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【うどん】市販・ゆでた後・生のうどんの冷凍テク。保存期間も解説

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たくさん買いすぎてしまった市販のゆでうどんや、ゆですぎて余ってしまった乾麺、お土産でもらった生うどんなど、うどんが余ったときは、冷凍することが可能です! うどんは、ポイントさえおさえれば美味しく冷凍・解凍できます。今回は料理研究家の吉田瑞子先生に、市販のゆでうどん・ゆでた乾麺・生うどんの冷凍方法を教えてもらいました!

うどんの保存期間は?

ざるうどんの写真

冷凍したうどんの保存期間はゆでる前、ゆでた後に関わらず、約1ヵ月。冷凍焼けの原因となる乾燥や酸化を防ぐため、冷凍用保存袋に入れ、しっかり空気を抜いてから保存しましょう。解凍する時は、自然解凍・流水解凍はNG。うどんの主成分であるでんぷんが固まったままなので、ボソボソとした食感の原因に。凍ったまますばやくゆでることが、食感をキープするポイントです。

【うどんの冷凍①】市販のゆでうどんは、袋のまま保存でOK!

市販のゆでうどんは、未開封なら袋のまま冷凍できます。冷凍しても食感はあまり変わらないので、すぐ食べない場合は冷凍保存がおすすめ。

【冷凍方法】

ゆでうどんを保存袋に入れている写真

個包装のゆでうどんを、袋のまま冷凍用保存袋に入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

【うどんの冷凍②】乾麺をゆでて余った場合は、小分け保存が便利

ゆでて余ってしまった乾麺のうどんも、冷凍保存が可能。ラップで小分けに包んで冷凍しておけば、好きな分だけ解凍できて便利です。

【冷凍方法】

1 1食分ずつ小分けし、ラップで包む

ゆでた乾麺をラップで包んでいる写真

うどんを1食分(約170g)ずつ小分けし、平らにしてラップでぴったりと包む。

2 冷凍用保存袋に入れて冷凍する

ゆでた乾麺を保存袋に入れている写真

冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

【うどんの冷凍③】生うどんは、打ち粉を落とすことがポイント

手打ち麺などの生うどんは、開封すると乾燥しやすく、意外と日持ちしない場合も。開封後に一度に食べきれないのであれば、早めに冷凍しましょう。

【冷凍方法】

1 うどんについている打ち粉(強力粉)を軽く落とす

生うどんの打ち粉を落としている写真

ニオイ移りを防ぐため、うどんについた打ち粉(強力粉)を軽く落とす。

2 1食分ずつ小分けし、ラップで包む

生うどんを1食分ずつラップで包んでいる写真

うどんを1食分ずつ小分けし、平らにしてラップでぴったりと包む。

3 冷凍用保存袋に入れて冷凍する

生うどんを保存袋に入れている写真

冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

POINT

生うどんは、商品によってゆで時間が大きく異なるため、冷凍用保存袋にゆで時間を書いておくと安心。

【冷凍したうどんの解凍】凍ったままゆでて食感キープ!

冷凍したうどんは、凍ったままゆでればもちもちした食感に。市販のゆでうどんと、ゆでて余った乾麺のうどんは、電子レンジでも解凍できます。

【解凍方法】

凍ったままのうどんを鍋に入れている写真

冷凍した「市販のゆでうどん」の場合

鍋にたっぷりの湯を中火で沸かし、凍ったままゆでうどんを入れ、麺がほぐれるまでゆでる。
もしくは凍ったままのゆでうどんを袋から取り出して耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをして1食分(約180g)につき、電子レンジ(500W)で3分〜3分30秒熱くなるまで加熱する。

冷凍した「ゆでて余った乾麺のうどん」の場合

鍋にたっぷりの湯を沸かし、凍ったままうどんを入れ、1食分(約170g)につき約1分15秒ゆでる。
もしくは凍ったままのうどんをラップから外して耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをして1食分(約170g)につき、電子レンジ(500W)で約3分熱くなるまで加熱する。

冷凍した「生うどん」の場合

鍋にたっぷりの湯を中火で沸かし、凍ったままの生うどんを入れ、パッケージ表記の時間+1分ゆでる。

POINT

自然解凍・流水解凍は、主成分であるでんぷんが固まり、うどんにコシがなく、ボソボソとした食感になるので避けること。

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