気がつくと、きんぴらごぼう一択になりがちなごぼう料理。そこでマンネリ解消にもなる、ごぼうと豚肉のしぐれ煮風やサラダ、甘辛炒めなど、ごぼうを使ったおかずの人気レシピを料理研究家の吉田瑞子先生が紹介します。料理はすべて作り置き可能です。
【ごぼうと豚肉のしぐれ煮風レシピ】和のほっとする味わい
牛肉で作ることの多いしぐれ煮ですが、リーズナブルな豚肉で作るのもおすすめ。甘辛い味付けと生姜の風味がごぼうの味わいを引き立てます。しっかりした味付けで冷めても美味しいのでお弁当にもぴったり！
〈材料（2人分）〉
- ごぼう…1本（約120g）
- 生姜…1かけ
- 豚バラ薄切り肉…100g
- 塩・こしょう…各少々
A
- だし汁…1/2カップ
- 醤油…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 砂糖…大さじ1/2
〈作り方〉
- ごぼうはたわしで皮をこすってよく洗い、ささがきにする。切ったものから水にさらし、すべて切り終わったらザルにあげる。生姜は千切りにする。
- 豚肉は3～4cm長さに切り、塩・こしょうをふる。
- 鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったら❶、❷を加え、弱火で7分ほど煮る。
■ささがきの基本はこちら！
【ごぼうの唐揚げレシピ】食べ進める手が止まらない！
サクサク食感が美味しいおつまみにもぴったりのメニュー。ごぼうは下味を付けることで、しっかり味がしみ込みます。唐揚げは多めの油で揚げ焼きすれば簡単です。
〈材料（2人分）〉
- ごぼう…1本（約120g）
A
- 醤油…小さじ2
- みりん…小さじ2
- 生姜（すりおろし）…1かけ分
- 塩・こしょう…各少々
- 片栗粉…適量
- サラダ油…適量
〈作り方〉
- ごぼうはたわしで皮をこすってよく洗い、6～7cmの長さに切ってから縦に4つ割りにする。切ったものから水にさらし、すべて切り終わったらザルにあげる。
- バットにAを入れて混ぜ、❶を10分ほど漬ける。
- ❷の汁気をきって片栗粉をまぶす。
- フライパンにサラダ油を多めに入れて中火で熱し、❸をときどき返しながら5分ほど揚げ焼きにする。
【ごぼうサラダのレシピ】野菜がたっぷり食べられる！
ごぼうをマヨネーズで和えた定番メニュー。にんじんときゅうりを加えることで、彩りもきれいに仕上がります。ごぼうは食感が残るようにゆでるのがポイント。
〈材料（2人分）〉
- ごぼう…1本（約120g）
- にんじん…1/4本
- きゅうり…1/2本
A
- マヨネーズ…大さじ2
- レモン汁…小さじ1
- 塩・粗挽き黒こしょう…各少々
〈作り方〉
- ごぼうはたわしで皮をこすってよく洗い、細切りにする。切ったものから酢水適量（分量外）にさらす。にんじんは細切りにする。すべて切り終わったらごぼうはザルにあげる。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々（分量外）を加え、❶をゆでる。ゆで時間が2分ほどたったらザルにあげる。
- きゅうりは細切りにする。
- ボウルにAを入れて混ぜ、❷、❸を加えてさっと和える。
【ごぼうの甘辛炒めレシピ】繰り返し作りたくなる！
メイン食材はごぼうだけの簡単おかず。ごぼうの風味に甘辛い味付けがよく合い、やみつきになる味わいで、ごはんが進むこと間違いなし！手軽に調理できるので、何度も繰り返し作りたくなります。
〈材料（2人分）〉
- ごぼう…1本（約120g）
- 片栗粉…適量
- ごま油…大さじ2
A
- 酒…大さじ1
- 醤油…小さじ2
- みりん…小さじ2
- 砂糖…小さじ1
- いりごま（白）
〈作り方〉
- ごぼうはたわしで皮をこすってよく洗い、乱切りにする。切ったものから水にさらし、すべて切り終わったらザルにあげ、片栗粉をまぶす。
- フライパンにごま油を入れて中火で熱し、❶を炒める。
- 8分ほど炒めたらAを加え、煮絡める。
- 器に盛り、ごまをふる。
ごぼうのおかずは作り置きできます！
今回、紹介したごぼうのおかずは、すべて作り置きができます。多めに作って冷蔵庫に入れておけば、「献立にあと一品足りない」など、副菜が欲しいときに便利！
【保存方法】
おかずは冷ましてから、清潔な保存容器に入れる。ふたをして冷蔵庫で保存する。3〜4日間（ごぼうサラダは2日間）保存可能。
※ごぼうサラダ以外のおかずは、耐熱性の冷凍用保存容器に入れれば、冷凍することもできる。1食分ずつ容器に入れ、ふたをして冷凍すれば、1カ月程度保存可能。食べるときは電子レンジで解凍・加熱し、温め直してから食べる。
■ごぼうの冷凍方法はこちら！
■こちらもチェック！
