そら豆の美味しいゆで方は「切れ目を入れて・水少し・2分」!

2019.4.16
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そら豆の素材のイメージカット

そら豆の旬は短く、さやつきがスーパーに並ぶのは春〜初夏だけ。鍋で湯を沸かしてゆでるのが一般的ですが、せっかくの旬の味覚、できるだけ美味しく食べたい! ということで、風味が引き立つゆで方とコツを、野菜ソムリエプロの根本早苗先生に教えていただきました。

そら豆は切れ目を入れて、蒸しゆでで2分が基本!

フライパンの蓋をとったところ

おすすめはフライパンを使って少量の塩水で「蒸しゆで」する方法。湯を沸かす時間が短く済むうえに、そら豆が水っぽくならず、風味が濃く仕上がります。加熱時間の目安は2分。長すぎると食感がやわらかくなり、風味が弱まってしまいます。

さらに、蒸しゆでにする前に皮に切れ目を入れるひと手間を。切れ目から塩水が入って豆に味がしみるとともに、シワなくゆでることができます。食べるときに皮が簡単にむけるのもメリットです。

風味が引き立つ、そら豆のゆで方

【用意するもの】

そら豆5本分(約15粒)あたり

  • 水…60ml
  • 塩…小さじ1/3
【ゆで方】

1 さやから豆を取り出す

さやをひねっているところ

両手でさやを絞るようにひねると取り出しやすい。

2 黒い筋と反対側に浅く切れ目を入れる

そら豆に切れ目を入れるところ

包丁のあごを使って幅1cm、深さ2mmほどの浅い切れ目を入れる。

3 フライパンに水を入れ、沸騰させる

水を沸騰させたところ

4 そら豆と塩を入れ、ふたをして中火で2分蒸しゆでにする

ふたをしようとしているところ

2分たったらひとつ食べてみて、少しかために感じる程度で火を止めると、余熱で食べるときにちょうどよいかたさになる。かたすぎるようなら更に20秒加熱して様子を見る。

※筋が黒色でなく緑色の場合は、豆がやわらかいため1分半を目安にする。

5 ザルにあけ、手早く冷ます

小鉢で高さを出して冷ます

余熱で火が通りすぎると味が落ち、緑色も濁るので、手早くザルにあける。そら豆の隙間を空けて並べ、ザルの底面に小鉢などをおくと空気の流れができて早く冷める。

6 冷めたらできあがり!

薄皮から取り出したところ

皮は包丁で入れた切れ目からするっとむける。薄い塩味がついているため、そら豆本来の甘み・旨みがより引き立つ。

そら豆の冷凍保存方法

そら豆はあまり日持ちしないので、すぐに食べられないときは冷凍しましょう。さやごと冷凍すると、豆が空気に触れず、風味を保ちやすいのでおすすめです。冷凍庫で場所を取って困る場合は、さやから豆を取り出して、豆だけを冷凍しましょう。

①さやごと冷凍する

さやごと冷凍用保存袋に入れる/さやをバットと保冷剤でサンド

【冷凍方法】

さやごと冷凍用保存袋に入れ、袋の口を閉じる。金属製バットに置き、上に保冷剤をのせて冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

【解凍方法】

ラップをせずに600Wの電子レンジで1分加熱。その後さやから豆を取り出して下処理&蒸しゆでにする。

または、凍ったままさやごとアルミホイルに乗せ、オーブントースターで10〜15分、1000W(あるいは目盛り「強」か、200〜250℃設定)で焼いて、塩をふって食べる。さやごと焼くと、内側の白い綿の部分もスプーンですくって食べられる。

トースターで焼いたそら豆

②豆だけを冷凍する

豆だけ冷凍用保存袋に/豆をバットと保冷剤でサンド

【冷凍方法】

さやからそら豆を取り出し、皮に切れ目を入れて冷凍用保存袋に入れ、袋の口を閉じる。金属製バットに置き、上に保冷剤をのせて冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

【解凍方法】

この記事で紹介している方法「フライパンで蒸し茹で」で、ゆで時間は3分にする。皮に切れ目を入れてあるので、凍ったまま蒸しゆでできる。

【豆知識】生のまま冷凍して、大丈夫なの?

野菜の冷凍は、ブランチング(下ゆでしたり、蒸したりする加熱調理のこと)してから冷凍することもありますが、これは野菜内の酵素を失活させて変色を防ぐため。でも、1ヵ月程度で使いきるなら生で冷凍しても大丈夫です。ただし、食べるときは必ず加熱調理してください。

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