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のびない、くっつかない! ひんやり冷たい「そうめん弁当」のコツ

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ひと口サイズに丸めて薄切りきゅうりで仕切ったそうめん弁当、トッピ ング具材を入れた容器、つゆを入れた容器を組み合わせた写真

暑くなってきたこの時期、そうめん弁当を持っていく人が急増中。今回は、弁当箱に詰めてものびない、くっつかない、ひんやり冷たくいただける「そうめん弁当」のテクニックを、料理研究家の舘野鏡子先生に教えていただきました。

のびない! 「そうめん」のゆで方のコツ

1 表示時間通りにゆで、しっかり洗う

ざるに上げたそうめんを流水でもみ洗いしている写真

そうめんは表示時間通りにゆでます。ざるにあげて流水でしっかりともみ洗いをし、くっつきの原因となるそうめん表面の粉を洗い流します。

2 そうめんを小分けにしてよく水気を絞る

そうめんをフォークにくるくると巻きつけている写真/フォークに巻きつけたそうめんの水気を乾いた手で絞っている写真

ひと口分に小分けしたそうめんをフォークでくるくると巻きつけ、水気を拭いた手でしっかり絞ります。こうすることでそうめんがのびず、絡まりません。水分が十分に切れているため、弁当箱がびちゃびちゃになる心配もありません。

くっつかない! 「そうめん」の詰め方のコツ

きゅうりを仕切りにして弁当箱に詰める

薄切りにしたきゅうりを入れてそうめんの仕切りにしている写真

斜め薄切りにしたきゅうりを仕切りにすることで、そうめん同士のくっつきを防ぎます。水分が切れているため、底にオーブンシートなどを敷く必要はありません。また、弁当箱はしっかりとふたが密閉できるものを使いましょう。

風味・香りをキープ! 「トッピング具材&薬味」選びのコツ

基本は水気が出にくいものを選び、水分の多い野菜を使う場合はしっかり水気を切りましょう。この段階でそうめんの上にトッピングすると水分で傷みやすくなるため、容器を分けるのがおすすめ。同じ弁当箱に入れる場合は、仕切りをした上でシリコンカップやラップを活用するとよいでしょう。

トッピング具材と薬味の写真

トッピングにおすすめの具材&薬味

【錦糸卵】
彩りがよくボリュームもある錦糸卵は、そのままシリコンカップに入れる。
【カニかまぼこ】
細かく裂いて、シリコンカップに入れる。
【あられきゅうり】
シャキシャキ感が残るよう、5mm角のサイコロ状に切ってシリコンカップに入れる。
【小口切りにした長ねぎ】
ラップで包んでにおい移りを防ぐ。
【天かす、刻みのり、ごま】
湿気やすいので、それぞれをラップに包んで湿気防止を。

冷たさ長持ち! 「めんつゆ」のコツ

めんつゆ200mlを入れて半冷凍したペットボトルの写真

めんつゆは朝のお弁当作りと同時に冷凍庫へ。冷凍用のペットボトルに好みの濃さに希釈しためんつゆ200ml(1人分につき)を入れ、冷凍庫で1時間ほど冷凍して“半冷凍”に。2~3割凍るので、4時間ほど経った昼時にはほどよく溶けてひんやり冷たい状態になります。

しっかり保冷! 「そうめん弁当」の持参テクニック

保冷バッグにそうめんそ入れた容器、トッピング具材を入れた容器、ペットボトルに入れて半冷凍にしためんつゆを入れたところに、保冷剤を入れようとしている写真

そうめん弁当は保冷バックに入れて持参しましょう。バッグの底に弁当箱、トッピング容器を詰め、それぞれの上に保冷剤をのせます。半冷凍にしためんつゆのペットボトルも一緒に 詰めることで保冷剤代わりになります。また、上にタオルをかぶせると保冷剤やめんつゆが溶けるときの水滴を吸い取ってくれます。

お昼までひんやり! 「そうめん弁当」いただきます

簡易コップにめんつゆを注ぎ、中でそうめんをほぐす写真

簡易コップなどにめんつゆを注ぎ、中でそうめんをほぐしながらいただきます。ペットボトルや簡易コップは処分しやすいのもポイントです。

おうちで楽しむ「めんつゆアレンジ」

夏の間はリピート必至のそうめんですが、いつも同じ「めんつゆ」の味に飽きてしまうこともありますよね。舘野先生おすすめのめんつゆアレンジを紹介します。

「梅つゆ」程よい酸味が食欲をそそる

「梅つゆ」と器に盛ったそうめんの写真

作り方

梅干しは種を除いて包丁で粗く刻み、好みの濃さに希釈しためんつゆと混ぜ合わせる。

「韓国風めんつゆ」ピリリとした辛さがクセになる

「韓国風めんつゆ」と器に盛ったそうめんの写真

作り方

好みの濃さに希釈しためんつゆにコチュジャン、ごま油を入れて混ぜ合わせる。

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