最近、「いももち」を作る人が増加中! 人気の秘密はもっちり食感と、じゃがいもと片栗粉だけで作れる手軽さ。今回はポリ袋を使って、さらに簡単に作れるレシピを紹介します。冷凍しておけば、おやつに朝食に大活躍。チーズ入りやみたらしだれなどのアレンジも必見です!
ポリ袋で作る「いももち」レシピ。キッチンも手も汚れない!
●材料(12個分)
- じゃがいも…中3個(約360g)
- 片栗粉…大さじ6(約54g)
- 水…100ml
- 塩…小さじ1/4
●準備するもの
厚手のポリ袋、麺棒
1 じゃがいもを電子レンジで加熱する
じゃがいもは皮をむいて1cm厚さのいちょう切りにし、水洗いして水気をきり、耐熱ボウルに入れる。分量の水を加え、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で約7分、火が通ってやわらかくなるまで加熱する。軽く混ぜて1〜2分おき、水分をなじませる。
2 ポリ袋に入れ、麺棒で押し潰す
じゃがいもを水気とともに厚手のポリ袋に移し、熱いうちに麺棒を袋の上から押し付けるようにして潰す。
ある程度つぶれたら麺棒を転がしながら押し、まんべんなく潰す。
●調理のポイント
麺棒の代わりにじゃがいもの加熱で使った耐熱ボウルの底を使ってつぶしても。
3 袋の中で生地をこね、棒状に丸める
②に片栗粉、塩を加え、全体になじんでなめらかな生地になるまで袋ごと手でこねる。袋の底部分に生地をまとめ、円筒形(直径5cm×長さ20cmが目安)になるようととのえる。
4 袋を開き、包丁で輪切りにする
袋の底部分以外を切り開き、袋の上で12等分に輪切りにする。
●調理のポイント
生地はまず長さを半分に切り、さらにその半分に切り、最後に各3等分にするときれいに12等分になる。
5 フライパンで焼く
フライパンにサラダ油(適量・分量外)を入れて中火で熱し、生地を並べる。ふたをして両面が色づくまで裏表3分ずつ焼く。
●調理のポイント
ふたをして片栗粉にしっかり火を入れることで、いももち特有のもっちり感が出る。
6 器に盛って完成!
やさしい塩気と焼けた香ばしさで、そのままでおいしくいただけます。たれなどのアレンジ方法は記事の後半でご紹介。
いももちの冷凍保存方法
フライパンで焼いた「いももち」は、あら熱が取れたら1個ずつラップに包む。冷凍用保存袋に入れて空気を抜くように口を閉じ、金属製のバットにのせて冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。食べるときは、電子レンジ(600W)で1個につき1分30秒ほど加熱する。
「いももち」アレンジレシピ4選
【チーズinいももち】中からチーズがとろ〜り
※上記に記載の「いももち」レシピ工程④(生地を切るところ)まで作る。
生地1個分で、ピザ用チーズ(シュレッドタイプ)大さじ1を包み、形をととのえる(好みの個数分作る)。フライパンにサラダ油適量を熱し、生地を入れてふたをし、裏表3分ずつ焼いて器に盛る。チーズははみ出たところがカリカリ香ばしい。また、チーズは生地に混ぜ込んでも、生地を裏に返したとき上にのせてもOK。
【みたらしだれいももち】みんな大好きな甘辛味!
※上記に記載の「いももち」レシピ工程④(生地を切るところ)まで作る。
小鍋に水100ml、醤油大さじ1、砂糖大さじ2、片栗粉小さじ1と1/2を入れて火にかけ、沸騰してとろみがつくまで混ぜる。フライパンにサラダ油適量を中火で熱し、「いももち」の生地6個を入れてふたをし、裏表3分ずつ焼いて器に盛り、たれをかける。
【コーンバター醤油いももち】生地の中にコーンがたっぷり!
※上記に記載の「いももち」レシピ工程②(生地の材料を混ぜるところ)まで作る。
汁を切ったホールコーン缶(※)1/2カップ(約90g)を混ぜ、「いももち」レシピの手順③〜⑤と同様に生地を作って焼く。焼き上がりに醤油小さじ2を入れてからめ、器に盛りバター適量をのせる。
※同量の冷凍コーン(コーンカーネル)を解凍したものでも作れます
【トッポギ風いももち】辛味のあるたれがクセになる!
※上記に記載の「いももち」レシピ工程④(生地を切るところ)まで作る。
耐熱容器にコチュジャン、砂糖各大さじ2、醤油、鶏ガラスープの素各小さじ1、水大さじ3を入れて混ぜ、ラップはかけずに電子レンジ(600W)で1分30秒ほど加熱し混ぜる。フライパンにサラダ油適量を中火で熱し、「いももち」の生地6個を入れてふたをし、裏表3分ずつ焼いて器に盛り、たれをかける。