全体にまんべんなくまぶす。
■冷凍した山芋でも作れます!
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