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【白菜の冷凍保存方法】そのまま使えるレシピもご紹介!

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冷凍白菜を寄せ鍋に加えている写真(サイズ:640×390) 写真

白菜は、購入しても新鮮なうちになかなか食べきれない食材のひとつ。冷凍しようと思っても「冷凍白菜は水が出て、歯ざわりが悪い」という説も気になり…。

そこで今回は白菜の冷凍方法と美味い食べ方を、食品の冷凍に詳しい料理研究家、吉田瑞子先生に聞きました!

【白菜の冷凍方法】食べやすく切って冷凍するだけ!

1 白菜を洗って切る

切った白菜2種類の写真

白菜はよく洗ってから切ります。炒めものや鍋に使う予定なら3〜5cm幅のざく切り、味噌汁や漬物にするなら1cm幅くらいの細切りが使いやすいでしょう。

2 水気を拭き取り、冷凍用保存袋に入れる

冷凍用保存袋に入れた白菜の写真

ペーパータオルなどで水気を拭き取ってから冷凍用保存袋に入れて、空気を抜くように袋の口を閉じ、冷凍します。1/4株ならMサイズの冷凍用保存袋2枚に収まります。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

※生のまま冷凍して大丈夫なの? という方はこちら

【冷凍白菜の解凍①】凍ったまま鍋や味噌汁に

白菜を味噌汁に加えている写真

生のままざく切りで冷凍した白菜は、鍋料理や味噌汁に凍ったまま加えてOK。冷凍したことによって細胞が壊れているので、早く火が通り、味が染み込みやすくなっています。さっと煮るだけで美味しく仕上がりますよ。

【冷凍白菜の解凍②】炒めものに使うなら、とろみをつけて

炒めものに冷凍白菜を加えている写真

炒めものにするときは、にんじんなどかたい野菜の火が通ったタイミングで、凍ったままの白菜を加えて。解凍されると水分が出て全体が水っぽくなるので、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけましょう。

【冷凍白菜の解凍③】冷蔵庫解凍して、漬物や小鉢に

白菜の水気を絞っている写真、白菜キムチの写真

冷蔵庫で自然解凍し、水気をしっかり絞ります。漬物のような食感になるので、塩少々をまぶせば浅漬け風、キムチの素であえれば即席キムチに。ゴマ和えや、サバみそ煮缶と和えて小鉢にするのもおすすめです。

【コレも便利!】炒めてから冷凍すれば、食感がキープできる

少々手間ですが、白菜はサラダ油で炒めてから冷凍すると、冷凍前と後の食感の変化が少なくて済みます。白菜がしんなりするまで炒めたらよく冷まし、使いやすい量ずつラップに包んで、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能です。使うときは鍋やフライパンに凍ったまま投入して加熱調理を。煮浸しなどにも使っても、炒め油の油分はほとんど気になりません。

【豆知識】生のまま冷凍して、大丈夫なの?

一般的に野菜の冷凍は、ブランチング(下ゆでしたり、蒸したりする加熱調理のこと)してから冷凍します。ブランチングには、野菜内の酵素を失活させることで酸化や変色を防ぐ目的や、食感を保つ狙いがあります。生での冷凍は、加熱してから冷凍したものに比べて食感の変化が大きいので、その食感を生かした料理に使いましょう。

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