【簡単ふわふわ蒸しパン】レンジでなくフライパンを使うのが食感のカギ!

2021.6.17
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蒸しパンの完成写真

電子レンジでも簡単に作れて、子どものおやつにもぴったりな蒸しパン。しかしプロに検証してもらったところ、実は電子レンジで加熱すると生地が膨らまなかったり、かたくなってしまったりすることが分かりました。
そこで今回は、料理家の小田真規子先生おすすめの「フライパンを使った蒸しパンレシピ」を紹介します。ふわふわ感を損ないにくい、冷凍方法と解凍方法も教えてもらいました。

ふわふわに仕上げたいなら、プロのおすすめはレンジよりフライパン!

蒸しパンの完成写真

蒸しパンをふわふわにするためには、生地に絶えず蒸気を当て続けながら加熱することが重要です。電子レンジは手軽な方法として選ばれがちですが、生地に含まれる水分を振動させて発生する摩擦熱で加熱するため、水分が飛びやすいところが難点。また、水を皿に張って加熱したとしても、蒸気が生地全体に当たりにくいという性質もあります。これらが原因で、加熱ムラがおきたり、かたくなったりしてしまうんです

とはいえ蒸し器は扱いにくく、お手入れも面倒なもの。その点、フライパンなら扱いも簡単。十分な水を張り、ふたをするだけで、しっかり蒸気を当て続けながら加熱できるので、ふわふわに仕上げることができます

【レシピ】ホットケーキミックスとフライパンで簡単ふわふわに。冷凍もOK!

電子レンジではなくフライパンを使って、ふわふわな蒸しパンを作る方法を解説します。冷凍してもふわふわ感を損ないにくいので、作りおきにも向いています。

材料(100mlサイズの型7個分)
  • 卵…1個
  • 牛乳…100ml
  • 砂糖…大さじ3
  • プレーンヨーグルト…大さじ2
  • ホットケーキミックス…150g
  • サラダ油…大さじ2
用意するもの
  • マフィンカップ(100mlサイズ)…7個
  • 耐熱型(100mlサイズ)…7個 ※ココット、陶器製の湯吞みや茶碗などでも代用可能
  • フライパン(直径26㎝)
  • ボウル
  • 泡だて器
作り方

1 卵をほぐし、牛乳・砂糖・ヨーグルトをよく混ぜる

卵・牛乳・砂糖・ヨーグルトの撹拌写真

卵をボウルに入れ、軽くほぐす。続いて牛乳・砂糖・ヨーグルトを加え、泡だて器で全体を混ぜ合わせる。

【ふわふわにするポイント】ヨーグルトを使う

ヨーグルトの粘性により生地の形が保ちやすくなるため、時間が経ってもふわふわ食感が続く。さらにヨーグルトは保水性も高く、生地から水分が飛びにくいので、冷凍後のパサつきを軽減できる。

【ふわふわにするポイント】砂糖を加える

砂糖を加えることで、砂糖の吸収・保水効果によりふわふわな食感が長持ちする。

2 ホットケーキミックスとサラダ油を加えてさらによく混ぜる

ホットケーキミックス・サラダ油を加えて攪拌している写真

1にホットケーキミックスとサラダ油を加え、ダマがなくなるまで泡だて器でしっかりと混ぜる。約10分おいて生地をなじませる。

【ふわふわにするポイント】サラダ油を使う

固形油脂のバターは冷えるとかたくなるため、サラダ油を使うのがおすすめ。サラダ油を使うと軽くてふわっとした食感になる。また、冷凍する場合も、固形油脂のバターよりもサラダ油の方が、品質が変わりにくく味を損ないにくい。

3 耐熱型にマフィンカップを入れ、生地を流し込む

生地を流し込んでいる

耐熱容器を7個用意し、100mlサイズのマフィンカップを入れ、生地を流し込む。1個当たりの生地の量は、マフィンカップの6分目までが目安。

【ふわふわにするポイント】小さめの容器で作る

小さい容器に入れて蒸すことで、蒸気がしっかりと生地全体に当たり、ムラなく安定して加熱できるため、ふわふわに仕上がる。

4 フライパンで水を沸騰させ、薄手の布巾を敷いた上に並べる

生地を入れた容器を並べている写真

フライパン(直径26㎝)に水200ml(分量外)を入れて沸かす。沸騰したら一旦火を止め、薄手の布巾を敷き、3を並べる。

POINT

加熱途中に容器が動いて割れる可能性があるので、容器を安定させるために布巾を敷く。

5 フタをして中火で10分蒸す

フタをして蒸している写真

途中でフタを開けてみて、水がなくなっているようであれば、100ml程度足す。

6 耐熱型からマフィンカップだけ取り出し、粗熱をとる

粗熱をとっている写真

ケーキクーラー(ザルでも代用可)の上にのせ、粗熱をとる。

POINT

粗熱をとる際に皿を使うと、底面に蒸気がたまり、ベタつく原因に。ケーキクーラーやザルなど蒸気が底面から逃げやすいものを使う。

【蒸しパンの冷凍方法】乾燥を防いでふわふわ感をキープ

蒸しパンは乾燥しやすいので、食べきれない分はすぐに保存しましょう。常温保存や冷蔵保存よりも、日持ちもして臭い移りが少ない冷凍保存がおすすめです。保存期間は約1ヵ月。

1 蒸しパンを1個ずつラップで包む

ラップで包んだ蒸しパンの写真

乾燥するとパサついてしまいふわふわ感が損なわれるため、なるべく空気に触れないように、まとめてではなく1個ずつラップで包む。

POINT

蒸気がこもると生地がベタついてしまうので、しっかり冷ましてからラップで包む。

2 冷凍保存用袋にまとめて入れて、冷凍庫へ

冷凍用保存袋に入れた蒸しパンの写真

袋に詰めすぎると、つぶれてしまう原因になるので、袋には余裕を持たせる。

【蒸しパンの解凍方法】水で湿らせたペーパータオルを被せてレンチン

冷凍した蒸しパンを解凍するときは電子レンジを使ってOK。水分を補ってふわふわ感を復活させる解凍テクを紹介します。

1 ラップを外し、耐熱皿に並べる

皿に並べた蒸しパンの写真

蒸しパン同士の間隔は、なるべくあけるようにして並べる。

POINT

数が多いと加熱ムラが起きやすく、ふわふわになりにくいので、一度に温めるのは3個までにする。

2 水で軽く湿らせたペーパータオルを被せ、ふんわりとラップをして電子レンジで加熱する

ペーパタオルを被せ、ラップをした蒸しパンの写真

まずペーパータオルを水で湿らせて、水が滴らない程度に軽く絞る。蒸しパン全体を覆うように被せる。さらにラップで皿の中心部分を大きく膨らませるようにふんわりと覆い、電子レンジ(500W)で加熱解凍する。時間の目安は次の通り。

1個…40秒
2個…1分
3個…1分20秒

POINT

加熱解凍する際に水分が足りないと、加熱後に冷めたとき、すぐにかたくなりやすい。水で軽く湿らせたペーパータオルで覆うことで、発生した水蒸気が蒸しパンにしっかり当たり、かたくなるのを防げる。また、ラップはぴったり覆うのではなく、大きく膨らませて覆うことで、蒸気を蒸しパン全体に行きわたらせることができる。

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