料理の彩りに使うことの多い絹さや(さやえんどう)。絹さやはあまり日持ちしない野菜で、冷蔵庫で保存しておくと2〜3日でしなっとしてしまいます。そのため、保存するなら冷凍保存がおすすめです。少量ずつ使えて便利な冷凍保存テクニックを紹介します。
【絹さやの冷凍】1分ゆでて保存!
絹さやは生のまま冷凍すると食感が悪くなるため、下ゆでしてから冷凍しましょう。その後、冷水でしめることで食感をキープすることができます。
【保存方法】
1 筋とヘタを取る
ヘタの部分をつまみ、さやの直線側(豆が入っている方)に折り、そのままゆっくりと引っ張って筋を取る。途中で筋が切れてしまった場合は、絹さやの先端側から同じようにゆっくりと引っ張って筋を取る。
2 フライパンで1分ゆでる
フライパンに1㎝くらいの水を入れ、1%の塩を加えて加熱する。沸騰したら絹さやをフライパンに入れ、1分強ゆでる。
3 冷水で色止めをする
絹さやをざるにあげる。すぐに冷水に入れ、冷たくなるまで浸しておく。
※夏場は氷水を使用してください。
4 ラップで包み、冷凍用保存袋に入れる
絹さやが冷めたら、キッチンペーパーで水気を拭き取る。ラップを広げ、絹さやを重ならないように並べて包み、さらに冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。この方法で約1ヵ月保存可能。
【解凍方法】
料理の彩りに使う場合:凍った状態の絹さやに熱湯をかけて解凍。お好みの大きさにカットし、そのまま料理の彩りとして使う。
煮物などの加熱調理に使う場合:鍋で一緒に煮込む場合は、他の食材がほぼ煮えた状態で、凍ったままの絹さやを加え、1分ほど煮る。下ゆでをしているので調理時間も短くてOK。