「とうもろこしの天ぷら」の作り方を紹介します。難しいと思われがちなメニューですが、「オーブンシート」を使えばきれいな形の天ぷらが簡単にできるので、初心者さんにもおすすめです。揚げた後の冷凍保存方法も解説します。
【とうもろこしの天ぷら】「オーブンシート」で失敗しない作り方
材料(2人分)
- とうもろこし…1本(300g※可食部150g)
- 薄力粉…大さじ2
- 塩…少々
- 水…大さじ1と1/2
- 揚げ油…適量
準備するもの
- フライパン(少し深めのもの推奨)…1つ
- オーブンシート(10㎝×10㎝に切る)…4枚
- スプーン(大)…1本
- 計量スプーン(大さじ)…1本
- 網じゃくし(もしくはフライ返し)…1本
- 菜箸…1膳
- 揚げ網…1枚
■ 冷凍食品でも作れます!
作り方
1 とうもろこしは皮をむいて両端を切り落とす
とうもろこしは皮をむいて洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭きとる。包丁で両端を切り落とす。
2 包丁の先で、実に切れ目を入れる
とうもろこしの表面に包丁の先を滑らせるように、1列ずつすべての実に切れ目を入れる。これによって揚げたときに破裂しづらくなる。
3 半分に切り、芯に沿って実をそぐ
半分に切ったとうもろこしを立て、芯と実の間に包丁を入れるように実をそぎ落とす。
4 水気を拭きとりながら実をほぐす
そいだ実をキッチンペーパーにのせ、みずけをとりながらほぐす。
5 薄力粉を加えてよく混ぜる
薄力粉を加え、スプーンで全体によく絡める。
6 塩と水を加えて混ぜ合わせる
塩、水を加えて全体をよく混ぜ合わせる。ねっとりとした粘りが出て、揚げても崩れにくくなる。
7 オーブンシートにタネをのせて成形する
⑥のタネを1つ分(大さじ2と1/2)ずつオーブンシートにのせる。丸く形成し、約1.5㎝厚さにならす。
8 油を170℃に熱し、オーブンシートごとタネを揚げる
油を2〜3cm(タネが浸かる目安)フライパンに注ぎ、170℃に熱する。網じゃくし(またはフライ返し)を使い、タネをオーブンシートごとそっと入れる。油の温度が下がらないよう、1度に入れるのは2個まで。
■油は必ず中温(170℃)に!
菜箸を熱した油の中に入れ、菜箸の周りから小さい泡がフツフツと湧き出てくるのが170℃の目安。170℃より高温でも低温でも上手に揚がらないので、必ず守ること。
9 裏返してオーブンシートを取り除く
1分ほど揚げ、網じゃくし(もしくはフライ返し)と菜箸を使って裏返し、オーブンシートを取り除く。オーブンシートはスッとはがれる。
10 30秒ほど揚げたら網に上げる
30秒ほど揚げて全体にうっすら焦げ目がついたら、網に上げて油を切る。
とうもろこしの天ぷらの完成!
オーブンシートを使うことで、形が崩れずきれいに仕上がります。サクサクした衣の食感と、プチプチしたとうもろこしの甘みが絶妙。夏のごちそうです!
冷凍コーンを使った天ぷらの作り方(2人分)
- 冷凍コーン150gを商品の表記通りに解凍し、キッチンペーパーで水気を拭きとってボウルに入れる。
- ❶に薄力粉大さじ2を入れ、よく絡める。
- ❷に塩少々、水大さじ1を加え、よく混ぜ合わせる。
以降は、生のとうもろこしの作り方と同様に作る。
【とうもろこしの天ぷら】保存は「冷凍」がおすすめ
とうもろこしの天ぷらは、冷凍保存することで揚げたての「サクサク」食感を保つことができます。冷凍庫で約2週間保存可能。揚げ物は手間がかかるので、一度にたくさん作って保存しておくと便利ですよ。
冷凍方法
1つずつアルミホイルで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍する。
解凍方法(2個あたり)
オーブントースターで3分ほど加熱し、途中で裏返してさらに3分加熱する。
◼とうもろこしをレンジで加熱するテクニックをご紹介しています
◼とうもろこしの保存方法もチェック!