【ハンバーグの冷凍】生で? 焼いてから? ベストな方法をプロが検証!

2019.2.19
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当サイトで主婦の方に「冷凍しておくと便利な料理」をアンケートしたところ、ハンバーグが断トツの1位(41.8%)に。ただ、その冷凍法はというと、〝生〟派と〝焼いてから〟派に分かれ、どちらがよいのか迷うところ。そこで、料理研究家の中村美穂先生に両方を検証してもらい、ベストな冷凍法を提案してもらいました。

【結論】「焼いてから冷凍」の方が美味しい!

ハンバーグの断面写真1/ハンバーグの断面写真2

まずは、ハンバーグを生(タネ)のまま冷凍したもの、タネを焼いてから冷凍したものを用意。それぞれを解凍・調理して食べ比べてみました。

結果は、焼いてから冷凍したハンバーグの方が、口の中に肉汁が広がり、肉質もやわらかくてジューシーでした。中村先生によると、焼いてから冷凍した方が品質の劣化が少ないのと、生のまま冷凍したものは十分に火を通す必要があり、その過程で肉汁が流れたり、加熱しすぎて肉が硬くなったりしやすいので、焼いてから冷凍した方が美味しいとのこと。

また、焼いてから冷凍したものは、食べるときは電子レンジで加熱するだけなので簡単。冷凍保存期間も、生だと約2週間なのに対し、焼いたものは約1ヵ月と長くもつのもうれしいですね。

【ハンバーグの冷凍】料理家のおすすめ、焼いて冷凍する方法

1 焼いたハンバーグを1個ずつラップに包む。

ラップでハンバーグを包む写真

ハンバーグのタネは焼いてから冷まし、1個ずつラップに包む。食べるときにラップのまま電子レンジで加熱することを考えてふんわり包むが、とじ目はしっかり閉じる。

2 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜くようにして口を閉じる。

保存袋に入れたハンバーグの写真

ラップに包んだハンバーグを冷凍用保存袋に入れ、空気を抜くように口を閉じる。金属製のバットにのせて冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

3 食べるときは、凍ったまま電子レンジで加熱する。

耐熱皿に入れた冷凍ハンバーグの写真

ラップのまま凍ったハンバーグを耐熱容器にのせ、600wの電子レンジで1分30秒ほど加熱する。加熱しすぎると肉汁が逃げてパサつくので注意。ラップのとじ目は上にして肉汁が流れるのを防ぐ。

★フライパンで蒸し焼きにしても
ハンバーグ4個はラップを外し、凍ったままフライパンに入れ、水(白ワインでも可)を50ml(フライパンにまんべんなく行き渡る程度)加えて強火にかけ、沸騰したらフタをして弱火で5分ほど加熱する。煮込みハンバーグにする場合などはこの方法が向いている。

4 皿に盛り、お好みのソースをかけて完成。

ハンバーグの写真

温めたハンバーグを皿に盛り、お好みのソースをかけて完成。ラップに残った肉汁はソースに混ぜると美味しい。

【調理のコツ】冷凍前の3つの工夫で、より美味しくなる!

ハンバーグを焼いている写真

① 脂肪分の多いひき肉を使う

ひき肉の脂肪分が多いと、冷凍したものを加熱解凍したときに肉質が硬くなりにくいのと、脂肪が溶けて肉汁となりジューシーに。ひき肉は「赤身」と書かれたものは避け、目で見てなるべく「白い脂肪分」がほどよく混じったものを選んで。

② 焼く途中で割れないように成形する

タネは、サラダ油を塗った手で成形を。肉が手につかず表面がなめらかに仕上がるため、焼いている途中で割れるのを防げる。ハンバーグが割れると、焼くときと冷凍したものを加熱解凍するときの二度に渡り肉汁が出てしまい、パサパサになってしまう。

③ 両面を焼き固めてから蒸し焼きにし、肉汁をキープ

タネを焼くときは、まず中火で両面を焼き固め、フタをして弱火で蒸し焼きにし、火を止めて5分ほど蒸らす。また、途中でタネを動かしすぎると肉汁が出てしまうので注意。

なお、タネは手で混ぜず、ポリ袋に入れて袋ごともむようにして混ぜるとより衛生的です。

今回は、美味しさの点から「焼いてから冷凍」をおすすめしましたが、生のハンバーグを冷凍する方法も、「焼く、冷ますといった手間がない」「すぐに冷凍できる」という利点があり、とりあえずハンバーグのタネを保存しておきたいというときには便利。煮込みハンバーグにするなら加熱時間による劣化もそれほど気にならないはず。

「生のまま冷凍」と「焼いてから冷凍」。状況や用途によって冷凍方法を使い分けるといいですね。

■お弁当に入れるなら、冷凍食品も便利!
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