みかんジャムの作り方を紹介します。みかんジャムは皮ごとジャムにするとほろ苦さと食感が楽しめ、皮なしで作ると甘く、食べやすい味わいに。電子レンジで手軽に作れて、みかんの大量消費にもぴったりな2つのレシピを、野菜ソムリエの根本早苗先生に教えてもらいました。
【皮ごとみかんジャムのレシピ】皮のほろ苦さと食感が◎
電子レンジで作る、皮ごとみかんジャムのレシピを紹介します。オレンジで作るマーマレードと異なり、皮をゆでこぼしたり、皮の白い部分を取りのぞいたりする必要がないので、とっても簡単です!
〈材料(作りやすい分量)〉
〈POINT〉
みかんは、2SやSサイズなどの小さいものを選んで。Mサイズ以上のものは、薄皮が厚く、食べたときに口に残る場合も。
〈作り方〉
1 みかんはヘタを切り落とす
ヘタとその周辺は食べられないので切り落とす。
2 皮ごと細かく刻む
みかんを皮ごと縦に六つ割りにしてから、2mm幅に切る。
〈POINT〉
薄皮ごとジャムに使う。もし種がある場合は、取りのぞく。
3 耐熱ボウルに刻んだみかん・グラニュー糖・レモン汁を入れて混ぜる
耐熱ボウルに2・グラニュー糖・レモン汁を入れ、ゴムベラなどでしっかり混ぜ、なじませる。
〈POINT〉
グラニュー糖は使用するみかんの重量の40%の量になるよう調整すること。
4 電子レンジで3分加熱する
ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱する。
5 取り出して混ぜ、電子レンジでさらに4分加熱する
取り出してゴムベラなどで全体を混ぜ、今度はラップをせずに電子レンジ(600W)でさらに4分加熱する。
〈POINT〉
耐熱ボウルは熱くなっているので、取り出すときは火傷に注意。水分を飛ばすため、2回目はラップをせずに加熱すること。
6 皮ごとみかんジャムの完成!
全体がとろりとしたら、みかんジャムの完成!
〈POINT〉
水分が残っているようなら追加で1分ずつ加熱し、様子を見る。ただし、みかんジャムは冷めるととろみが出てくるので、加熱しすぎないように。
パンに塗ったり、ヨーグルトに入れたりして食べる。
【皮なしみかんジャムのレシピ】甘くて、子どもも食べやすい!
みかんジャムの皮なしバージョンのレシピを紹介します。皮なしなら、苦味がなく、子どもも食べやすい味わいに。大きめに切って果肉感を残すとgood!
〈材料(作りやすい分量)〉
〈POINT〉
みかんは小さいサイズのものを選んで。Mサイズ以上のものは、薄皮が厚く、食べたときに口に残る場合も。
〈作り方〉
1 みかんを切る
みかんは皮をむいて房ごとに分け、半分に切る。
〈POINT〉
薄皮ごとジャムに使う。もし種がある場合は、取りのぞく。
2 耐熱ボウルに刻んだみかん・グラニュー糖・レモン汁を入れて混ぜる
耐熱ボウルに1・グラニュー糖・レモン汁を入れ、ゴムベラなどでしっかり混ぜ、なじませる。
〈POINT〉
グラニュー糖は使用するみかんの重量の40%の量になるよう調整すること。
3 電子レンジで2分加熱する
ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱する。
4 取り出して混ぜ、電子レンジでさらに4分加熱する
取り出してゴムベラなどで全体を混ぜ、今度はラップをせずに電子レンジ(600W)でさらに4分加熱する。
〈POINT〉
耐熱ボウルは熱くなっているので、取り出すときは火傷に注意。水分を飛ばすため、 2回目はラップをせずに加熱すること。
5 皮なしみかんジャムの完成!
みかんジャムがとろりとしたら完成!
〈POINT〉
水分が残っているようなら追加で1分ずつ加熱し、様子を見る。ただし、みかんジャムは冷めるととろみが出てくるので、加熱しすぎないように。
パンに塗ったり、ヨーグルトに入れたりして食べる。
【みかんジャムの保存】冷蔵庫で2週間、冷凍庫で1ヵ月保存可能
【冷蔵方法】
熱湯消毒したガラス瓶にできたてのみかんジャムを入れ、冷めたら冷蔵庫に入れる。冷蔵庫で約2週間保存可能。
【冷凍方法】
小さめの冷凍用保存容器に小分けにして入れ、ふたをして冷凍する。冷凍庫で約1ヵ月保存可能。
【解凍方法/使い方】
冷蔵庫で解凍してから使う。みかんジャムは糖度が高いため冷凍しても凍りにくく、トーストに塗ったり、ヨーグルトに加えたりして食べても美味しい。
■ジャムの冷凍方法についてはこちら!
■みかんの保存方法についてはこちら!