八宝菜のレシピを紹介します。中華料理店で人気の定番おかずを、冷凍シーフードミックスを使って簡単に作りましょう。ご家庭にない材料は省いたり、別のものに置き換えたりしてもOK。野菜をたっぷり食べたい時や、冷蔵庫の余った食材を使い切りたい時にもおすすめです。料理研究家の吉田瑞子先生に教えてもらいました。
八宝菜のレシピ
彩り豊かで食欲をそそられる八宝菜のレシピです。具材はお好きなものでOKですが、肉、葉物野菜、根菜、果菜類、きのこ類などをバランスよく入れると旨みたっぷりで、食感にも変化が出るのでおすすめです! オイスターソースなしでも、本格的な味に仕上がります。

〈材料(2人分)〉
- シーフードミックス(冷凍)…150g
- 豚こま切れ肉…100g
- 塩・こしょう…各少々
- 白菜…200g(大きめの葉の場合約2枚)
- にんじん…1/4本
- 長ねぎ…1/2本
- きくらげ(乾燥)…3g(水で戻して20g)
- 絹さや…6枚
- うずら卵水煮…6個
- 生姜(千切り)…1かけ分
- サラダ油…小さじ3
A
- 水…1/4カップ
- 醤油…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- 顆粒鶏がらスープの素…小さじ1/2
- 塩・こしょう…各少々
- 水溶き片栗粉…水小さじ4+片栗粉小さじ2
- ごま油…少々
〈作り方〉
1 シーフードミックスを解凍する

ボウルに3%濃度の塩水を作り、シーフードミックスを入れ、30分~1時間ほどつけて解凍する。ザルにあげ、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
■詳しいシーフードミックスの解凍方法はこちら!
2 きくらげを戻し、野菜を切る

きくらげは袋の表示時間通りに水で戻してから、石づきを取り、大きいものは半分に切る。白菜は葉と芯に分けて、葉は5~6cm大のざく切り、芯はそぎ切りにし太いものは縦半分に切る。にんじんは5mm幅の半月切りに、長ねぎは1cm厚さの斜め切りにする。
〈POINT〉
葉物野菜(白菜、キャベツ、小松菜)、根菜(にんじん、大根)、果菜類(絹さや、アスパラ、ピーマン)など、使う野菜にバリエーションを持たせると、味や食感に変化が出て楽しい一品に。
3 豚肉を切る

豚肉は3~4cm大に切り、塩・こしょうをふる。
4 絹さやをゆでる

絹さやはヘタと筋を取り除いてから、塩少々(分量外)を加えた熱湯で色よくゆで、冷水に取って水気をきっておく。
■詳しい絹さやのゆで方はこちら!
5 シーフードミックスを炒める

フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、1を炒める。イカの透明感がなくなり、切り込みが開いてきたら一度すべて取り出す。
6 豚肉を炒める

5のフライパンにサラダ油小さじ1を入れて中火で熱し、生姜を加えて炒める。香りが立ったら、3を加えて色が変わるまで炒める。
7 野菜を加えてさらに炒める

豚肉に火が通ったら、2のにんじん・白菜の芯を順に加えて炒める。白菜の芯がしんなりしたら、長ねぎ・きくらげ・白菜の葉を順に加えてさっと炒め、混ぜ合わせたAを加える。
〈POINT〉
Aの調味料は事前に計量して混ぜ合わせておくことで、スムーズに調味できる。
8 すべての具材を混ぜ、とろみをつける

沸騰したら、5を戻し入れ、4・水気をきったうずら卵水煮を加えてひと煮立ちさせる。一度火を止め、水溶き片栗粉を加える。再び中火にかけ、混ぜながらとろみをつけ、ごま油を回し入れる。
9 八宝菜の完成!

器に盛ったら、八宝菜の完成!
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八宝菜の保存方法
八宝菜は、冷蔵保存が可能です。多めに作って冷蔵庫に入れておけば、すぐに食べられて便利!

【保存方法】
清潔な保存容器に入れ、ふたをして冷蔵庫で保存する。2~3日間保存可能。
※うずら卵水煮は、電子レンジで加熱すると爆発する可能性がある。冷蔵保存した八宝菜を電子レンジで温め直す場合は、うずら卵水煮を除いてから加熱する。







